一昨日から一般質問が始まり、この二日間で議長経験者が3名登壇。
そのうち2氏は質問終了まで議長席にて見届けることに相成った。一般質問はベテラン議員ほど問題意識が如実に出るので興味深い。
野党系の議員は国政マターに絡めて知事の認識を問い、あらためて本県の知事が非自民の知事ということを際立たせることに余念がない。
私にも矢が飛んできたが、質問項目からある程度予想は出来ていたのでさほど驚くことはない。
一方、議長経験者の質問ではないが、議員が持つ問題認識に関して、そのアプローチの仕方に???という場面があった。ある程度期数を重ねた議員が自分だけの物差しを当てて、既成の制度を無視して強行突破する姿は後輩議員に対して決して参考になるものではない。二次医療圏で医療の完結を目指す形は本県の医療システムとして基本中の基本であり、それを無視しては事は前には決して進まない。
さしたる私も今は人のことを評価できる身分でもないが、誰かが指摘しないと議員全体のレベルが上がっていかない。
いわて県民クラブ・無所属の会からは盛岡選挙区選出の村上貢一議員が初登壇。
村上氏の指南役でもある佐々木博 元議員は私もかつて同じ会派でお世話になったご縁があり、「元気よくやってこい!」とアドバイスをもらってきたと村上氏から教えてもらった。
村上氏は本県の戦略米に関して厳しく追及。
「金色の風」のマーケッテイングについては常々議会から問題提起がされていたが、村上氏の現場を経験している視点からの提案は、今後は目を離せなくなってきた。期待十分である。
何はともあれ貢一議員お疲れさまでした。今後も頑張って下さい。