【千厩酒のくら交流施設 東蔵で行われた発表会 予想外の80名の聴衆に学生も緊張気味】
東京都西新宿にある工学院大学の学生さんが夏季演習として与えられた課題は
1.歴史文化資源が豊富に残る千厩の中心市街地、その魅力は何かを、わかりやすくまとめ、魅力を活かすための課題、魅力を活かしたまちづくりの提案をして下さい。
2.1の提案とあわせて、その整備活用の具体的な提案をして下さい。
@ 横屋酒造・佐藤家住宅
A 中心市街地の歩道
Bその他、チームのお気に入りの資源
について2人一組の5チームが各々の課題を発表しました。
若い学生の目から見た千厩のまちは我々がいつも見過ごしている点を鋭くついているものもあり、興味深く聞きました。
酒造りで名を馳せた千厩だから、酒を飲めるまちで再興しましょうや〜というユニークな発想や、蔵を活用したカフェをつくったらとか、スタンプラリーをもっと綿密に活用することによって千厩の町資源を再認識させたら等々
時間も限られていましたので、内容の精度は置いといて・・・
異なる視点でまちづくりについて提案を受けること事態に大きな意義があったと私は思います。
学生や教授との交流により、地域の人たちが新たなアクションを起こすいい動機付けになったと感じます。
工学院大学は大東町摺沢に縁のある建築家小原友輔氏と関わりがあると伺い、このようなご縁を大切にして今後は毎年このような発表会と交流会を続けていただきたいと周囲からも同意の声が出ていましたから、実現してほしいものです。
それにしても指導教官である後藤治教授から摺沢の横屋蔵群は一級品との言葉を頂き、あんどん祭りで好評を得た蔵町通りの再評価を何らかの形で起こさねばと思った次第です。