「葉たばこ・地域特産物振興対策議員研究会」の現地調査で西和賀町に来ました。
「西わらび」の特産化に向けた取り組みを「つきざわワラビ園」代表の高橋明さんから説明を頂きました。
・北上市から西の地域の特産物ということから名付けられた「西わらび」は粘り成分が豊富で親しまれてきたが、平成13年から旧湯田町で山菜栽培による農業振興と転作田の有効活用の動きがあり、これに呼応したのがはじまり。
・最初から収穫販売は水田作業の重なることから回避して、観光ワラビ園を目指した。
・収穫まで3年を要する。ワラビは多肥を好み、一反あたり40kgの窒素が必要。一年目は草取りが大変な管理作業…
・10反で収量は300kg。kg約500円位。
県では「西和賀わらび生産販売ネットワーク」の構築を助力していて、持続的な生産販売体制の確立を図っています。
こうした地域の優位性を活かして産業化するのには安定した生産基盤が必要不可欠で、県の出番、役割はこんなところにあると改めて確信しました。
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