令和7年の幕開けです。
今年の元旦は2年ぶりの磐井若水送りに早朝から参加しました。

【後列4人組は一関第一高等学校 昭和55年卒のお馴染みの同級生4人組】
朝方軽い降雪があり、中尊寺に向かう月見坂の様子が気になりましたが大事に至るほどではなくて良かったです。かえって周囲の雪化粧が行事にを盛り上げてくれました。
私の役目は磐井地方の総代役。
お迎えのご挨拶は佐々木邦正中尊寺住職様より頂き、高浜虚子の俳句
去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの
を引用され、今年の心構えを示唆し頂きました。
この句は調べますと昭和25年12月に新春ラジオ放送用に発表したもので、しかも、虚子の住居があった鎌倉の駅でこの句がかかっているのを発見した川端康成が「背骨を電流が流れたような衝撃を受けた」と激賞したそうです。禪の一喝に遭ったようだとも。
「過去、現在、未来と時は流れていくが、私には一本の棒のように貫くべき大切なものがある」
私の生き方に通づるものがあり、この句はこれからも大事に心に留めていきたいと思います。

今年は乙巳の年。60年前の昭和40年にはホンダが初めてF1で優勝を勝ち取った年だそうで、F1参戦二戦目の快挙でした。
私も新しいことに挑戦する年にしたいと心に決めた元旦でした。
読者の皆さん、いつもご愛読いただきありがとうございます。今年も月最低投稿12回をキープしてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。