2024年07月19日

文教委員会東北視察

昨日と今日にかけて文教常任委員会で山形県に視察に行きました。

最初の目的地は酒田市。酒田には盛岡から北上、横手経由、新庄を経るルートで。

酒田市の駅前に立地する「酒田駅前交流拠点施設ミライニ」を視察。

駅前に立地していた商業施設が撤退したのを機に市が土地を買い取り市立図書館を中心に据えた子育て、イベントなどの交流施設を建設し、それらの複数機能は市教育委員会が所管。

DSC_4455 (002)x.jpg

【二階の吹き抜けから見る図書室】


管理運営は指定管理者制度を導入し、TRC(図書館流通センター)が運営。
TRCは全国の図書館運営では有名な大手の会社ですが、この複合的な施設の運営にまでチャレンジする奥行きの深さ。

(実は私は以前、TRC主催の議員向けセミナーに参加したこともあり、また岩手県立図書館の運営について相談されたご縁がありました。)

運営スタッフの皆さんはとてもいきいきとして働いている印象で、図書館の枠を広げた複合施設は今後他の自治体へも広がりそうです。恐るべしTRC。


実は酒田市は平泉町とご縁があって

奥州藤原氏が滅亡した後、藤原氏三代秀衡の妹、徳尼公が平泉から酒田に36人の従者と共に逃れ、酒田湊の繁栄を築いたと伝えられています。徳尼公亡き後、36人の遺臣は向酒田の地侍となって、船問屋を家業とし、自らを「長人(おとな)」または「三十六人衆」と称して町政を担当したといわれています。泉流寺(せんりゅうじ)は酒田市にある徳尼公ゆかりのお寺です。【酒田市のホームページより】

立ち寄った「出羽遊心館」の茶室にも「泉流」の二文字が使われていました。よほど酒田市の基礎を成した事実は市民に浸透されているかが伺い知ることができます。

DSC_4456 (003)x.jpg


昨年、酒田市と平泉町は文化交流協定を結び、両自治体の交流が盛んに行われているようです。

歴史的に経済が発展した酒田市。「出羽遊心館」の建設が象徴的で、市民にはどこかに心のゆとりがあるように感じました。
posted by 飯沢ただし at 23:51| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月17日

港湾振興議員連盟視察A

コンテナ埠頭オペレーションは静岡県の清水港と横浜港の南本牧埠頭を視察。

清水港は京浜港と名古屋港の中間に位置しており、歴史的にも家康公の下知により開港した由緒ある港。この港の最大の特徴は港湾業者の鈴江組が中心となって組織化されており、荷役を365日24時間を行える港という売りフレーズもこの体制があるからこそ(大都市の港湾では組合が絶対に許さない)。

静岡県は工業製品の海外出荷も多く、輸出が港を支えている。近年は京浜港や名古屋港を利用している荷主へのアタックを展開中とのこと。(新規農産物にも注目している)コンパクトで機能性の高い港という印象。

1721219016959 (002)x.jpg

【会議室にあった南本牧埠頭で荷役中の本船の写真】


南本牧埠頭は従来の横浜港のコンテナ埠頭の狭隘化と老朽化、そして本船の大型化に対応するために新たに本牧埠頭の南側を埋め立てて造成した埠頭。ちょうど視察中に「ONE」の本船が荷役中であまりの巨大さに目を奪われる。

埠頭の機能を高度化した最先端のコンテナ埠頭をもってしても横浜港全体コンテナ取扱は横ばい。輸入に関しては消費地に近い東京港が平成に入ってから飛躍的に発展し、なおかつ我が国の国力の低下により輸出も伸び悩んでいる状態。埠頭毎の機能分化やインバウンド客船対応などで港湾整備をしていくもこれからも大きな増加を見込めないのは見通せる。現実はなかなか苦しい。但し、大都市が有するのアドバンテージとして投資はこれからも継続はされていくのでしょう。

DSC_4412 (002)x.jpg

【ちょうど大桟橋に停泊していた客船ダイアモンドプリンセス号 大桟橋も近代的に変わりました。40年前は貨物船もたまに停泊し、実際に私も荷役をやりました。】


港は経済の最先端でもあり、今回の視察を通じていろいろと感じるものがありました。
posted by 飯沢ただし at 22:59| 岩手 ☔| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月12日

