いわて県民クラブから八幡平選挙区選出の会派幹事長の工藤勝博議員が登壇しました。
勝博議員は4期目ですが、今期で勇退の意思を表明しており任期最後の一般質問となります。
これまで熱心に取り組んでこられた農業振興、観光振興について実に説得力があり、味のある質問でした。当局も真摯に答弁されていたと感じました。淡々とした中にも厳しい内容の質問で勝博さんには清々しい余韻を持って終わらせたいという私の気持ちがありましたが、今議会の一般質問の中で知事の行動について納得できない答弁がくりかえされてきたので、あえて私から関連質問をしました。
関連質問を行うのは平成27年の12月議会以来、今回で7回目の関連質問になります。(おそらく現職の議員では最多)
【本会議場の私の議席48番は知事席から一番遠い席です〰】
最近の県内政治ニュースで目を引いたの立憲民主党岩手県連の役員が階代議士に対して一昨年の衆議院選挙(階議員が岩手一区の公認候補に決定していたにもかかわらず県連は別の候補者を立て党本部に公認申請をした)件を含めて謝罪をしたという内容です。
別の候補者擁立に深くかかわったのは達増知事であることから、知事としての政治的責任は免れない。県民への説明を求める。の問いに「コメントする立場にない」の繰り返し。
実は昨日も臼澤議員、米内議員にも同じ答弁をしていたのでした。
【コメントする立場にないを繰り返す達増知事】
ここまで答弁拒否をされると、「これまでの知事の発言の信頼性にもかかわる問題になるのでは」と申したところ「むちゃくちゃな質問」と返されました。こうも頑なに拒否するということは話せない何かがあるのでしょう。
常々政治活動は自由を力説される達増知事ですが、都合の悪いことにダンマリを決め込んでいてはバランスを欠きます。自由には責任を伴うものなのです。それも知事職なのですから。
いずれにしてもこうした態度は県民の信頼を得ることに決してつながらないことは確かです。