2024年12月31日

さようなら2024年

今年もあと3時間を切りました。

今年はわが物流業界では2024年問題がスタートし、労働時間が減る分を実質の賃上げを行ったところ、秋には最低賃金の引上げで大幅な人件費増。円安、物価高も相次ぎ(特に燃料高騰!)とてつもない経費高に襲われた一年という印象です。この調子では年明け早々にさらなる運賃交渉が必要になる可能性が大です。

副議長職になって丸一年。議会対応に可能な限り対応した結果、地域の皆さまとの触れ合いの時間が制約されていることを実感しています。しかし、これも与えられた役目ですので任期内の責任は果たしてまいります。

今年も携帯電話で日の目を見なかった画像を表舞台に出して令和6年を振り返ります。ほとんど公務以外の写真です。

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1月。新型コロナ感染症が第五類になって初めてのお正月。各地で新年交賀会が復活しました。写真は川崎町地区での交賀会の様子。踊り手がパフォーマンスがすばらしくバッチリ決まっていたので思わず写真に収めました。

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2月。三井倉庫に勤務していた頃の同僚から自家製の蜂蜜が送られてきました。彼女は養蜂家になって東京のど真ん中(霞が関付近のビルの屋上)で養蜂していると聞きました。そうしているうちに今度は沖縄に家族ともども移住されて現地でも養蜂を継続することになりました。どのような動機かはまだ知りませんが、彼女のセカンドライフに幸あれとお祈り致します。(Facebookと一部記事重複)

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3月。岩手成蹊会の会長に就任したことで成蹊会同窓会の総会に参加。今はなき5号館後に新しい6号館が建設され、そのビルからのワンショット。本館を上から見ることは私が学生時代には不可能でした。全国の支部からの近況報告に熱が入り総会は時間オーバー😖会議の時間は守らないとね。

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4月。閉会中の委員会が開催され、石割桜の桜満開をバックにセルフ撮り。髪の毛に色がついているのは議員25年の証で3月に議会運営委員会室に肖像写真が掛けられるのを機に髪を染めた名残が若干残っていたため。石割桜も老木になってきましたが頑張っています。

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5月。北海道東北議長会議に出席するために函館へ。函館市長は俳優の大泉洋さんの実兄で大泉潤氏。懇親会の祝辞では北海道新幹線の話がメインでした。久々の函館は駅前が再開発されてホテル群が乱立。インバウンド客の増大は国内でしっとりとした和式旅館の付加価値を増すことになりますが庶民価格からはどんどん離れていくことになりそう。

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6月。取引先のご招待で楽天vs巨人戦を観戦。久々の野球観戦でした。肝心の試合内容はお寒い内容でしたが、球場内の購買はすべて電子マネー決済になっていました。今年は縁あってハマスタでも観戦しました。その結果、ベイスターズは日本一に。自分は福男かもしれません😃

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7月。還暦の同級会が延期になっていたのを本年に開催。今回も地元の同級生が3寺への慰霊塔の建立から当日のお世話までフル回転。久々に参加して入れた人もいて大いに盛り上がりました。やはり開催してよかったとの開催後の評判でした。月日が経っても性格は中々変わらないものだと実感。大東中同級生の皆さん、いつまでも元気でお過ごしください。

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8月。東北成蹊会の開催が青森市であり、岩手代表として参加。初めてのねぶた祭りを鑑賞。短い夏を祭に情熱を注ぐ津軽衆の熱気を直に感じました。東北成蹊会は来年は岩手開催の順番。チャグチャグ馬コの日に行う予定です。

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9月。お隣東山町の唐梅舘絵巻祭に参加。以前参加した時は馬に乗ってセリフもある役でしたが、今回は武士装束でもおとなしめの役。コロナ感染症の後遺症でまだ咳き込みがあり、この役で十分でした。しかし、芸能人のファンというのは全国から駆け付けて大したもんだと感心しきりの一日でした。

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10月。工藤議長の計らいで議長代理で佐賀スポーツ大会に岩手代表の来賓として参加。選手と一緒に入場行進もしました。国民体育大会から全国スポーツ大会へと規格が代わって初めての大会。夜の懇親会では達増知事とお隣のテーブルで話題提供を私から積極的に行いました話が盛り上がることは残念ながらなりませんでした😞

