【式典で祝辞を述べる私】
彼岸過ぎだというのに小雪がそぼ降る26日に「大原バイパスの一期工事の開通式」が挙行されました。
昭和50年代からこのバイパス計画が持ち上がったのですが、ようやく一部とはいえ開通出来たのは私も感無量です。
残りの区間(七切〜山口間)も予算化されていますので平成24年度を目途に全線開通を目指すことになります。
この事業は国道343号のバイパス化と事実上はなるのですが、県の特段どころか相当な配慮により県道江刺室根線の延長として整備されました。
それも増田知事時代に目玉の事業として展開された「事務一括移譲方式」で採択されて、事業、県の人材を町に派遣、財源を移譲、の3点移譲という画期的な方式でありました。
県としては他の地域でもこの移譲方式を採用して道路の整備等がされた自治体がありましたが、このような劇的な効果を生んだのは大原バイパスが一番と私は勝手に思っております。
国道343号の整備に関しては祝辞の中でも述べましたが、大東地域で渋民地区への路線の切り替えと新笹野田トンネルの実現は今後も残された課題です。これからも陸前高田側とも協力して事を成就しなければならないと強く感じております。