本日、ドジャースの大谷選手は45号ホームランを打ち、MLB史上初めての45本塁打45盗塁(45−45)を記録した。
史上初というのが凄い。
メジャーリーグで日本人が40本以上本塁打を打つのも信じられない記録だが、いとも簡単に成し遂げる大谷という選手は型破りである。盗塁に関しては確かにピッチロックシステムが導入されて【けん制は3回失敗すればボーク】というルールが追加されて、ランナーに対する投手のマークは従来より限定されてし易くなっている背景もあるが、盗塁死が極端に少ないことをみれば大谷の能力が物語っていると言っていい。
40−40を初めて達成したのが1989年のホセ・カンセコ選手だが、完全な長距離バッターで走攻守にバランスの取れた選手とは言えない。
その後バリー・ボンズやアレックス・ロドリゲスも達成しているがやはりカンセコと同系というイメージだ。
大谷は余裕でプレーしているのが他の選手は憎らしくさえ感じているのではないか。
ドジャースはまだ今シーズン残り21ゲームを残しており、夢の50−50も夢ではない。
来年は二刀流が復活する可能性があり、指名代打で一年を通すのは今年限りかもしれない。なんとか怪我無く50−50を達成してほしいものだ。