2011年03月08日

答弁で姿勢が分かる

現在、予算特別委員会の審議が続いています。

昨日は保健福祉部と医療局。
本日は商工労働観光部の審議があり各々の部局審査で質問をしました。

保健福祉部と医療局は先の代表質問で得た答弁を元にさらに問題を掘り下げて

1 将来の政策医療を担う県組織の一元化について

2 一関市で来年度(といってもすぐ四月から)始める地域包括支援センターを軸にした医療と介護の連携について

らを主にして質問しました。

これらの問題提起は過去数度にわたり特別委員会で継続してきたもので、当局との共通認識が進んでる感があり、今回は一関市が積極的な取り組みを始めたことも加わって、少しづつではありますがモノが進展している実感を感ずることができる答弁の内容でありました。特に保健福祉部の意識が上がってきたように覚えるのは私だけではありますまい。課題を認識しつつ前に進もうとしている姿勢が答弁で伝わってきます。


かたや、雇用と企業誘致を担当する部局。

質問は雇用問題と企業誘致について。

当局の答弁のトーンが、我々は良く頑張っている風の言い訳に近い余韻が残ってしまうのは、思うように任せない実績がそうさせるのか・・・情報を正しく把握し、戦略を常に練り直す工夫の跡が見えにくい。

実績が上がっていないのは何に原因があるか、問題点の掘り下げを部局内でどの程度やっているかどうか、そこが問題であって、結果だけで私は判断するつもりはない。答弁を聞いていて、どこかで縮こまっていて、失敗を恐れず思い切った前広く仕掛ける姿勢が感じられないのが寂しい。このようなことでは地域間競争の勝者になることはできないし、せっかくの県庁の有能な集団が使い切れていないもどかしさだけが残ってしまうのです。

奮起を期待します。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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