19世紀 朝鮮王朝時代―
貧しい境遇に生まれながら、私利私欲よりも世のため人のために商売を行い、高麗人参貿易で巨財を成して、晩年そのすべてを民のためになげうった歴史上の偉人であり、朝鮮時代最高の大商人 イム・サンオク。
“商道”を追究したその商人哲学と知徳で数々の苦難を乗り越え、奴婢から高位官職にまで上りつめた実在の大商人の波乱万丈の生涯を描いた骨太の感動巨編!
というのが内容であるが、監督がイ・ビョンフンであり、脚本の人も有名な人らしい。
イ・ビョンフンと言えば「宮廷女官 チャングムの誓い」だ。
また同監督の「ホジュン」もはまった作品である。
「商道(サンド)」は文字通り、ビジネスそのものが話に盛り込まれているし、人心掌握術も大変参考になる。
日本の商社みたいな「湾商」「松商」「京商」「柳商」とかという商人集団があって、
「湾商」は人を生かすことを基本としているから→三井物産?
「京商」は組織型で、官僚との関係が深いので→三菱商事?
「松商」は手段を選ばないから→S商事(怖くて書けません・・・)
なんて見てるとかなり面白い。
また、このドラマを見てると、チャングムやホジュンでもそうっだったけれど、朝鮮の身分階級制や科挙制度がいかに厳格なものであったかということがよく判る。
年内には最終回を迎えるので、全部終了したら感想を改めて書きたいと思います。
「商道(サンド)」で残念なのは、チャングムやホジュンで出演していたこの人がいないこと。アドリブかまして笑わせるこの人の存在は凄いです。
いないと気づくこの人の才能ですね。
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はまりますね。
「ホジュン」も面白いです。ぜひご覧下さい。