昨日、臨時議会が開かれ、国から交付された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(61億円)を活用したエネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し、きめ細やかな支援をする議案が提出され、全会一致で可決されました。
主な事業と事業費は
・バス事業者運行支援緊急対策交付金 151、956千円
・LPガス価格高騰対策費 1、324、660千円
・配合飼料価格安定緊急対策補助 1、332、866千円
・酪農経営支援緊急対策補助 237、607千円
当初予算の組み替え動議で私たちが指摘をした対策費も盛り込まれております。外野から本予算に反対した議員は補正予算に賛成する資格はないなどと雑音が私の耳にも入ってきていますが、今回の補正予算はそもそも政府の予備費が原資であり、政府の目的に沿った政策を県民のために活用するのは当然の話なので、反対する理由などどこにもありません。
今回は臨時議会を開いてまで予算の執行をなるべく早くと県が考え予算化したものであり、その即応性については評価を致しますが、タクシー事業者への交付に3〜4か月かかるとの見通しが総務委員会で示されており、なるべく早い予算執行ができるように県当局には努力をしてほしい旨当局に対して要望しました。