去る16日(土)に開催された岩手の誇る大リーガー菊池雄星氏がプロデュースする「King of the Hill」落成記念レセプションパーティーにご招待を受け、参加してきました。
すでにメディアで大々的に報道されているので、施設設立の趣旨や内容についてはここでは省くとして、パーティーで行われた花巻東高校の佐々木監督と菊池雄星氏の対談が行われ、そこで強く感じ取ったことを記します。
⚾雄星氏の溢れ出る岩手愛
とにかく岩手のために自分ができることを貢献したい、恩返ししたいとの気持ちが相当に強い。この施設を実現せしめたのは雄星氏のMLBでの成功によるMLBの高年棒という背景、根拠があるにせよご本人の意思を実行に移すことが実にすばらしい。話が進むたびに雄星氏のよどみない表現力と語彙の豊かさに舌を巻く。この男は野球に限らず将来岩手でさらにデッカイことをやるのではという予感がした。
⚾佐々木監督の気遣い
かつて夏の甲子園で雄星氏が腰を痛めて継続投球が困難になったことで大谷翔平選手の使い方に配慮がなされたことを間接的ににじませて、「雄星と翔平が逆だったら」「雄星の曼陀羅チャートが前提にあったからこその大谷翔平の曼陀羅チャート」等、雄星氏への賛辞、貢献を惜しまなく話された。佐々木監督も実にクレバーでTOPに応じた判断ができる方だと再認識した。
高校野球の甲子園常連校は全国に山ほどあれど、二人もメジャーリーガー(特に大谷選手はMVPを3度取れば超偉業!)が花巻東出身ということにもっと注目されるべきだと思うが、雄星氏のこの度の施設提供によって意識の高さを生み出した源泉を岩手県民も汲み取り理解し、次の一歩へ踏み出すことに繋げていくべきと思う。