2011年06月25日

本末転倒!

最近話題の尽きない「罹災証明の提示をすれば高速道路の使用がタダになる」

市町村が停電だけの理由で罹災証明を発行すべきか否か?の議論はもちろんあるが、その議論はあえてこの場ではしない。根本に関わる問題を指摘する。

本日、以下の場面に遭遇した。

午後水沢ICから盛岡南ICまで乗った。通常なら35分程度である。
ところが、出口の盛岡南ICでは本線まで車がはみ出し、あとゲートまで700mまでに15分を要した。

そして帰り。出口の水沢IC付近でまたもや渋滞。ゲートまで500mで8分を要す。

聞いた話では盛岡ICでは出口2kmで渋滞、そこからゲートまで1時間!を要した例もあるとのこと。

間違いなくこの現象は罹災証明を持った車が高速道路に溢れた結果である。

高速道路は時間短縮をお金で買うわけであるから、罹災証明を貰わずに通常料金を払って高速道路を運転している人には不利益となる。

追突や接触の危険性もある状況で、1時間も路肩で待たせられることが、被災地の支援になるのか?


「罹災」要件の判断を自治体に任せれば、拡大解釈で可能になる改正法案の内容。
停電だけで罹災になるのかと疑問を持った自治体も、隣の町で罹災証明出しているのになんでオラほの町はださねーのか!と住民に言われればダメとは言えない役所の弱み。

そもそもIC出口の設計は有料という前提から大量に車を捌けない構造になっているから、ゲートで滞留すれば路肩にはみ出るのは必定。こんなところで事故に遭ったら誰が責任を負うのか?救急車両が1時間も待たせれることになったらどうなるのか?

結論は、
制度設計の根本がまるっきりなってない! 
こんな想像力のないザルの法案を通したのは誰か!

ということである。


明日の日曜は、この現象がますます過大になることは必至。間違いなく社会問題化するでしょう。

私は、週末1000円にも疑問を呈したが、今回のはさらに酷い。

真の被災地支援に何が必要か?どうすれば社会全体で支えられるか?
これらの本質を忘れてしまうとこんなことになる。

高速無料化がいかに非効率であったのか、今回の事象で証明されたことになる。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☀| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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