100%とは言えないが大谷選手のこれから選手生活の最後までドジャースで過ごすことになるのだろう。
ナショナル・リーグもDH(指名打者)制度を導入したこともドジャース入りの大きな要因となったことは間違いない。そうでなければアメリカン・リーグへの移籍しか道はなかったはずだ。
名門チームは東海岸に多いが、シーズン当初の春先は天候も不順で寒いうえ、メディアの取り扱いも厳しく大谷選手にはフィットしない。意外かも知らないが同じカリフォルニアでもサンフランシスコは海流の関係で夏の夜は冷える日が多い。あらゆる点でドジャースは最適な球団だと私は思う。

驚いたのは総額7億ドルの契約だが、そのうち6800万ドルは後払いで受け取る予定とされていることだ。しかも、この案は大谷側から提案したと記者会見で答えていた。今後10年間は年棒200万ドルの支給だという。球団はペイロールを抑えることが出来、ぜいたく税も払う必要がなく、他の選手の獲得にそのお金を充てる子ことが可能となるらしい。アメリカンドリームを謳うアメリカ人にとっては信じられない大谷選手の感覚だが、実は同じチーム内では年棒の高い選手がチームメイトの面倒(一堂に会しての食事とか)をみなければならず。結構気を遣う場面が多いらしい。そういう意味では200万ドルの年棒なら気を遣う場面も少なくなりゲームに集中できるというものだ。ただ身売りの激しいMLBではドジャース球団もそうならないとは限らないが、実際、お金に執着しない大谷選手はあまりそんなことは気にかけないのだろう。
いずれにしても世界で唯一無二の選手。大きな怪我無く世界中の野ファンをこれからも魅了してくれることを期待する。

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私のドジャースの強い印象は野茂英雄選手でもなく、1977年の30本ホームランカルテット。レッズの3連覇を阻止した憎い存在でした。
ドジャースのユニフォームは腹の背番号が赤色なのが、とてもいいセンスだと思います。私が一番好きなユニフォームです。