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11月。いわて県民クラブ・無所属の会による市町村ヒアリングの月。この写真は釜石市を訪問した時に撮った一枚。麻雀人口も減り続け雀荘経営も楽ではないようです。この看板の色のような鮮やかな大三元をいつかは上がってみたいものです。

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【十両に昇進した安青錦関と 来場所の成績次第では大阪場所には幕内入りも】


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【東山町の後援会の皆さんと安治川親方を囲んで】

12月。東山町松川で夏合宿をすることになった安治川部屋の2周年記念、安青錦(あおにしき)関の関取昇進祝賀会に参加。安治川親方は元関脇安美錦。親方とおかみさん、弟子たちも一生懸命のもてなしでとても好感が持てました。この部屋はこれからどんどん伸びていくでしょう。安青錦関はウクライナ出身の20歳。会ではウクライナ国歌の斉唱もあり、この取り巻くご縁に胸が熱くなりました。

来年も日々精進を重ねて務めを果たして行く所存です。どうぞ叱咤激励をよろしくお願い致します。
posted by 飯沢ただし at 21:18| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月27日

ILC来年が本当にラストチャンス

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【12月19日 岩手日報朝刊1面記事】


まったく機能していない国会議連を当てにしないで自民党の政調内で検討を進めるという記事。気仙沼市の出である小野寺五典氏が政調会長になったことも大きいが、実は前衆議院議員の藤原崇氏から選挙前にこの動きについては私は知らされていて、ILCの要望活動時にも当時の渡海政調会長の御前でこの話が出ていた。

政治家にとって自己の責任意識と人とのつながりを生かすとはこういうこと。この動きはぜひ大事にして実現へとつながることを切望したい。

残念ながら藤原氏は現在前議員で現職ではない。未来へつなげることを予見し行動することもが議員の役目と私は考えるが、返す返すもこの時点で現職でないことが惜しいし悔しい。ところで岩手第3区選出の現職議員はILCに関しての見識も私は知らないし行動もまったく見えない。

この事実を多くの有権者に知らせたい。

ILC実現に関しては来年早々岩手県、岩手県議会、支援団体合同で要望活動を行うことにしており、詳細が明らかになり次第お知らせします。いつも正念場と言いますが、欧州の大型加速器の時期中期計画に対する意見集約の取りまとめが3月末までとなっており、本当に来年は正念場を迎えることとなる。

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【12月23日 河北新報朝刊1面記事】


一方で加速器関連のニュースで厳しい現実。円安、物価高で中小企業も生き残りがかかり、開発どころではないというのが要因と思われるが、何とか自治体の支援策を充実させて踏ん張って頂きたい。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☁| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月26日

残念な話

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【12月26日 河北新報朝刊】


先の9月定例議会で私が所属する文教委員会において県と矢巾町が文部科学省が新しい観点を提示した「共創」という概念で進めていた、来年度開校する盛岡南高校と不来方高校の統合高の新体育館の建設工事契約案件は委員会で委員会日程を追加してまで慎重審査し可決、本会議でも可決したにもかかわらず、契約解除という結果になってしまった。

文教委員会では覚書締結に至るまで経緯や費用負担県2、矢巾町1の算定根拠について委員会で質疑が交わされていたが、最終的には県と矢巾町との協議が事務レベルでは詳細にわたって詰めている状況や開校に向けて準備はいち早く進めるべきだという空気があり、可決に至ったのだが、

ここにきて矢巾町側から今までの経緯については白紙に戻し、ゼロベースで再スタートしたいとの動きがあった。この契約解除という結果になったのはここに大きな要因がある。契約を突然解除された会社には当然迷惑がかかることになる。

矢巾町の言い分は私は直に話をした訳ではないが、議論を積み重ねて覚書まで町長名で署名している事実がある中で、こうした動きに至ったのは何なのか今の時点では理解が難しい。今後県とは別の案件で折衝することもあるだろうが、そうしたリスクを背負った上で判断したのだろうか。

今後の動きとしては決して楽観的になるものは考えられず、逆に損害賠償などの厳しい動きがあるかもしれない。

いずれにしろ生徒たちには迷惑はかけられない。1月の閉会中の常任委員会でこの内容については質疑が交わされる予定となっているが、困った状況になった。
posted by 飯沢ただし at 23:48| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月24日

