2010年09月30日

与党と野党

議決は議員に課せられている最も思い責任です。

私たちは「地域政党いわて」を結成以来、議決に際し、十分な議論を尽くすように心掛けています。

執行部からの提案根拠が十分かどうかを判断するため、議決する以前に審議が尽くす必要があれば先例にとらわれない議会運営のあるべき姿を主張しています。事実、先の副知事や教育委員の選任にあたり、議会運営委員会でそのような場面を及川幹事長が創出しました。


私は地方議会が二元代表制であることを踏まえれば、それは当然の行動だと考えます。

議員は首長(県でいえば知事)と別の選挙で選ばれた住民の代表でありますから、執行機関の監視や条例の制定などに努めなければならない職にあるのです。

而して、議員は議決にあたっては相当の姿勢で臨まなければならないのは言うものがなです。


国会は議院内閣制でありますから、多数を取った政党が内閣を構成する仕組みになっていますので与党と野党が存在します。

しかし、地方議会は強力な権限(人事権、予算提案権、予算執行権など)を持つ首長を住民が直接投票で選び、その権限が逸脱や独善になるのを防ぐために議会が存在する二元代表制を採用しています。ゆえに国会でいうところの与党と野党は存在しません。


今までは住民の行政への要求が経済の発展により予算規模の拡大で応えられてきました。そこで議員は有権者は利益還元の仲介者という位置づけでほぼ役目を満たされてきました。しかし、今の時代はそれを許すような環境ではありません。議会の権能を活かすことに照らした活動が議員に求められています。

議会運営委員会視察で他県でこんな例がありました。過半数を占めている会派しか説明に出向かない。賛成してくれれば執行部はそれで用は足すのでしょうが、これでは二元代表制を理解していない対応です。岩手県はそんなことは一切ありませんが、今後、執行部が賛成を求める場合、現実的対応として与党と野党を自ら選別する可能性もゼロとは言えないでしょう。

議員が議会の権能を活かすのは当然として、執行部側にも議決結果だけでなく議論の経過を重視することの理解を深めていくことを議員が議論を展開するなかで誘導する必要があるのかもしれません。
posted by 飯沢ただし at 18:08| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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