2025年01月25日

明日から渡欧します。ハンブルグとジュネーブへ

岩手県が当初単独で派遣を予定していた団と同行する形でハンブルグ(ドイツ)のDESYとジュネーブ(スイス)のCERNに視察と関係者へ本県のILCにかける意気込みを伝達するのを目的に議会派遣という形で明日から行ってまいります。

また、IDTの中田議長にも面会し意見交換をする予定となっています。

私は2012年10月に私単独でKEKの協力を得てCERNを訪問していますが、DESYは初めての訪問となります。しかし、あれから13年も経過していることに驚きます。あの当時は遅くても5〜6年後には決定していると思っていました。

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【2012年10月近藤名誉教授と】


欧州における長期大型加速器建設方針が来年の夏ごろに決定されることから、今回のミッションは当然大きな意味を持っています。

今回は議会派遣4名の内、議会団長としての役割もあり、直接意見を申し述べる機会もあります。

しっかり役目を果たしてきます。それまでこのブログ更新はお休みします。帰国後に12年前同様リポートしますので是非楽しみにして下さい。
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2025年01月18日

松川誠氏ご逝去

本日元東山町長松川誠さんの火葬に参列しました。

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享年89歳。

とても悲しいお別れでした。火入れの際、参列者からは「どうもありがとう」の声、男性からは涙、多くの女性から慟哭が漏れました。

松川さんは若くして昭和39年1月に町議会議員になられており、私の祖父武雄とも接点があります(祖父は昭和47年1月まで大東町議)。父忠雄は松川さんとはほぼ同年代なので菅原喜重郎氏との関係で深い関りがありました。そういうご縁で私は県議選に出馬する時の後見人を務めて頂くなど言葉で言い尽くせぬほどの面倒を見て頂きました。

世間一般には毒舌でよく知られていますが、人とのご縁をとても大事にする方で人情家、熱愛家でした。

政治の本質を極めており、折に触れてご示唆を頂戴しました。歴史・文化・芸術・スポーツにも精通しており、残すべきものについては豊富な人脈を駆使して自ら動いて形を残されました。この点は大いに松川さんの本領を発揮された分野だと思います。

時折、一線を越えるギリギリの発言をして、周囲に冷や汗をかかせましたが、実は恥ずかしがり屋で、私のワイフが大東町摺沢で主催したILCの講演会で昼食を用意してますのでどうぞと進めると「昼飯は昨日食ったがらいい」とか、私と会うといつも「よっ!どごがで見たごどのある摺沢の旦那さん」という言い回しをされる方でした。

大東町長の小原伸元さんと同様に親子ほどの年齢差があっても決して上から目線で説教することはなく、大事な話をするときは立場をわきまえる方でした。豪放磊落のように見えて内面は気配りをきっちりしておられました。

松川さん、小原さん、室根の小山寛さん、3首長は皆昭和10年生まれで意思疎通が抜群でした。加えて川崎の千葉荘村長と東山、大東は鉄の結束「砂鉄川連合」で平成の市町村合併時には各々のキャラクターを生かして、特に松川さんの剛腕で現在の一関市合併をリードしたと私は思います。(平泉町を入れられなかったのはかなり残念に思っておられましたが)

同年生まれの伸元さんと寛さんが時を大体同じくして逝去され、この時はちょっとご本人も落ち込んだとみえ、私に「俺より早く死ぬなよ」と予想外の言葉を投げかけられ、私はかなり当惑したことを思い出されます。

昨年の12月末に東京で安治川部屋のパーティーがあり、同席したのが最後になってしまいました。あの太い声の本音トークが聞けなくなるのはとても残念です。

多くの方に愛を降り注がれた松川さん。お疲れ様でした。また大変にお世話になりました。

松川さんから頂いたご温情は私も次の世代につないでいきたいと思います。松川さんが心血注いでこられたILCの実現、新笹ノ田トンネルの実現、引き続き頑張ります。

心からご冥福をお祈り致します。合掌。
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2025年01月15日

ILC講演会@仙台市

昨日、東北ILC推進協議会の主催によるILC講演会が仙台市内で開かれ私も参加しました。講師は米カリフォルニア大学バークレー校の村山斉教授で標題が「ILCが拓く未来」。

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【2025年1月15日 岩手日報朝刊の記事一部】


村山先生はNHKで子ども向けの科学の解説をするほどの人材で、説明が明快。科学と社会の接点と科学の可能性についてとてもわかり易い内容でした。肝心の我が国へのILC誘致への課題として日本国内のキーパーソンの存在について言及されました。私見ですがこれは科学だけに精通してもだめ、政界や経済界にも影響力がある人が理想ではありますが、とりもなおさず何が何でもやり通す!実現させるというパッションを持った人が必要と感じています。