クリスマスイヴの日

今朝は今年最後の一関倫理法人会のモーニングセミナーに出席のため朝4時起き。
昨晩からの雪で道路は黒いミラー状態で最も危険な状態。朝の街宣活動は中止して安全な車両で会場に向かいました。普段30分で行けるところを45分かけて会場に到着。

今日は私の予定に合わせてもらった会員スピーチの当番なので、何が何でも行かねばならない理由がありました。

会員スピーチは10分程度で日々感じていることを話すのですが、今日はイヴの日ということもあり、それに因んだ思い出を中心に話しました。

✨20年前、会社業務のクリスマスケーキの出荷体制の話
✨44年前、特急で帰省したときの話

活気や人混み、懐かしいけれど決してあの日にはもどれない。今を生きている私たちが世の中の流れを読みひとりひとりに与えられた使命を果たすこと、その使命を果たすには人と人との関係性が大事ではないかと結びました。

実はスピーチでは中では入れませんでしたが、大学1年の12月24日に帰省する予定が大雪のためにすべての特急が運休になり、指定席を取り直すことになりました。結局席は取れたものの翌日ではなく2〜3日後になったと思います。帰省するために現金を使い果たし、その間かなりひもじい生活を余儀なくされました。80年代の東京はクリスマスや年末で街全体が浮かれていて、布団に入ってなぜか涙がポロリと出たものでした。

午後は議長代理の職務のため盛岡市へ。「令和6年度優良県営建設工事表彰式及び建設業新分野進出等表彰式」に参列。
議長代理で祝辞を述べました。県営の工事は物件が激減しており、建設業に携わる方々は賃金増、経費増で大変苦しいとのお話を開会前に聞き、前日の県の補正予算の議決はありがたいとの感謝の言葉も頂きました。

車で帰宅すると東の空にはオリオン座がくっきりと。冬の大三角形のシリウスがやたら明るく見えました。

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明日はクリスマス。なんとこの年末に常任委員会の県内視察があり、陸前高田市を訪問します。冬のループ橋は通るか通らざるか・・・
posted by 飯沢ただし at 23:19| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月20日

先輩議員の慧眼に感謝

昨日まで2泊3日で県議会議会運営委員会の県外視察があり、香川県議会と愛媛県議会の視察に同行しました。
私は3期目の後半から会派代表を務めることになったりしたので同委員会の視察は15年ぶりくらいになります。(昨年の視察は右肩鎖骨骨折のため欠席しました)

各々の県議会には歴史と会派構成によって特徴があり、その取り組み方を聞くと岩手県議会の現在地がよくわかります。

他の県議会では予算特別委員会は常任委員会付託、決算特別委員会は定数の半分以下で組織して審議するケースが多いようです。本県では議長を除く全議員で予特、決特も構成されており、異彩を放っています。47人が同時に発言の機会を与えられていますので時間効率は悪いですが、それ以上に議会全体で県政課題の共有化が図られるという大きなメリットがあります。この形態は先人の議員が決めたことであり、当時でもかなり画期的な決断だったと推察します。かつては自民党会派が余裕で過半数を取っていた時代もあったのですが、議長を除く全議員で特別委員会を構成するやり方を崩さなかったのは懐深く議会全体を俯瞰できる先輩議員の存在が大きかったのではと思料します。

議会改革の取り組みの深度もそれぞれですが、ここ10数年の間に地方議会が二元代表制を一翼を担う意識や情報公開の必要性が全国的に見直されて他県では年々改革が進んでいるような印象です。本県も課題認識をさらに深めて前進していく必要を感じました。

今回の視察で得たことは城内議会運営委員長を先頭に反映されていくことを大いに期待し、私も努力を重ねて参ります。

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【バス移動中に発見した太夫黒の看板】


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【有名な松山空港のみかんジュースの蛇口 400円也】

posted by 飯沢ただし at 09:15| 岩手 ☀| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月16日

地域医療を守る砦

地方医師、待遇改善に保険料から支援金 26年度にも

【日本経済新聞電子版 2024年12月5日 18:17 】

厚生労働省は医師偏在の解消に向けた財源として保険料を使う方針を固めた。早ければ2026年度から年100億円程度を用いて、地方で働く医師の給与を引き上げる。都市部や特定の診療科に集中している現状を改める。

