佐藤博県教育長が3月末で退任 後任に県教育局長の佐藤一男氏起用へ
【2/24(金) IBC岩手放送電子版 18:50配信】
岩手県教育委員会の佐藤博教育長が任期途中の3月末で退任することになり、達増知事は24日、後任として新たに県教育局長を務める佐藤一男氏の起用を提案すると県議会に伝えました。
佐藤一男氏は現在58歳で、新潟大学を卒業後に県職員となり商工労働観光部の副部長や県教育委員会教育次長などを歴任しました。2022年4月から教育局長を務めています。
2019年4月に就任した佐藤博教育長は2022年4月に再任され現在2期目です。
教育長の人事案は県議会2月定例会最終日の3月23日に提案されます。
佐藤教育長は来年度の教育方針演術を行ったばかりというのに、この辞職はとても驚いた。後任予定の佐藤一男氏の人物については全く異存はないが、任期2年を残しということは何らかの重大な理由があってのことだろう。理由は詮索しないこととする。
佐藤博氏は長い間財政課に席を置かれ主に歳入面の確保に大きな役割を担ってきた。震災後、岩手競馬の存続に暗躍が立ち込めた頃、高前田副管理者とともに事務局長として中央競馬会との連携に努力され、存続の道を開かれた。総務部長に就任してからは県の統括役を実直な姿勢で行われた。教育長に就任されてからも先送りになっていた高校再編にしっかりと方針を示した。最近は内部で難しい問題が続いてご苦労されたと推察される。
辞職は残念であるが、心から県政へ発展へのご労苦に対して敬意を表したい。残る一か月任務のまっとうをお願い致したい。