今日まで医療に関しては県立病院が医療提供の柱であった本県の特異性から県医療局が医療行政までも担ってきた部分が多かったが、本来は保健福祉部が担うべきものであり、今回は保健所が会を主催しているのが特徴である。
両磐医療圏においても5月20日(水)に開催された。
私もオブザーバーとして傍聴したが、会の進め方には問題があると感じた。
本来の懇談会の設置目的は「これからの地域医療をどのようして住民との協力を得て守っていくか」のはずであったのに、医療局と保健福祉部が併せて現状報告に予定された会議の三分の二を費やし、一般市民代表には最後に一言だけ意見を述べさせただけ。
他の二次医療圏での懇談会でも同様の会の持ち方であるようで、花北二次医療圏に至っては新聞報道によると
北上市長と遠野市長が大いに会の持ち方について疑問を呈し、懇談会自体成立しなかったとのこと。
首長の立場として極めて妥当な発言であり、県に対して概して遠慮気味な市町村が県に対して堂々と意見を申し述べたことに敬意を表したい。
県が地域医療をどのようにして守っていくかの方針も示されないままでは何のたの懇談会であるのかわからなくなってしまう。
第一回目の懇談会ということで大目に見る部分もあるが、県が医師の不足や財源の不足の説明会的に利用するような懇談会の進め方をするようであれば、達増知事が掲げた希望創造プラン「地域医療を守る」は完全に絵空事ということになろう。
もちろん、私は6月議会の一般質問でこの点は追求させて頂く。
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