【話題の中田横浜市長もパネリストとして参加】
横浜市でローカルマニフェスト推進議員連盟の総会とマニフェストサミット2009が開催され、私も参加してきました。
今回の集会で一番関心を引いたのは、松沢神奈川県知事の地方分権の進捗と道州制に関しての発言。
1)知事会の中でも道州制の導入には意見が分かれるところ
2)その中でも半ば強引に賛成知事らをグループを編成し、各政党に 分権に関してマニフェストに盛り込むよう要請したところ
3)道州制は分権改革の第一関門。霞が関権限一極集中システムを壊すには道州制の導入が最短の近道
3)に関して、そんな裏事情があるとは今まで知り得ませんでした。
それだけ、現在の官僚支配体制が地方分権の実現にはだかっているということです。今日までの地方公共団体と呼ばれた地方自治体が分権推進委員会で地方政府を目指すと掛声をかけても、掛声でけで終わってしまうことになります。
道州制の具体的内容についてはともかく、自己責任自己決定の行政システムに移行しなくては、いつまで経っても他人に依存する行政から脱却出来ません。この実現無くして政治自体も箱の中の利権争いに終わってしまいます。
今回の総選挙は政権選択の選挙と言われてますが、政権選択という形而上の問題に捉われることなく、選挙民は政党が地方分権に関して責任ある政策が盛られているか、やる気があるか、しっかりとその点も見定めるよう私も情報提供に努めたい思います。