港湾振興議員連盟視察@

去る7月9日〜7月11日まで港湾振興議連で県外視察をしてきました。

港湾の視察は@清水港A横浜港でした。

どちらもコンテナ埠頭施設と実際に行われているオペレーションを視察しましたが、その感想については次回に記します。

Aの横浜港のうち、新たに整備された客船対応の新港埠頭のハンマーヘッド施設も視察対象でした。
新港埠頭周辺は旧高島埠頭も含んだ横浜新開発「みなとみらい」開発によって平成の時代から大きく変容して、私が働いていた40年前の姿は赤レンガ倉庫しかありません。

私がいた昭和の終わり頃は横浜港では在来船とコンテナ船が混在している頃で、新港埠頭も在来船バースとしてたまに活用されていました。たまにというのは埠頭に隣接している上屋がほとんど活用されていない状況にあり、艀(はしけ)荷役が中心の本船しか接岸しない状態でした。

shinnkoufutou2x.jpg

【かつての新港埠頭。ベーブルースもこの埠頭から上陸したという】


中国船の雑貨の荷揚げやインド船の鉄パイプ積みが思い出されます。中国船からの輸入は、そば、小麦などの袋ものや人毛(かつら用)などもありました。インド船の荷揚げ装置は能率が低く、2〜3本の鉄パイプを一日中カラ〜ン、カラ〜ンと音を立ててのんびり荷役をしていた時代です。
shinnkoufutou1x.png


戦後横浜の埠頭は米軍に接収され、瑞穂埠頭がノースピア(現在も接収されたまま)、大さん橋がサウスピア、新港埠頭がセンターピアと呼ばれて、新港埠頭4号はCP4と略されていました。私がいた頃ハンマーヘッドクレーンの存在は誰からも聞いたことがありませんでした。

新港埠頭内に当時、作業会社の笹田組の事務所があり、荷役が終わった時に歩いて事務所に寄った時もありました。

それが今や姿を変えて大型客船専用の埠頭に生まれ変わり、関連施設も(ホテルまで)整備されて綺麗な環境になりました。

街(まち)は時代と共に変わっていくものですが、これほど人為的に目的を持って変化したところもそうはないでしょう。

再開発されるところは再開発をされる価値が認められるところのみ。資本が投下される力の差は中央と地方では認めざるを得ませんが、岩手の場合どのような形で(たとえお金を多額にかけなくても)再開発されるのがいいのかしっかりとしたビジョンが必要です。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月09日

ベルトクイズQ&Q

昨日は司会やレポーターで活躍された押坂忍さんがご逝去された。享年89歳。

子どもの頃に印象に残っている人が亡くなっていく。寂しい限りである。

oshizakax.jpg


押坂さんといえばお昼のクイズ番組「ベルトクイズQ&Q」だ。

beltquizq&qx.jpg

【娯楽番組「時間ですよ」の番組内でクイズに参加した場面があったようだ。右側解答者は悠木千帆(後に樹木希林に改名)一問も回答できず無念の敗退】


この番組が始まったときは最高賞金が270万という昭和40年代にしてはとてつもない額でファイナルまで行き着いた解答者は私は見ることがなかった。その後公取委の指導が入って上限100万までということになったらしい。

夏休みや冬休みにはこども大会が開催されて、自分も熱心に見ていた。子どもには賞金とはいかないので勝ち抜く度に、天体望遠鏡や昆虫採集セット、ラテカセ(!)自転車などがあったと記憶している。参加者は男子が圧倒的に多かった。

サインはVに出ていた岸ユキさんもアシスタントで一時出ていたと記憶する。

司会では正統派の押坂忍さん、やさしい語り口は心に残っています。心からご冥福をお祈り致します。合掌。

posted by 飯沢ただし at 01:10| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月07日

東京都知事選挙終わる

結果は小池都知事の3選。

一人だけを選ぶチャンピオン選挙は現職によほどの失策がなければ現職有利と言われるがその通りの選挙ではなかったか。

石丸候補が敗戦の弁で述べていた「これが都民の選択。何も言いようがない。」はその通りで、結果がすべて。
石丸候補にあっては20代30代の支持が厚く、新しい局面を望んだ無党派層をSNSを活用した選挙戦術がずばり当たり、大善戦。今後の選挙活動にも大きな影響を与えた。

さて、現在のところ3位に甘んじている蓮舫候補者。政権批判に重きを置き、特定の政党と事実上二人三脚。公約は具体性を欠き、特に神宮外苑開発問題再検討は完全な後付け。都政へのビジョンを最初から持ってなかったことはマスコミにも指摘され、有権者も知事としての適格性を評価された結果と私は分析する。事前運動問題で告発されており、今後の動向がどうなることやら。