地方で働く医師を増やすために支援金を新たに設ける。人口と比べて十分な医師がおらず、特別な支援が必要な区域を、厚労省の意見を参考にしながらそれぞれの都道府県が決める。この区域内にある医療機関を対象に支援金を支払う。同省の試算では、現在対象区域で働く医師の数は全国の約10%に相当する。

支援金の使い道は主として人件費に限る。勤務手当の増額、休日に代理出勤する医師の確保などに使う。対象地域に医師を派遣する区域外の中核病院も支援の対象に含める。支援金と同じ規模の給付抑制に取り組み、実質的に国民の保険料は増えないようにする。

健康保険組合連合会や全国健康保険協会(協会けんぽ)など、被用者保険の関係団体と年内の合意をめざす。それぞれの団体は保険料を医療提供体制の整備に充てるのは、目的外だと反対していた。厚労省は使い道を人件費に限定して、保険料の負担が増えないようにすることで、健保側の承諾を得る。

地方で働く医師の待遇を改める一方で、公定価格である診療報酬の仕組みは全国一律を維持する。診療報酬に地域差をつける案には日本医師会が反対している。

厚労省は6日の有識者検討会で、医師偏在対策のとりまとめ案を示す。この中に保険料の活用を盛り込む。他には美容医療への医師流出対策として、保険医療機関の管理者となるのに要件を設ける案などを用意する。

6日のとりまとめ案には、開業医が過度に多い地域での新規開業希望者に対し、都道府県が一定の要件を課すことができる案も盛り込む。開業希望者に対し、在宅医療や救急対応など、地域に足りない機能を担うよう要請し、従わない場合には勧告や公表などの措置をとれるようにする。


医師の地域偏在を解消するために厚労省が思い切った手を下す見込みとの記事。国民の保険加入者から徴収した保険料を財源に新たに支援金制度をつくり地方の医師へ人件費を上乗せするという考えだ。
しかし、記事内でも指摘をされているが、診療報酬に地域差をつけること、特に都市部の医師の手取りを抑制することは日本医師会からの反発が強そうだ。

また、開業医が過度に多い地域での新規開業希望者に対し、都道府県が一定の要件を課すことが出来る案も盛り込むとされているが、果たしてどこまで規制が行政にできるものか不透明な部分も多いと感じる。すでにドイツでは医師会が自ら自由診療・自由診療科標榜に歯止めをかけている実態があるが、これも我が国ではハードルが高そうだ。

だがしかし、県の医療局が来年の収益が90億円も赤字になることを発表し、経営の抜本的な見直しが迫られる状況下にある中、遅きに失している感は否めないが地方に勤務する医師への支援は不可欠であり、なんとか突破して欲しいと念ずる。
posted by 飯沢ただし at 23:37| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月15日

少年に与えたインパクト

韓国の伊大統領の弾劾案が可決となったり、国会では野党が修正案を出して階猛代議士が答弁側に回ったり、今まで見たこともないことが近頃起きていますが、最近はこのブログでは硬い記事が続いていたので日曜日のポストにふさわしい久々の【秘かなマイブーム】のカテ記事をば。

フェイスブックを毎日開いていると動画サイトで思わぬ昔の動画が出てきて、ぐっと引きつけられます。

最近グッと私にヒットしたのが、浅野ゆう子さんの歌手デビューの頃。

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浅野ゆう子さん 14歳のデビューの頃。私の思春期のアイドルは南沙織で不動なのですが、浅野ゆう子さんのデビューも鮮烈な記憶が残っています。カチューシャが当時のローティーン世代の流行を表していますね。

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当時テレビ画面に目がくぎ付けになったのは容姿の美しさ。特に足の長さには驚いてこの世に日本人としてこんな人がいるのかと思いました。

デビューから2曲の「飛び出せ初恋」「恋はドンドン」も微かに耳に残っていて、最近カラオケ🎤でも挑戦してみました😵

浅野ゆう子さんは歌手から女優に転身して現在も活躍中ですが、年代も私とほぼ同じの昭和35年生まれとのことで、これからも頑張って活躍してほしいものです。

それにしても記憶力の衰えを日々感じるこの頃ですが、思春期に与えたインパクトは強烈に残っているものですね。

posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | My Boom【密かなマイブーム】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月14日

