9月17日(水)に県議会の議員連盟「岩手県議会水産議員議員連盟」で陸前高田市の広田湾漁協のエソイシカゲガイの養殖現場を視察してきました。
市場では「石垣貝」として流通しており、おもに寿司ネタとして利用されており、活貝での入荷は広田湾産のみ ということです。
発砲スチロールの丸いタライの砂を三段重ねにして海に入れて養殖するのですが、労働時間もホタテ養殖に比べ短くて労働効率が高い上にに、販売単価が高いとのこと。(おおよそ一個100円)
課題としては、生産量を増やし、知名度を向上させる取り組みが必要という現場の声でした。
実際に食味もしましたが大変美味でありました。
広田湾は気仙川が主に注ぎ込む湾で、エゾイシカゲガイを順調に生育させてくれる大きな要因はまぎれもなく気仙川の水質が養分を含んだ芳醇であるからこそであります。
特に住田町が町をあげて森林整備に長年とりくんでいることが海の恵みを与えてることの大きな要因となっていることは間違いありません。
ここでも水の森と山と海の循環関連が明らかになりました。
当社は花巻で発泡スチロールの製造販売を営んでおります。
10数年前から発泡スチロールでトリガイ等の貝養殖容器を開発し、特許も取得して参りました。
HPにあります貝容器も当社が製造しており、技術的にもほぼ確立できたと考えておりましたところ、震災で大きく状況が変わりました。
当社では、釜石・大船渡・陸前高田湾でのイシカゲ養殖事業で震災復興を図りたいと考えております。
イシガゲ貝を岩手のブランド商品にし、高収入で若者が魅力を感じられる、将来性のある漁業形成をめざしたい。
当社(営業所)も被災してますが、何とか復興させ産地形成するためにお力添えをお願いできませんでしょうか。
0198-46-2811 (F)0198-46-2812
コメントありがとうございます。
御社は超ロング箱の4トン車で有名ですね。
チリ沖地震津波時でもイシカゲ貝養殖が打撃を受け、また今度は東日本大震災津波で壊滅的な被災。
岩手のブランド商品になる一歩手前のところまできていましたのに本当に残念です。三陸復興のために産地形成復活に向けてがんばっていきましょう。
出来る限りのお手伝いをさせて頂きます。