今回は富山県と石川県。
富山市の「コンパクトシティの取り組みについて」
富山県の「とやまブランド戦略と定住・交流促進について」
南栃市の「舞台芸術特区TOGAの取り組みについて」
石川県の「金沢競馬の取り組みについて」
を視察です。
てっきり空路で富山入りかと思いきや全工程鉄路で移動。
東北新幹線→上越新幹線→北越急行ほくほく線→北陸本線で富山入り
地理には幾分自信のあった私ですが「ほくほく線」は知りませんでした。
越後湯沢から直江津までの区間ですが、調べましたら曰くつきの路線でありまして、完工するまでに多年を要し、最終的には当時の内閣総理大臣田中角栄氏が第三セクターで運営することで道筋をつけたようです。
現在、狭軌の鉄道では最高速度160kmを走る「はくたか号」が運行しております。↓
しかし、私達が乗った当日は雨風

富山市のコンパクトシティの取り組みは全国的にも有名になっており、全国からの視察日数も200日を越えるという話で、頂いた資料もブラッシュアップされて大変わかりやすい資料でありました。
一言でいえば鉄軌道を中心に公共交通を再活用&活性化させることにより、」まちづくりをコンパクトに誘導させる行政策
一番に感銘を受けのは、行政がこれでよかろう!という上から目線でコンクリート(固定)させる政策ではなく、公共交通を手段として市民や民間企業を誘導させる、また、その政策には二次展開、三次展開を予感させる厚みを感じ取る政策であること。
行政施策は、現世利益ではなく未来に向けたビジョンを市民と共有するものでなくてはならない。を痛感させられた次第です。
全国初の本格的ライトレール。本当は乗る予定でしたが列車の遅れで乗ることが出来ませんでした。
ライトレールはドイツやフランスなどヨーロッパで数多く採用されており、CO2削減の切り札ともなっています。