大船渡線100周年記念事業

2025年にJR大船渡線が開業して100周年を迎えることから、沿線各地でプレイイベントが実施されています。

一関市大東町の地域協同体・摺沢振興会と市、摺沢市民センターではJR大船渡線摺沢駅の駅舎脇に建立されている佐藤秀蔵・良平翁頌徳碑のそばに説明版を設置することを企画し、本日除幕式が行われました。

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【除幕された瞬間!】


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【頌徳碑の右側に設置された佐藤秀蔵翁の説明文】


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【来賓祝辞の指名を頂きました。空が青い!】


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佐藤秀蔵、良平親子は大東町摺沢出身。
秀蔵氏は貴族院、良平氏は衆議院の議員になり、私財をも投じて大船渡線の建設に尽力された大功労者です。

昭和31年5月に有志により建立された頌徳碑は以前は摺沢駅前の東側に設置されていましたが、平成11年に完成した摺沢駅とコミニティーセンターの合築により今の場所に移転しました。移転前には私が小学生の頃には夏休みに子供会で頌徳碑の清掃をよくしたものです。時間の経過とともに判読も困難な箇所が出てきたり、当時の表現や旧字が使用されたこともあり、この度説明版を設置することが企画されました。

大船渡線の歴史に関して研究を続けている菅原良太氏の資料によると、大船渡線が開業に至るまでには明治期には二回にわたり民間での鉄道建設が計画されたが失効した経過もありました。しかし、大正7年に当時の政友会と憲政会の対立と政党拡張という背景もあり、国による鉄道計画(一関〜気仙沼間の国有軽便鉄道敷設案)が可決されたのでした。

大正7年9月に政友会総裁・原敬内閣がスタート。大正9年5月の衆議院選挙の際に第7区(両磐地区)地盤の柵瀬軍之佐(憲政会)の対抗馬として摺沢の佐藤良平氏が出馬し当選。鉄道問題(経由地を明記しない)が大いに政友会に傾いた要因になっていたようです。

摺沢駅の誕生は摺沢地区はもとより大東地区に大きな経済発展をもたらし、半世紀前は駅周辺は大変な賑わいでした。

しかし、現在のJRのB/Cの考え方が示され、輸送実績が急激に落ち込んでいる大船渡線も存続の危機に直面しています。100周年を契機にマイレール意識の高揚、ILCの実現も見据えた地域産業の振興を皆で考え実行していきましょうと祝辞で述べました。

温故知新の精神で案内板を設置されたことを契機に一つ一つできることを住民が動いていくことを期待したいです。
posted by 飯沢ただし at 23:51| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月13日

仲間に感謝

議員在職25年の記事が続きますが、ご容赦下さい。

先の定例会の最終日に会派の仲間からお祝いのお花を頂きました。

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【ハクセル美穂子幹事長から丁寧な贈呈😃】


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【会派の仲間全員と応接員の中野さんと一緒に。みんな笑顔😃😃😃】


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【感激のポーズ✨】


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【会派懇親会の後に寄ったお店で似たようなポーズの像が😵】


会派の仲間には県議会から2月議会に表彰された折にも、記念品を頂いた上に今回も祝って頂き感激💕です。

こんな温かい気持ちの仲間と一緒に活動をできて私はとても幸せ者です。みんな本当にありがとうございました。
posted by 飯沢ただし at 16:22| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月12日

令和7年度に向け政策要望

私が所属する「いわて県民クラブ・無所属の会」で達増知事に対して来年度に向けた政策要望を行いました。

政策の立案には毎年県内33市町村のヒアリングを行い、毎年年末に必ず実行しています。

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今回は物価高騰対策についても緊急的課題として追加をしました。
本日衆議院においても緊急経済対策が成立したところであり、県としても早急な施策展開が必要です。

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大項目で10の要望を行いました。

いわて県民クラブ時代から、人口減少・少子化対策については、特に注力して要望しています。

・結婚支援策の充実について
・子どもの医療費助成の拡充について
・企業による子育て支援の取り組みの促進について
・学校給食の無料化について
・少子化対策県民税の創設について
・子育て支援制度の拡充について
・児童虐待防止について
・子どもの遊び場の整備について


