怪我をして医者から一生歩くことは出来ないと宣告されて、自暴自棄になった話から円盤投げを通じてパラリンピックを目指して現在も頑張っている話まで訥々とした語り口には脚色されていない真実を感じ取ることが出来ました。
中でも奥様から「これからも一緒に生きていこうね。」と励まされたことで前向きに生きていこうと心構えを変えたくだりは流石にグッとくるものがありました。
円盤投げのトレーニングは週4日欠かさず行っているそうですが、何もしなくても両腕の痺れは常時あるのを聞いて、大変な努力と忍耐の賜の結晶が銅メダルになったものと思います。それにつけても、健常者である自分がどれだけの努力をしえいるのかと恥ずかしくなります。
大井さんは還暦過ぎて64歳になるロンドンパラリンピックも挑戦することを決めたそうで。是非とも自分のため家族のために頑張って欲しいと思います。