茨城県水戸市で行われた全国育樹祭に岩手県議会を代表で参加してきました。標題は今大会のスローガンです。
本県では慣例として県議会の代表は副議長が出席するということのようです。
育樹祭は植樹祭との関連があり、植樹祭が開催された都道府県において継続して森を育てることの大切さを普及啓発するために行われています。
岩手県で本年全国植樹祭が行われたので育樹祭の開催は15年後くらいとの関係者からの情報でした。
茨城県は平地との印象がありますが、県北地域が林業が盛んで、大子町出参の八溝材(やみぞざい)は有名と聞きました。漆搔きも行われているようです。今育樹祭では別の会場では森林・林業・環境機械展示実演会もあり、実はこちらの方に興味があり、足を伸ばしたかったです。
秋篠宮皇嗣同妃殿下が来光のため宮内庁の警察犬も来てました。
この警察犬のカぺル君は5歳の働き盛り。私が近寄ったらかなり興味を示してくれました。犬好きにはこうした行動はたまりません。
式典会場周辺には林業関係や茨城県関係のブースがたくさんあり、茨城県の営業戦略部に食いつきました。物販と観光でスタッフは30名も在籍しているとのこと。青森県もそうですが他県では県行政も目的を明確にして物販や観光に取り組んでいます。私は本県の文化スポーツ部への部局再編の時に観光部門も編入すべきと論陣を張りましたが、残念ながらそのような大胆な再編には現在も至っていません。
さすがにつくば市を有している茨城県。JAXAと林業との連携もしています。
今回の行程は行きは仙台で乗り換えて常磐線で水戸まで。水戸〜仙台まで常磐線を利用したのは大学受験時以来でした。車窓から見える双葉町や楢葉町の様子には心を揺さぶるものがありました。
来年は福井県の開催です。会場は朝倉家所縁の一乗谷にて。来春には敦賀まで北陸新幹線が延伸されますので福井まで大宮から一本です。