卓球の世界選手権団体戦、女子決勝をテレビで観戦しました。
今大会は早田選手の急成長、平野選手は絶好調、張本選手は若さの勢いがある上り調子のチームなので絶対王者中国相手でも善戦の期待はありましたが、結果は2−3で敗れましたが、まさに期待以上の試合内容でした。
昨晩は盛岡泊だったので宿泊先の議員会館で観戦しましたが、独り観戦で声が出てしまい宿直の方にも聞こえたかもしれません😃
しかし、最終戦で見せたエース陳夢選手の対応力はさすが東京五輪王者。張本選手に1セット目を失ってから発揮したメンタルの強さと戦術の巧みさは長年の中国のノウハウの蓄積と舌を巻きました。
そして世界王者の孫穎莎選手は本当に強い。憎らしいほど強い。かつての大相撲の北の湖のような存在です。
今回は中国を苦しめたのでパリ五輪ではリベンジだと簡単には言いますが、それまでには相当に日本のことを丸裸にするほど研究してくるのでそれ以上のことをやらないと王者を乗り越えることはできないと私は思います。五輪ではダブルスも入るのでその対応も必要になります。
伊藤選手は今大会主にリザーブ役でしたが、ベンチでのアドバイスは的確で戦う選手たちも大いに助かったと思います。本人はパリ五輪の補欠では出ないと選手選考で漏れたときに話していましたが、ぜひパリ五輪にも参加することを切望します。
それにしても真剣に戦うアスリートの姿は実に美しい。これだからスポ―ツ観戦は止められません。