昨日、改選後初めての本会議が開かれ正副議長の選挙が行われました。
選挙の結果、議長には工藤大輔氏が副議長には不肖私が選ばれました。工藤氏と私は平成11年初当選の同期です。
工藤氏が第三会派、私が第四会派の所属で異例の結果となった原因は、第一会派の自民党が名より実を取る戦略を取り、自らは身を引いた形を最後まで貫き通したことにあります。実とは是々非々の会派で連携し議会で過半数を取ること。まず第一歩を記したことになりました。
この結果、第一会派の自民党、第三会派のいわて新政会、第四会派のいわて県民クラブ・無所属の会は県政に対して是々非々の連携を取ることにより、県執行部とはほどよい緊張感を保つことが可能となり、二元代表制の意義を発揮できることが期待されます。
ポストの協力だけでなく、県民の付託に応えらえる議会活動をすることが求められるのは言うまでもありません。
私は県議会で活動して7期目。無所属の故ほとんど小会派で過ごしてきたのでポストとはずっと無縁だと思っていましたので今回の結果は一番本人が驚いています。私たちを押し上げてくれた同僚議員に心から感謝を捧げます。役を頂戴した以上、工藤議長と共に職責を果たす覚悟です。
戦後の一般選挙になってから東磐井地域からは副議長が選ばれたのは私で3人目。佐藤公一氏(昭和22年〜26年)、千葉七郎氏(昭和30年〜32年)と先人のお二方は私が生まれる前の政治家です。佐公(さこう)さんこと佐藤公一氏は戦後産業組合運動で県立病院の基礎をつくられた方、千葉七郎氏は後に衆議院議員になり長い間政界で活躍された方です。先人のスケールには到底追いつけませんが、名を汚さぬようこれから精一杯努力を傾けます。