講演時間が若干伸びて予定していた帰りの新幹線に乗れるか不安だったので一本遅らせることに。

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そうしたら仙台市内の神社のどんと祭への行進に遭遇。仙台市内でもこうして若い人達が参加して伝統行事をつないでいることに感激しました。中には女性もいました。


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2025年01月13日

令和7年一関市消防団出初式

本日地元自治体の消防団出初式が挙行され、私も来賓として参列しました。

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「寒風吹きすさぶ中ものかは・・・」と屋外での分列行進を含んだ出初式になるのが通常ですが、会場は昨日20歳を祝う会が開催された一関市Uドームの屋内会場ですべて行われました。

佐藤団長が訓示で@消防体制の強化A団員としての自覚の向上B団員の入団促進の三点を今年の目標に掲げられましたが、屋内会場の開催は大きな変革へのチャレンジと拝察致しました。

佐藤善仁市長が「消防団は市民の宝だ!」と統監告辞で申さましたが、消防団は私はもっと評価されてしかるべきだと常々思っております。ロサンゼルスの山火事の惨禍を見るにつけ、初期消火活動の重要さをつくづく考えさせられます。私も公職の身になって以来、災害現場に駆け付けた例が度々ありますが、常備消防が駆け付ける前にすでに消防団が到着し消火活動に着手しているケースが多く、かなりの確率で火災の最小限化が消防団によって図られていると思います。

私は全国議長会の海外研修でロサンゼルス災害対策局へ行った経験がありますが、消化活動をするのは常備消防と一部の企業のボランティアのみという体制でした。

加えて消防団は水害等の他の災害への対応、イベント等へのサポート、防火安全啓発活動など地域にとっては不可欠な存在です。

しかしながら、団員の減少と高齢化はますます顕著になっている現状では、何らかの時代の流れに沿った改革に挑戦するのことも求められていると感じます。暗中模索の試行の中にいろいろなヒントを見出すこともできるかもしれません。住民の安心安全確保のために挑戦し続けることに私は賛辞を贈りたいと思います。
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2025年01月12日

地域行事の復活

私の住んでいる大東町摺沢地区でコロナ後にしばらく途絶えていた「どんと祭」が復活。

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それも嬉しいことに地元の若者が立ち上がって「何とか摺沢のために少しでもいいから役に立ちたい」との思いからとのこと。
摺沢の住民はとても喜んでくれたと思います。

一関市消防団3分団が協力。大東高校の生徒も甘酒の振る舞いのボランティア。出店も出ました。

ちょっとした集まりでちょっとした会話から普段思っていることや課題などが何気なく交わされることがとってもいい。こうした若者の勇気と行動が地域の連帯を進めていくのです。心から感謝をしたいです。

午後は一関市の「20歳を祝う会」に参加。約800人の参加。その他にご家族がほぼ同数の参加。これだけの人が一堂に会することを考えれば一大イベントです。会は整然と進行してトラブルゼロでした。

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飯沢事務所の所長のお孫さんが参加していたので、自撮りでツーショット。この前まで小学生と思っていましたが、時間の経つのは早い。

前途ある若者がこれから豊かな人生を歩んでいくことを心から祈念致します。
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2025年01月11日

拡大する鳥インフルエンザの脅威

今季3例目の鳥インフルエンザ確認 約40万羽の殺処分 農林水産大臣政務官が来県し対応協議 岩手
【2025年 1月11日 IBC岩手放送 によるストーリー 】

盛岡市の養鶏場で高病原性の疑われる鳥インフルエンザが確認され、約40万羽のニワトリの殺処分が進められています。11日は農林水産大臣政務官が来県し、知事と対応を協議しました。岩手県によりますと、10日に盛岡市の養鶏場から「死んだニワトリが増加している」との報告があり、遺伝子検査の結果、高病原性の可能性が高い鳥インフルエンザと判定されました。これを受け県は採卵用のニワトリ約40万羽の殺処分を進めていています。半径10キロ圏内にある25戸の養鶏場に卵やニワトリの搬出を制限するなどの措置を取っています。

県内の鳥インフルエンザは今シーズン3例目で、殺処分は過去最大規模となったことから庄子賢一農林水産大臣政務官が県庁を訪れ、達増知事と対応を協議しました。県は陸上自衛隊に災害派遣要請を行っているほか、一般会計で6億円の補正予算を専決処分で決定し迅速な対応を進めることにしています。


岩手県総務部から同様の対応策を午前中に知らされました。年始から相次ぐ同事案の対応に県職員の皆さまのご労苦に感謝と敬意を捧げます。
3例目の事案は40万羽と規模が過去最大ということで自衛隊に災害派遣要請をしたとのことで、妥当な措置と思います。それでも処理には1週間程度を要するとのことですので大変な作業です。処理の金額も多額になり、財源が心配になります。

全国でも令和4年時に鳥インフルエンザが大流行した時には及ばないものの政府では警戒を強めています。

令和4年シーズンでは、累計殺処分数1,771万羽のうち462万羽が1月に殺処分されており、1月はまさにトップシーズン。今シーズンも、これ以上発生が拡がらないよう、関係者一丸となった更なる警戒と対策の徹底強化が必要。
【農林水産省のホームページより】


本県はブロイラーの出荷額では全国三位の位置にあり、産業全体にも大きな影響を与えることからこれ以上の拡大は何としても避けたいところです。関係各位のご努力に感謝をしつつ最善の予防策を張ることを望みます。

posted by 飯沢ただし at 22:30| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月10日

新しい家族を迎える日

本日の交賀会は千厩会場にてのみ。開始時間が17時からということで・・・今日の日中を昨年から設定してしていました。

実は昨年からご縁がつながって新しい家族を迎えに仙台空港までワイフと出かけてきました。新しい家族とは・・・ブリンドルのフレンチブルドッグ♀🐶(ちょうど8カ月)です。

まだ新しい環境に慣れていないので、落ち着ついたら皆さんにあらためてご紹介いたします。名前もまだ正式に決めていません。

我が家ではこれもご縁ですでに同じくブリンドルのフレブル♀5歳が先住犬としております。以前アメコカ犬と一緒にいましたが、4年前にアメコカのポム君は虹の橋を渡っており、しばらく女王様体制でした。新参者が来てどのような反応をしていくのか、そちらも楽しみです。

今日は仙台方面の道中はずっと雪降り。挙句にトラック火災で大和IC〜泉IC間が通行止め😵
大和ICは出口は渋滞との情報で古川ICで下車して三沿道を目指す行路に変更。結局約1時間遅れで仙台空港に到着し、受取を完了したのでした。

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話題は変わって、本日の新聞紙上で訃報がありました。

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【1月10日 スポーツニッポン紙より】


伊藤孝雄氏は一関市出身となっていますが、実は旧大東町の摺沢出身。高校も私の先輩で一関一高卒です。

実家は和洋品店の「伊庄」というお店で、お父様と私の祖父が碁打ち仲間の間柄でした。

小学生の頃に初めて真剣に観たNHK大河ドラが「国盗り物語」で伊藤孝雄氏も出演していたこともあり、家族全員で観ていた記憶は鮮明です。

舞台での活躍が多かったようですが、私は一度も観たこともなく、今になってみれば東京在住時代に機会を得るべきでした。

心からご冥福をお祈り致します。
posted by 飯沢ただし at 23:40| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月09日

岩手県立大学へ出前講座

本日は父の28回目の命日でした。昨晩は議員会館に宿泊したため起床後に南に向かって手を合わせました。

午後からは県議会の広報委員会が昨年から取り組んでいる「出前講座」を県立大学で実施のため滝沢市へ向かいました。
「出前講座」は昨年は小学校3校で施行されておりますが、大学は初めてです。(私は昨年オブザーバーで奥州市江刺地内の小学校に参加しました。)

県立大学での対象は総合政策学部の学生142人。市島宗典教授の担当のもと、県議会からの出席議員は7名(当初は8名の予定だったがご家族の不幸があり1名欠席)オブザーバー2名の計9名が参加。意見交換のためのテーマはあらかじめ議員毎に議員の希望で設定されています。7カ所にそれぞれテーマに興味のある学生が一議員に張り付く格好で始まります。時間は25分を2回、学生を都度入れ替えて行い、よって一議員につく学生は20名程度となります。

私が設定したテーマは大学生の政治参加就職についてがテーマ。ワンクールの設定時間が25分と限られているので主に政治参加について時間をかけました。

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地元、滝沢の松本雄士議員は自らフリップを用意して対応していたのを遠目で確認しましたが、進行の仕方は議員それぞれに任されました。今回の出前講座による意見交換会は総合政策学部の政治学の必修コマということでした。

逆に必修ということはそもそも政治学に対して興味が薄い学生もいることを想定して、私からは県民生活と政治がいかに密接にかかわっているかについて県立病院を例に出して冒頭話をして、その後に学生から意見をもらうという形式にしました。

7割は本県出身の学生ということで県民性がでるのか静かに問いかける学生が多かった印象です。12月末に母校の成蹊大学の一年生とも話をする機会がありましたが、共通して今の学生はあまり大きな声を出さないのですね。私は話を進めるとどんどん専門性が高くなり固い方向に行くので注意して話をしましたが、果たしてどうだったか。学生が後に提出するレポートの内容が楽しみです。

事後の感想で、私からは今度は興味のある学生はぜひ県議会に来て実際に議論をしている様子を見にきてほしいと述べました。

県議会ではこれからも児童、生徒、学生への「出前講座」を来年度も予定していますのでどんどん応募してほしいものです。

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👆追加:昨日の様子を1月10日の岩手日報朝刊で取り上げてもらいました。私のコメントも出ています。
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2025年01月07日

年賀状あれこれ

本日で新年会は4日目に突入です。

今日は一関倫理法人会の初モーニングセミナー(新年の誓い)➡初街頭宣伝活動@東大橋➡会社の初ミーティング➡新年交賀会@興田会場➡新年交賀会@平泉会場の日程でした。

本日で松も取れるということで、年賀状の整理を始めました。今年頂いた年賀状をファイルに入れるための準備作業です。私は年賀状の整理ファイルを6年に一度更新をしていて、今日は干支でいうと猪の6年前の年賀状をファイルから取り出しました。

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【取り出した6年前に頂いた年賀状】

こうしてみると6年の月日は短いようで長く、頂いた年賀状の中にはにはすでに他界された方も少なからずおりました。

近年メールやライン等での伝達方法が普及したことや、今年は郵便料金がはがきが63円から85円に値上げになったこともあって今年で年賀状終いの告知をされる方が多く見られます。先日摺沢郵便局に出向いた時に局長からは年賀はがきの取り扱いが約3割減くらいとの話がありました。

確かにこれまで郵便はがきの値段は割高という印象は少なく、年賀状のやり時を始めた小学校3年生頃には官製はがきの値段は7円でした。ほどなく10円に値上がりしましたが、世間では原価意識は大きく働かなかったような印象です。

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【昭和46年正月用の完成お年玉つき年賀はがき】


これから先を考えると年賀状を頂く枚数は増えることはないのですし、取り巻く環境は厳しくなる一方ですが、郵便積極活用派の私としては私の分は年賀状は続けてまいりたいと思います。これは決して年賀状終いの方をディスるものではありませんので誤解のなきように。

今でも頂く年賀状の中にはオリジナル版画等でつくられたものがあります。まさに芸術品ともいえる逸品です。紙の上に踊る絵の具の凹凸がなんとも言えない風味を演出しています。とてもありがたいことだと心から感謝しています。
posted by 飯沢ただし at 22:38| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月04日

暫定税率廃止へ?

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【物流ニッポン 2024年12月17日】


令和7年の予算編成に向けて「103万円の壁」がクローズアップされているが、自民、公明、国民民主の各党は、ガソリン税、軽油引取税の暫定税率分の廃止で一致したとされている。物流ニッポン紙によれば3党の合意文書に廃止の時期は明記されていないが、2026年度の税制改正審議で俎上に載る見通しという。

暫定税率は、都道府県などの道路整備に充てる道路特定財源として、1974年に創設された。その後、道路特定財源は廃止されたが、当分の間接税として存続。軽油引取税に対しては17円10銭が本則分に上乗せされている。

この財源に関連して運輸事業振興助成金という交付金制度がある。

交付金制度は、1976年の税制改正で軽油引取税に暫定税率が導入されたことを受け、1976年に創設。その後も暫定税率に相当する税率の延長に伴い、数字にわたり同制度も延長されてきた。交付総額は1994年度以降はおおむね200憶円で推移。2022年度の交付実績をみると、トラック分は16億円となっている。

この経緯は道路特定財源として軽油に上乗せした分は、道路を作るためですよ。それに、交付金でトラック協会に環境対策の財源を付与しますよ。というカラクリ。要は上乗分を反対できないように巧妙な制度設計をしたということ。

しかし、今や燃料価格激変緩和措置も(石油元売り業者への補填措置)も廃止の方向が決定しており、これだけ燃料が高騰している状況からすればトラック業者は2024年問題への対応と相まって経営は大変厳しくなっていることから3党合意については早期に実行して欲しいというのが本音だろう。

但し、「103万円の壁」の決着次第では私の推察では政治主導で動いているため、行き先がどうなるかは不透明といった印象。

いずれにしても、以前から暫定税率の廃止、石油製品のTax on Tax見直し、納税者にクリアな課税を度々県議会から意見書を上げている立場とすると早期にこの問題については着手を望みたい。
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2025年01月03日

63歳になりました

千厩町千厩字町裏にあった県立千厩病院で生を受け、63年を数えました。

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【寅年63円切手 こんな半端な単位の切手はこれかは新発行されないことでしょう】


本日は早朝からFBやメッセンジャー、メール、ライン等でお祝いの言葉を頂戴しております。この年になってお祝いされるのは恥ずかしい思いも一瞬頭をよぎりますが、やはり嬉しいものです。ありがとうございます。

数字が大きくなると野球選手の背番号も有名どころは厳しくなる一方ですが、今年は格好の選手がおりました。

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今やビッグダディこと新庄選手の阪神在籍ルーキー時は背番号63でした。

今年は新庄氏のチャレンジ精神にならって新しいことに挑戦する年としたいです。(議員の立場からでは敬遠の球にバットを出すことはないですが😃)

それともう一つ。世の中DXが進み、良い意味では効率性が進展していますが、同時に人と人と距離感がさらに顕著になっていることを感じます。人間社会ですからツールに頼らない人間性を新庄選手にも学び、今年はあえて非効率的な人間関係を大事にすることを意識する年にしたいと思います。

読者の皆さま、これからもどうぞよろしくお引き回し下さいますようよろしくお願い申し上げます。

posted by 飯沢ただし at 23:31| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月02日

昭和100年

今年は2025年。昭和がスタートしたのが1925年なのでちょうど昭和100年の年になります。

明治100年の時は記念切手も発行されましたから昭和元年の12月末には同様に発行されるのでしょうか。

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発行の折には是非とも昭和天皇の肖像画をモチーフをすることを切望します。

私が愛して止まない大船渡線が開通して100年になります。大船渡線が開通して摺沢駅が誕生したから我が家も摺沢に居住することになりましたので大船渡線なくして飯澤家の歴史も語れません。

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赤丸で囲ったところが以前の我が家があった場所で、まさに我が家の暮らしは摺沢駅と共にありました。JRの地方路線における単線毎の経営状態が示され、人口減が利用客減に追い込みをかけています。この100年を機にマイレール意識を啓発して存続をアピールしていかねばと考えております。

戦後80年の節目を迎えます。今年は天皇陛下も地方行脚をする予定とのことで、より一層平和についての意識が深まる年になることが期待されます。何より正しい戦後の歴史を学校教育でも社会教育でもあらためて行われることを期待します。

ガメラ誕生60年だそうです。今から思えば大映が生き残りをかけた怪獣映画でした。

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今はなき摺沢銀映でガメラ対ギャオスを観たのが怪獣映画鑑賞の始まりでした。手足の穴からジェット推進(?)で回転して空を飛ぶガメラに感動しました。

2025年は何かと区切りの年。昭和も遠くになりにけり。体験に囚われずリアルかつビジョンを持って対処することが求められる時代ですが、温故知新の精神だけは忘れないようにしたいと胸に刻みたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:42| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月01日

迎春2025

新年明けましておめでとうございます。

令和7年の幕開けです。

今年の元旦は2年ぶりの磐井若水送りに早朝から参加しました。

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【後列4人組は一関第一高等学校 昭和55年卒のお馴染みの同級生4人組】


朝方軽い降雪があり、中尊寺に向かう月見坂の様子が気になりましたが大事に至るほどではなくて良かったです。かえって周囲の雪化粧が行事にを盛り上げてくれました。

私の役目は磐井地方の総代役。

お迎えのご挨拶は佐々木邦正中尊寺住職様より頂き、高浜虚子の俳句

去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの

を引用され、今年の心構えを示唆し頂きました。

この句は調べますと昭和25年12月に新春ラジオ放送用に発表したもので、しかも、虚子の住居があった鎌倉の駅でこの句がかかっているのを発見した川端康成が「背骨を電流が流れたような衝撃を受けた」と激賞したそうです。禪の一喝に遭ったようだとも。

「過去、現在、未来と時は流れていくが、私には一本の棒のように貫くべき大切なものがある」

私の生き方に通づるものがあり、この句はこれからも大事に心に留めていきたいと思います。


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今年は乙巳の年。60年前の昭和40年にはホンダが初めてF1で優勝を勝ち取った年だそうで、F1参戦二戦目の快挙でした。

私も新しいことに挑戦する年にしたいと心に決めた元旦でした。

読者の皆さん、いつもご愛読いただきありがとうございます。今年も月最低投稿12回をキープしてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
posted by 飯沢ただし at 23:46| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする