【長野といえば諏訪湖、長野県男女共同参画センターは立地条件から岡谷市にあります】
今年は長野県で計4ヶ所を視察。
この議連視察のいいところは民間会社の優れたところ(特にワークライフバランスの取り組み)を訪問できるところです。特別委員会でも企業視察はありますが、議連というお堅くない組織で訪問するせいか、企業の本音を聞きだせるメリットがあります。
今回訪れた4ヶ所のうち民間会社は2ヶ所。
上田市のマツモトケンシ社と松本市の愛澤病院。
愛澤病院はここ10年で急性期対応病院に特化して医師の招聘策にもきめ細かい対応で、発展している病院です。女性医師のために院内保育所を整備運営し、医師の勤務時間にも本人の希望を踏まえているとのこと。
世の中これだけ医師不足の中で、集まる病院になぜ集まるのか話を伺って、時代の要請に沿ったリクルートの仕方を垣間見ることができました。
それだけではなく院長先生の患者側にたった経営理念が明確で、病院の存在意義が一本の筋が通っていること。これなしに医師は集まらないと伺い、本件の県立病院の状況と照らし合わせ、公営病院と私立病院の経営形態の違いはあれ、参考になることは多々ありました。
「責任者がツインタワーではうまくいきません。」
断言されたときには背筋がザワッとなりました。
ワークライフバランスにしろポジティヴアクションにしろ、社内で大きな変革を起こすにはトップリーダーの決断ひとつと改めて拝聴し、わが身のことを振り返るにつけ反省しきりです。