【公会堂で行われた会見の様子】
1.競争体系について
1)年間開催数 22開催
現行:22開催
2)開催日程 1開催4日間(日・月)
現行:1開催6日間(土・日・月)
3)レース編成 1日最低9レース
現行:1日11〜10レース
2.賞典費について(賞金体系について)
優勝劣負に基づいた賞典費として、1着賞金を現在よりも大幅に引き上げる。
3.初年度収支見通し
身の丈に合った経営基盤を確立し、徹底した減量経営を実現する。
そのためには現在随意契約をしている主要企業との価格交渉を競馬組合と共同で行うことにより、一層のコスト圧縮が図られる。
ユニシス側は本来であれば以上の3点も守秘義務契約に盛り込んで、組合側との経営計画を作りたい意向であったが、組合側が守秘義務契約を拒否をした上に、3点に関しては文書で返答を求めてきたので、これ以上の交渉を棚上げしたくないユニシス側が折れた格好になった。
組合側が難色を示しているのは3の初年度収支見通しを具体的に示さなかった点。現在のルールでは収支均衡が競馬存続のルールであることから収支見通しが示されないと判断できないということだろう。
しかし、素人目でも考えてみると「売り上げ」はある程度予測はつくが、ユニシス側にとっては現状直接交渉権がない状態でアンダーラインで示したように不可解な高額で契約されている随意契約にメスを入れない限り、どれだけお金がかかるのか分らない状況で「収支」に具体的に踏み込むのは土台無理な話ではないか。とも言える。
そもそも何故今民間委託が叫ばれているのは、現行方式では限界があるのは明らかであることだ。それを十分に踏まえて3について両者が踏み込んで協議していかねばならないと思う。信頼関係さえあればそんなに難しい問題ではない。
このプレスリリースがあった日は、道営ホッカイドウ競馬の「旭川競馬場」の最後の日であった。

【旭川ナイトレース】
北日本で唯一ナイター競馬を行っていた旭川競馬場もコスト縮減の対象となって長い歴史に幕を閉じた。
道営競馬も厳しい経営が続いており、馬産地に直結した公営競馬をどのようにするか国としても頭の痛いところであろう。
地方だけでなく、国全体として競馬事業を根本的に考察する時期にきている。小手先の競馬法改正くらいではダメだ。

