2009年04月25日

危機感の浸透力

県立5地域診療センターの4月無床化に伴う「地域診療センター等懇談会」が23日(金)が一関市花泉町が最初に始まった。


私もオブザーバーとして懇談会に参加した。来週の27日(月)に行われる花巻市大迫町の懇談会には「政和・社民クラブ」がタウンミィーティングを開催した地区でもあるので会派議員が全員参加する予定である。


参加した達増知事は住民からの質問に対して、積極的に率先して答えていた点には評価したい。

知事は岩手全体の医療崩壊を防ぐためには診療センターの無床化が不可欠で、また苦渋の判断であったことを重ねて説明をした。さらに、今回説明をするポイントとして地域の医療を守る決め手は地域住民にあることを強調した。


それに対して住民側の意見はベットがなくなったことの不安の内容の意見であり、県側に対して具体的な代替措置を求めるというよりも、情緒的な訴えが大勢を占めた感がある。


住民側の訴えとあくまで理で応える知事の発言は終始噛み合わず、住民側にとっては今後への展望もはっきりせず不完全燃焼に終わった感じである。せっかく知事が参加するのであるから会の進行の仕方に課題を残したと思う。


知事の説明は県の執行者として理は整然であるが、ベッドを奪われた側の心情にどれだけ具体的に県がその穴埋をする手立てをするのかは説明しきれていない。地域医療も守る決め手が住民側にあると言われても、まだまだ危機感の共有がされていない中ではどれだけの人がその言葉に共感できたであろうか。


医療と福祉が連携することを強調していたが、それなら県側が市町村に対して今までと何を変えるのか何をいつまでにするのか具体像を明らかにしないと住民側が描く将来像も想像すらできない。


まだまだ知事の言うほど、市町村まで包括して何とか医療崩壊の危機を防がなければという危機感が県側にさえ浸透していないのではないか。



知事が自負する「県民皆で支える医療・・協議会」はどのように機能させようとしているのか今は実体像も見えない。


かくゆう私も批判ばかりでは能がない。地元で地域住民が地域医療を守るためにはどうのような行動が必要なのか、さまざまな場面で啓発と行動を共にする覚悟である。






posted by 飯沢ただし at 23:38| 岩手 ☔| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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