こうした候補者を2番にも押し上げなかったとすれば、都民はしっかりした見識を持っていたということだろう。


50名を超える候補者が出馬した今回の都知事選挙。私が学生の頃に経験した都知事選挙にもさまざまな経歴の方が立候補して大賑わいだったが、今回は意図的な候補者の乱立で今までとは様相が異なる。税金で賄う選挙事務費用であるから今後の東京都の選管の対応にも注目したい。
posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月06日

遠野馬の里を視察

私が会長を仰せつかっている県議会の超党派で組織されている議員連盟「岩手競馬振興議員連盟」で遠野馬の里を視察しました。

IBC岩手放送さんから取材を頂き、即日放送されました。

👇リンクを貼りましたのでぜひご覧ください。
(誰かさんの笑い声もしっかり入っています😃)

岩手競馬振興議員連盟が遠野馬の里を視察

・遠野市畜産公社 新田弘喜 総務課長様 から遠野馬の里の概要について
・遠野市 副市長 鈴木惣喜 様から遠野市と岩手県競馬組合との連携交流事業構想の提案も交えた競走馬施設関連について

・遠野トレーニングセンター代表取締役 橋田満様から遠野トレーニングセンターの現況と課題と新たな事業(競走馬引退の受け入れ事業)について

それぞれ説明を頂きました。

・橋田社長からは岩手競馬の発展について@レースの出走頭数が増えれば売り上げが上がることAJRAも同様に割り当て馬房が限られている現況では外厩を効果的に使うことが今やトレンドとなっていること(地方競馬ではホッカイドウ競馬がすでに実績を上げている)

B当初は遠野トレセンは岩手競馬の振興のために設立されたが、売上減少で利用頻度が激減、そこで橋場社長などの努力によってJRA所属の競走馬中心に利用されたきたが、橋田氏が社長になってからは岩手競馬の競走馬の利用も徐々に増加。この遠野トレセンを活用した競走馬はすこぶる成績も良いとのことで、今後はもっと岩手競馬の利用をお願いしたい。

C世界的に競走馬の引退後については動物愛護の観点から関心が高まり、競馬主催者も無視できなくなってきた。遠野馬の里周辺にある旧牧草地を活用して引退後余生を過ごす競走馬(将来はあらゆる馬)の居場所づくりをJRAと連携して現在パイロット事業を展開中。将来はそれを遠野の観光資源にまで発展させたい。

との提案と所見を述べられました。

DSC_4389 (002)x.jpg


栗東トレセンの坂路より広い遠野トレセンの屋内馬場。ウッドチップの厚さを3倍にして脚の負担の軽減とトレーニングの負荷を同時に達成して調教効果が激上げ⤴

DSC_4391 (002)x.jpg


引退馬の放牧地で説明する吉村聖子取締役

今回の視察は競馬事業に関して俯瞰的に理解する機会を得て、大変勉強になりました。

我々も健全な競馬事業の発展のためにこれからも尽力してまいります。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月02日

文教委員会

本日は常任委員会の審査日でした。

文教委員会には今議会では議案審査がなく、教育委員会所管の請願陳情の審査と教育委員会と文化スポーツ部からの執行部説明に関する質疑・意見交換のみでした。

のみといったところで審査は10時から16時35分までの時間を要し、いつもながらの熱心な審査となりました。

「ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げを求める請願」
については請願項目4項目中3項目が全会一致。1項目が賛成多数で採択となり、委員会で意見昌を発議することが決定しました。

私は教職員の適正な配置のために安定的な財源が不可欠としながらも、児童・生徒への教育の質を高めることこそが教育の本質であるとの意見を述べました。私が中学1年の頃、ちょうど学テ闘争で与えられるべき授業が行われなかったことにも触れ、教育の機会を担保することは歴史的な事実も再認識することも肝要であると述べました。

また、県立高校への入学者予定数が13年後には現在の60%になるという厳しい数字、人口減による県財政のひっ迫が教育行政予算に与える影響は大であることから急激な社会変化に対応する教育施設の財源確保の状況と対応、併せて県南地区の工業高校の新設にかかる財源の確保について当局の見解を質しました。

令和7年度には立地場所を含めた方針を明らかにするとの計画は現在のところは動かさないとの答弁でしたが、その後の竣工に至るまでの道筋は未だ予想の範囲を超えるものにはならない状況でした。

いずれ県南地区、ひいては一関地区にとっては重要課題ですのでこれかも議論の中で進捗管理をしていきます。
posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする