2023年03月30日

しばしのお別れ

平成11年に私が初当選以来24年間にわたりご厚誼頂いた職員の方々が明日で県庁生活に別れを告げることになります。

特に一期生の頃にお世話になった議会事務局の方々は年齢が近いこともあり、公私ともどもお世話になりました。
そのうちの一人が熊谷正則文化スポーツ部長。(私が部局再編時に設置反対をした文化スポーツ部の部長に熊谷氏が就任するとは皮肉なめぐり合わせでした。)

今日は部長室に入る最後の来客者となり、中里副部長(来年度からは企業局長にご就任)も途中から加わり約一時間ほどお話をさせて頂きました。学生時代に同じ80年代の空気を吸って生きてきた同世代の方々とは何かしら同じ価値観があります。話題の中心は人材育成の話。

怒られて怒られて成長してきた我々世代はもはや骨董品の部類?ひょっとして議員が声を高くして質問したらパワハラと言われる時代がすぐそこに来ている?職員の新人研修の時に書類を投げつけられる経験を踏んで免疫をつけるのもあり(謎)👈さすがにこれはない。

などと後刻自分の中で想像したりしてみました。(妄想に近いですが)

同じ大東町出身の佐藤博教育長もご退任。たくさんお世話になりました。そして田中隆司県土整備部長。最後の最後にお互いに笑顔であいさつでできてよかった。

お二方には時間のない中にご対応を頂きました。

今日はお世話になった一部の方々しかご挨拶できませんでしたが、退職なされるすべての職員の皆様に幸あらんことをお祈り致します。
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2023年03月29日

3月23日本会議反対討論

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いわて県民クラブの飯澤匡でございます。
只今上程されております議案第5号「令和5年度岩手県一般会計予算」に対して委員長報告に反対する立場で会派を代表して討論を致します。
私は先の予算特別委員会において令和5年度岩手県一般会計予算につき撤回のうえ編成替えを求める動議の提出者の一人であります。

本論に入る前に予算特別委員会の動議の質疑と討論において修正動議ができないから組み替え動議になったのだと断定的な発言がありました。そもそも組み替え動議は知事に対して予算を組み替えて再提出されたいというものです。組み替え動議の活用は議員や会派は知事に対抗して政策を提言し実現させることが可能となるものです。組み替え動議が可決された場合、知事はこれを無視するならば予算は否決されるので組み替えに応じざるを得ない、しかし修正動議と異なり、組み替え事項を当該会期中にすべて実現させる義務はなく、議会と知事の話し合いで会期中に修正する事項、年度内に実現する事項、翌年度に実現させる事項に分けることができます。この意味で組み替え動議は予算修正の時期、内容について政治的要素、弾力的要素を持っているものです。過去に平成21年の2月定例会で同様の組み替え動議が提出され、その際も私は提出者議員の一人でしたが、可決されました。その内容には増額修正する内容も盛り込まれていることも申し添えておきます。動議案可決の結果、議会と当局との話し合いによって大方の項目は実現の運びとなったものです。よって財源の裏付けがないから無責任であるとか予算編成プロセスを無視しているとの指摘はまったくあたりません。

さらにもう一つ申し上げます。私たち動議案に賛同する会派・議員は岩手県議会基本条例に定められた第9条の二項、議会は知事等と異なる立場及び権能を生かし、活動しなければならない。第10条、知事等の事務の執行が、適正かつ公平に、及び県民の意向を的確に把握しつつ能率的に行われているかどうかを監視するとともに、これが所期の効果及び成果をあげるかどうかを評価し、知事等に対し必要な是正措置または対応を促すものとする。この条例の趣旨を汲んで我々は行動したに過ぎません。討論で激しく指摘をされた予算編成権を侵害している、議会の権能を逸脱している、議会の基本姿勢を忘れているとの発言内容は県執行部の立場を代弁されているのではと錯覚を起こした委員も多かったのではなかろうかと推察するものです。

県は「いわて県民計画第2期アクションプラン」を策定し、人口減少問題を最重課題に位置付け、令和5年度以降の施策を進めようとしています。実は人口減少問題を重点課題に挙げたのは昨年度からでふるさと振興総合戦略のもとで行われたものでした。それも「人口減少対策関係の施策」であり、ダイレクトに響かせたものではありませんでした。令和5年度には217億円の予算が措置されていますが、本県独自の課題分析に至ってないこと致命的欠陥が質疑の中で明らかになり、予算額に表れているほどの効果が期待できないと判断せざるを得ないものです。さらに令和4年度に明示した部局横断で取り組んだ結果はどのように令和5年度予算に反映されたのか今もって不明のままです。

本県の基幹産業である農林水産業が直面している問題は深刻さを増しています。今後調達コストの高止まりは中期的に継続していくという予測もあり、離農するかしないかの瀬戸際の大事なこの局面で生産者が求めているものに十分に応えるものになっているのか、今こそ県の本気度が求められる時期だと思います。

私は県議会に籍を置いて20年余となり予算編成に関っている職員のご苦労は重々承知をしているつもりです。予算編成は単年度予算の制限された枠の中でできる限りの工夫を凝らした汗の結晶ともいえるでしょう。しかし、人口減少問題や産業振興において目に見えた成果が出ていないのはなぜなのか。コロナ禍という事象は全国各地で等しく影響を受けて全国の自治体が苦労されている中でも弛まぬ政策の持続性によって成果を出している自治体がある。本県はなぜそうならないのか。例を上げれば我が会派の佐々木努議員が提案し実現したIサポ事業も年度の度に予算は安定を欠き、そして残念ながら先進県の成果の域に達していない。一応取り組んでみるもののという事例がいかに多いことか。もはや馬なりでさっと流していてばかりでは強力なものは生まれないということは明らかではないでしょうか。

そういう意味において第2期アクションプランの策定時における予算編成は局面を変えるいい機会であったと思うのですが、指標の見直しなどご努力された跡は認めつつも戦略的な事業の構築には至ってないと言わざるをえません。職員に問題意識はあるのになぜそうならない原因を私なりにつらつら思考してみると、既存事業の効果の検証や反省を次の展開に活用しない、そして最もそれを顕著に誘導しているメタボ指標の存在などが思い浮かびます。さらに人口の社会減は下げ止まったなどと瞬間風速的数値を元に知事が発言したことも人口減対策に着手するに遅くなった要因でもあり、以前私の一般質問で指標の多さは前副知事の負の財産と言った職員を間違っていると一刀両断したことも県庁内を委縮させるに十分な要因となった同時にいみじくも知事自身が庁内事情を物語ったといえるのだと思います。私もそうですが大方の企業人はその言葉こそ改善の糸口と間違いなく喜んで分析へと走ることでしょう。現場の声を尊重せず体制保持に執着している流れが思い切った政策軸を建てることができない県政になっているのではないでしょうか。有能な職員を使い切れていないことは誠に残念です。

組み替え案が通らなかった以上、予算案に反対する立場となりましたが、その真意は前段に述べた通り知事に政策を提言し実現してもらい事が目的です。組み替え動議に記された「編成替えの概要に」5つの項目は必要不可欠なものです。特にいわて県民クラブが提案した私立専修学校への支援拡充について、令和5年度予算において要望には程遠い措置となったことは、「誰一人取り残さない」という理念に逆行したものと言わざるをえません。
以上の理由を述べて反対討論と致します。


討論の半分は予算委員会で受けた質疑と反対討論の部分への対応。特に議会人の発想とは思えなかった討論の内容には厳しく対応しました。
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2023年03月28日

組み替え動議を提出

先の予算特別委員会での取りまとめでは攻防がありました。

議案第五号 令和5年度岩手県一般会計予算について議員が組み換え動議を提出しました。

残念ながらマスコミはなぜか詳しく取り上げてくれませんでした。議会の権能は実はこうした場面で発揮されるものと私は考えます。

<編成替えを求める理由>

岩手県は深刻な人口減少問題に直面している。昨年、日本全体の出生数は80万人を割り込み、出生数の減少は全国的なトレンドとなっているものの、岩手県の出生数は前年に比べて10%以上減少し全国ワーストとなっている。

これは、出生数の減少にしても、合計特殊出生率の低下にしても、全国的なトレンドを原因とするだけで岩手県独自の課題の原因分析まで至っておらず、有効な事業が実施されていないことが要因である。令和5年度予算案では人口減少対策を最優先事項に掲げ、人口減少対策に係る事業として217億円が計上されているが、その大半は既存事業であり、減額となっている事業も多いことから、予算額に表れているほどの大胆な予算編成にはなっていない。

また、人口減少問題に加え、コロナ禍による経済の疲弊物価高騰と多くの危機に直面しているおり、農林水産業などへの支援による経済再生や、発生から12年を迎えた東日本大震災津波の被災地におけるなりわい再生を進めるための重層的かつ強力な支援が求められる局面であるが、十分な予算措置にはなっていない。

かかる観点から、全国で最も深刻な人口減少問題に直面している岩手県としては、より一層戦略的な事業の構築を図り、重点的な予算配分を進める必要があるが、現在提出されている令和5年度当初予算案は不十分な内容であることから、これを撤回し、次に示す「編成替えの概要」に則り、編成替えを行うべきである。

<編成替えの概要>

@出生数減少への更なる対応
第二子以降の保育料の無償化および在宅育児支援については第一子までその対象範囲を拡大する内容に増額修正すること

A若年層の社会減に対する対応
人口の社会減の大きな原因となっている他圏域との所得格差の是正に向けて、国の制度も活用しながら中小企業の賃上げのための助成制度を創設すること

若者が就職時に最も重視している労働環境を改善し、若年層の社会減に歯止めをかけるため、年代別や産業別などの労働環境を精査した上で総実労働時間を短縮させ、仕事と子育てが両立できるよう、働き方改革を推進する事業を増額修正すること

B農林水産業の振興への対応
人口減少や物価高騰により苦境に立たされている農林水産業が、引き続きわが県の基幹産業として岩手県を牽引できるよう、物価高騰対策に係る支援を拡充すること

C子どもたちの「生きにくさ」を「生きやすさ」に変えるための対応
全ての子どもの可能性を最大限に高める学びのセーフティネットを構築するため、不登校児童生徒の支援体制を強化するとともに、専修学校への支援を私立学校と同程度の基準まで引き上げること

D東日本大震災津波からの復興を強化するための対応
複数ローンを抱える被災企業を対象に、物価高騰対策として財政支援制度を創設するとともに、3月11日を中心に、被災地経済の活性化、風化防止及び震災の伝承を目的とした大規模且つ広域的な事業を行うこと。


達増知事与党系議員からは財源の裏付けがない、項目が個別散発的、抽象的で効果が見込めないとの質疑や反対討論においては議会としての責任を放棄したなどと批判を浴びました。

その反論は23日の本会議で私が討論の中身で応戦しましたので明日の記事をご覧ください。

達増県政16年間の予算編成スキームで人口減少問題や産業振興について目に見える成果が上がってこなかったことを鑑みれば、さらに踏み込んだ政策が求められると組み替え動議を提出し、それを賛成した議員は強い問題意識を持ったということです。

採決の結果20対23で動議は否決となりましたが、20名もの議員が本予算案に対して疑義を表明したという事実は残したことになり、今後の予算執行に関して当局の責任はさらに重くなったということになります。
posted by 飯沢ただし at 23:36| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月27日

新笹ノ田トンネル実現に向けて〜続報

3月17日(金)の県土整備委員会の審査であらためて新笹ノ田トンネルの着手について確認しました。

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整備の必要性については県土整備部内での検討によって1月中旬に方針が決定されたということです。

この決定プロセス決定時期は重要なポイントです👀

決してトップダウンで決定したのではないということが明らかになりました💣


私の質問の中でもあらためて当局を評価したいとのコメントを2度も入れさせてもらいました。

それにこの質問はぜひ田中部長に答弁してもらいたいと念じていた質問に私がが指名しなくても田中部長が自ら手を挙げて答えてくれたこと。この以心伝心にはとても感動💓しました。

田中部長ご本人から、道路建設課の総括課長になる前から私の笹ノ田に関する質問に関わってきたとのお話を聞き、確かに時間は要したけれども実現に向けて一歩を大きく踏み出したことについては感慨深いものがあります。

しかし、検討組織の立ち上げが決まっただけでまだ事業が決定したわけではありません。これからもしっかり進捗管理をしていきます。
posted by 飯沢ただし at 22:39| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月26日

2023統一地方選挙がはじまる

2月議会が終わりました。
WBCも見事に優勝を果たしたにもかかわらず、今議会は疲労の蓄積が大きく未だにしっくり回復に至ってません。

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2月議会の振り返りは今週にじっくり行いたいと思っております。

今日は「新しい岩手をつくる会」の選対組織も正式に決定し、知事選への動きもこれから組織的に動き出していきます。
会の終わりにお約束の「ガンバローコール」をしましたがいつになく会場の熱気がみなぎっておりました。

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【壇上では収まりきらないので私は後列に陣取る】


全国的には統一地方選挙です。

これまで交流をはかってきた京都市議会の地域政党京都党では今回8人(現職4人)の擁立を図り、選挙戦に臨むようです。京都党とは地域政党いわてを立ち上げた時に震災を機に提携を図ったこともあり、それ以来のご縁です。

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すでに地域政党いわては発展的に解党し、現在はその流れは「いわて県民クラブ」に引き継がれていますが、地域政党といえども政党を維持するということは大変な困難を伴うことを私は身に沁みて経験しており、京都党が10年も継続し発展していることはすばらしいことと敬服以外の言葉以外の何物もありません。

前回までは応援に駆け付けましたが、私も白髪頭になり若い世代で固めている京都党にとっては私みたいなものが応援してはかえってイメージを損なう可能性があるので今回はどうしようかと思案中です。

いずれにせよ全員の当選を祈ってやみません。

地方の時代、地方政府の時代までを想定した地方分権改革も震災後にすっかりトーンダウンしてしまいました。現実は現実として受け止めて行動する以外にないのですが、スピリットだけは自立・責任の覚悟を忘れずにこれからも行動していきたいと思います。
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2023年03月21日

WBC決勝へ

今日は花泉地区の閉校式最終日でした。後日まとめて感想を書きたいと思います。

今日は朝からWBC準決勝メキシコ戦があり、2校(老松小と金沢小)の閉校式の合間に8回からの攻防を車内のテレビで観戦することができました。

結果は日本の劇的な勝利で明日の決勝に進出です。

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村上選手の活躍は、このブログで期待していた通り、アメリカに渡って彼はしっかり最後の最後に仕事をしてくれました。

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この試合は日本の野球スタイルを象徴したような試合で、痺れるプレイが満載でした。相手の6点目を防いだ吉田外野手の返球、代走周東選手の鬼足など選手の一人一人が与えられた仕事をきっちりこなす積み重ねが勝利を呼んだといっていいでしょう。もちろんベンチワークもみごとでした。トーナメント戦はジャパンの選手は高校時代で経験済みですから選手もベンチも若かりし頃の雰囲気を自然に思い出しているのではないしょうか。9回の大谷選手のセカンドベース上でのベンチへの鼓舞する姿はアツいものを感じました。

周東選手の代走起用は実のところまだ早いのではないか、また昭和54年の日本シリーズで9回ウラに足のスペシャリスト藤瀬選手を起用して失敗した事例を思い出したりもして若干不安要素があったのですが、栗山監督采配はズバリ的中🎯でした。

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【大谷の足が遅く見えるほど早かった周東選手の快速ぶり】


メキシコの戦いぶりも見事なもので、日本のエース山本投手から安打を連続するなど集中力もありました。先発した佐々木朗希投手や山本投手も将来はメジャーへと思い描いていると思いますが簡単には抑えられないということを痛感したのではないでしょうか。

明日の決勝はアメリカ戦。明日は打ち勝つしか勝利はないように思います。どちらも継投が鍵になるでしょう。WBCの特別ルール、三人の打者と当たるまで投手交代ができないことが明暗を分けそうです。

明日は県議会の復興特別委員会が開かれます。吉報を待ちたいと思います。
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2023年03月12日

歴史に終わりを告げる・・・

週末は藤沢地域の新沼小学校、大東地域の興田中学校、大原中学校、そして私の母校である大東中学校の閉校式がありました。
(フェイスブックの記事と一部重複しています)

4月から新沼小学校は藤沢小学校に、興田中学校、大原中学校、大東中学校は現在の大東中学校の校舎を使用する新生大東中学校に統合されます。
これで旧大東町では中学が一校のみとなり、旧東磐井地区ではとうとう旧町村に中学校は一校づつしか残らなくなりました。

少子化の波がもろに学校の適正規模という問題に直面することになり、致し方ないと割り切るほかはないのですが、やはり廃校はやるせない気持ちになります。

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私たちの中学校時代は、特に中一の時は岩手教職員組合によるいわゆる学テ闘争がピークを迎えた頃で、職人会議が延長されてたびたび一時間目がなくなる事態が発生しました。今なら大騒ぎになったことでしょうが、当時は何も問題視されることはありませんでした。そういう時代背景だったのでしょう。但し、組合活動を一生懸命やっていた先生は生徒指導においても熱心な方が多く、中学時代に叩きこまれた「責任」という観念は今でも私の人格形成の基礎になっています。先生方も若い方が多く情熱にあふれていました。

中学時代の同級生は私が地元に住んでいることもあり、生涯の大切な友人となっています。

中学校と比べて小学校の廃校は地域に溶け込んでいるだけに郷愁を誘います。今週末は花泉地域で6校の閉校式があり、児童たちの呼びかけや歌声に涙を誘うとは確実です😞

心配なのは地域に根ざした尊い文化の継承が困難になること。そもそも子どもの絶対数が少なくなるので物理的に難しいのですが、これからは地域社会で補う活動が必要になるかもしれません。

母校大東中学校の校歌を公式の場で歌うのも私は最後。閉校式の校歌斉唱では心をこめて歌い上げました。

〽秀峰室根の山仰ぐ丘 仰ぐ真意は久遠の生命

千葉了道先生作曲の校歌は岩手県内でたくさん存在しますが、大東中の校歌は快活で好きな校歌でした。
posted by 飯沢ただし at 22:59| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月10日

WBC日韓戦を爆勝!

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WBCファーストステージのヤマ場、韓国戦に爆勝!ヌートバーと近藤が最高の働きをしてくれました。

韓国では民放3局すべてで中継されたそうですが、おそらく多くの国民は途中でチャンネルを変えたにちがいないと思います。

やはり野球の勝敗は投手が鍵を握るという象徴的なゲームでした。ジャパンは出てくる投手出てくる投手がまったく質が落ちない。

ただ、この勝利で浮かれてはいられません。オーストラリアには過去オリンピックで負けた苦い記憶があります。一発勝負はとにかく怖い。

村神さまはフロリダに行ってから調子が上がればよしということにして今の不調には目をつぶります。

posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月09日

もっと県民目線での議論を!なんて言わせない

予算特別委員会は前半戦。

予算総括から第二期アクションプランについて本質的な議論が展開されていると思います。

改選期を控え知事候補が出そろった予特は現知事になって初めてでもあることから、AチームとBチームの論調が際立って違います。今日は政策企画部の審査でILC既成同盟会における知事の行動について私が質問した内容に関して無所属の上原議員から「飯澤先生 怖いです〜」と批評を受けました💦まぁかなり声をふり絞りましたからね。

決算特別委員会で私が突破口を開いた県立大学の理事長報酬の件に関して自民党の臼澤県議が一般質問に続き二次展開を図っており、さらにお手盛り疑惑が深まることに相成りました。するとBチームからはすかさず「大学の自治の問題だから問題なし」との見解にびっくり仰天ドンキー。普段こうした問題には強い糾弾姿勢をする政党ではなかったかと・・・県政与党を標榜するようになるとかくも変わるのかと驚くことしきり。

地元紙が今議会を振り返ってと議会終了後に県政キャップがほぼ同じ論調で振り返りしますが、今議会は詰めるところは強烈に詰めてますからそうは言わせません。


昨晩の港湾議連の勉強会で田中県土整備部長がいつになく私に対して表情が和らいでいたのが印象的❗でしたのでここに記しておきます(笑)。

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2023年03月04日

県政報告会@千厩マリアージュ

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県政報告会を実施しました。

藤原崇代議士、広瀬めぐみ参議院議員、平野達雄先端準備室室長、千葉じゅんこ新しい岩手をつくる会代表にも出席頂きました。 

今回も急なお知らせでしたがたくさんの方々に参加を頂きました。特に千厩地区の皆さんには大勢参加して頂き心から感謝💕です。

厳しい時代だからこそ明るく対話のできるリーダー、信頼できるリーダーが求められると思います。

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期せずしてガンバローコールまで飛び出し、参加者が心ひとつになりました。

今後も各地で報告会を開催する予定です。その節はどうぞよろしくお願い致します。

posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☀| Comment(0) | My Report 【県政報告会】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月03日

来週からは予算特別委員会

本日、本会議が開かれ補正予算等の議決が行われました。

そしていよいよ来週から今任期最後の予算特別委員会が開かれます。いわて県民クラブは交渉会派でなくなったため、質問の順番は交渉会派の質問者が全部終わってからになります。過去に地域政党いわて時代にも同じ経験をしましたし、そもそも私の問題意識と重なる議員は多くはないのであまり落胆はしていません。

執行部にとってはこの2月議会は一般質問者は多いし、予算特別委員会はあるし、かなり心労がかさむのではなかろうかと推察します。議会対応は自らの政策のレビューになって無駄ではないと思う職員の数は少ないと思います。何とか無事に終わりたいが本音でしょう。議会との建設的な議論を重ねてより良きものを創造できることは理想なのですが、残念ながら最近はそういう場面を見ることは少なくなってきました。

それを成立するには議員の力量、問題意識が大いに問われるのですが、将棋でいうところの形づくりの質問が多くなってる気がします。(もちろん速射砲の異名を取る議員は健在ですが💦)

かくいう私も達増知事のリーダーシップ欠如に起因する事象を突く質問(よく言えば行政の品質管理)が最近は多くなっているのも認めるところです。それも議会の務めですので執行部の皆さんにはぜひご理解を頂きたいところです。

第二期アクションプランの内容を吟味することが、今回の議会の役目となりそうですので、しっかりと会派全体で対応していきたいと思います。



明日、急な日程ですが県政報告会を千厩地区で行うことになりました。まだまだコロナ対策を必要なので人数は制限しての開催となります。五月以降は通常ベースでできそうなのでその節になりましたら事前に案内させて頂きます。
posted by 飯沢ただし at 23:28| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月02日

口だけではだめです。

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今日は総務常任委員会。年度末になり国庫支出金の確定により補正対応が主な議決案件でした。

この際発言で2点問題提起しました。

1)ILC実現のための知事の活動について

二月議会では一般質問の答弁でうって変わって積極姿勢を示している知事ですが、2月9日に一関市で行われた期成同盟会の行動を引き合いに出して知事の本気度について疑義を呈しました。

・塩谷ILC議連会長が来県する機会は滅多にないのに知事と相対で意見交換する機会をなぜ設けなかったか。
・いつものとおり紙を見ながらの祝辞はいかがなものか。宮城県からも相当な数の関係者が出席している中、本県の本気度を伝えようと工夫をしたのか。⇒私は相当がっかりした💧

一年前に決起大会が行われた同会場には保副知事が参加し、達増知事は欠席でした。出席に漕ぎつけるまで事務方が努力をしなければならないようでは本当に困ります。

2)県立大学理事長の県政策への関りについて

・県庁を離れてからも隠然とした影響力を保持している県大理事長。私への投書で県庁の人事案件にまで具体的な指示を出しているのではとの指摘がありました。そうしたことを疑わせるようなことが起きている理事長の行動は自らの報酬を大幅に上げている実態から私は「噂」で処理する訳にはいきません。総務部長に県との関りがあるやなしや、知事部局の責任者としての自覚も含めて質しました。

こうした内容が出てくること自体情けない話であり、火のないところに煙は立たないのです。私はそもそも元副知事を県大理事長に人事指名した達増知事に大いに責任があると思っています。
posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする