2008年11月07日

並み大抵ではない努力

昨日は地元の社会福祉法人「室蓬会(しっぽうかい)」の設立10周年記念式典等があり、また、北京パラリンピックの円盤投げで銅メダルを獲得した広野町出身の大井利江さんの記念講演がありました。

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怪我をして医者から一生歩くことは出来ないと宣告されて、自暴自棄になった話から円盤投げを通じてパラリンピックを目指して現在も頑張っている話まで訥々とした語り口には脚色されていない真実を感じ取ることが出来ました。


中でも奥様から「これからも一緒に生きていこうね。」と励まされたことで前向きに生きていこうと心構えを変えたくだりは流石にグッとくるものがありました。


円盤投げのトレーニングは週4日欠かさず行っているそうですが、何もしなくても両腕の痺れは常時あるのを聞いて、大変な努力と忍耐の賜の結晶が銅メダルになったものと思います。それにつけても、健常者である自分がどれだけの努力をしえいるのかと恥ずかしくなります。



大井さんは還暦過ぎて64歳になるロンドンパラリンピックも挑戦することを決めたそうで。是非とも自分のため家族のために頑張って欲しいと思います。
posted by 飯沢ただし at 10:19| 岩手 ☀| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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