達増知事は全国トップクラスの子育て支援策を行っていると自負しておりますが、私達からすれば、効果を県民に対して共通認識を持ってもらい実効性を上げるにはさらに一歩進んだ取り組みが必要と考えています。トップクラスかどうかは第三者が評価するものであって、自身から喧伝するものではないと私は常々思っています。

さらに、先の一般質問で村上貢一議員が問題提起したブランド米戦略の推進についても盛り込みました。

特にフラックシップ米の一翼を担っている「金色の風」は生産面積が限定されて生産量も伸びていない状況から生産と販売体制の見直しを求める内容になっています。

知事の予定行動から要望活動を行うことを知った私の濃い有権者の方から「知事の目を見て要望するのか」という問いがありました。

しっかりと目を見て行っております。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月07日

混迷するお隣の国

弾劾案は廃案に 野党代表「力不足、おわびする」

【日本経済新聞電子版 2024年12月6日 12:08 (2024年12月7日 23:25更新)】

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日夜に「非常戒厳」を宣言した。野党は戒厳宣言が憲法違反にあたるとして尹大統領の弾劾訴追案を提出したが、7日の採決は投票が成立せず廃案となった。混乱の経緯をタイムライン形式でまとめる。

【午後9時30分過ぎ】首相「任務を忠実に遂行」
韓悳洙(ハン・ドクス)首相は「現在の状況を早期に収束し、国民の日常が動揺なく維持されるよう、首相として全力を尽くす」と表明した。

【午後9時30分過ぎ】野党代表「私たちの力不足。おわびする」
与党「国民の力」は国会議員一同とする談話で「非常戒厳宣言について国民に心から謝罪する。重い責任を痛感している」と強調した。「採決に参加しないと表明した。弾劾より秩序ある方法で危機を早期に収拾する」と表明した。最大野党「共に民主党」の李在明代表は「私たちの力不足で望む結果をつくれなかったことをおわびする」と述べた。

【午後9時30分】国会議長「投票さえされず国民に申し訳ない」
禹元植国会議長は「世界各国が注視している。こんな重大な国家的事案に対し、投票さえなされなかったのは非常に残念だ。国の重大事を巡って可否を判断する民主的手続きすら判断できなかった。国会を代表して国民に申し訳なく思う」と話し、本会議を散会した。

【午後9時26分】投票数が200票に届かず、投票不成立に
禹元植国会議長が「投票は成立しなかった」と宣言した。弾劾訴追案は廃案となる。

【午後9時20分】投票を締め切り
与党退席のまま開票手続きへ。

【午後8時50分ごろ】国会議長「午後9時20分に投票締め切り」


韓国の野党が提出した弾劾案は廃案となった。しかし、来月以降も再弾劾案を成立に至るまで提出されるとの予測記事が他のメディアから出されている。伊大統領は辞職に触れていない。日本では大統領制を敷いていないため議会と大統領をめぐる不信任の提出の仕方は馴染みがないが、いずれ弾劾案が繰り返されるたびに政治は停滞し、韓国という国の世界的信頼は低下していくことになる。

せっかくの保守派の大統領の誕生に喜んだつかの間、この先にあるのは我が国にとって明るい見通しではないことはほぼ確実だ。
posted by 飯沢ただし at 23:40| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月04日

一般質問が終わる

本日で一般質問の日程が修了。

今回登壇した6氏は知事に対して深堀する議員がおらず、静かに進行した3日間でした。

昨年当選された一期生の質問者は2回目の順番が回ってきて、やはり、初回よりは相当ブラッシュアップされていると感じました。

議長席にいるときは真横を見ると答弁者の仕草がよく観察でき、さらに自席にいるときよりも集中力が増しているせいか耳に入ってきます。

答弁者の行動と言動が一致した時に、それぞれの答弁者の意気込みみたいなものが伝わってくるのです。

いつものことですが、知事は自分に関心の薄いことに再質問で振られると、表情には出るし、答弁内容も原則論を述べて時間をしのいで終わりという現象は変わりません。質問者との議論が双方向に成立しておらず、聞いている方も実に不完全燃焼状態になります。

質問者も知事がそうした行動に出ることを想定して、追及していかねばなりません。その勇気を持つことは何ごとも経験から学び取ることなのですが、事前の準備はそうしたことにも意を尽くしてほしいと思います。一年に一度しかない一般質問の機会なのですから。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする