2023年02月28日

関連質問を行いました

今日で2月も終わり。県議会は一般質問4日目です。
いわて県民クラブから八幡平選挙区選出の会派幹事長の工藤勝博議員が登壇しました。
勝博議員は4期目ですが、今期で勇退の意思を表明しており任期最後の一般質問となります。

これまで熱心に取り組んでこられた農業振興、観光振興について実に説得力があり、味のある質問でした。当局も真摯に答弁されていたと感じました。淡々とした中にも厳しい内容の質問で勝博さんには清々しい余韻を持って終わらせたいという私の気持ちがありましたが、今議会の一般質問の中で知事の行動について納得できない答弁がくりかえされてきたので、あえて私から関連質問をしました。

関連質問を行うのは平成27年の12月議会以来、今回で7回目の関連質問になります。(おそらく現職の議員では最多)

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【本会議場の私の議席48番は知事席から一番遠い席です〰】


最近の県内政治ニュースで目を引いたの立憲民主党岩手県連の役員が階代議士に対して一昨年の衆議院選挙(階議員が岩手一区の公認候補に決定していたにもかかわらず県連は別の候補者を立て党本部に公認申請をした)件を含めて謝罪をしたという内容です。

別の候補者擁立に深くかかわったのは達増知事であることから、知事としての政治的責任は免れない。県民への説明を求める。の問いに「コメントする立場にない」の繰り返し。

実は昨日も臼澤議員、米内議員にも同じ答弁をしていたのでした。

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【コメントする立場にないを繰り返す達増知事】


ここまで答弁拒否をされると、「これまでの知事の発言の信頼性にもかかわる問題になるのでは」と申したところ「むちゃくちゃな質問」と返されました。こうも頑なに拒否するということは話せない何かがあるのでしょう。

常々政治活動は自由を力説される達増知事ですが、都合の悪いことにダンマリを決め込んでいてはバランスを欠きます。自由には責任を伴うものなのです。それも知事職なのですから。

いずれにしてもこうした態度は県民の信頼を得ることに決してつながらないことは確かです。
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2023年02月26日

新笹ノ田トンネル整備へ検討組織

2月22日の県議会代表質問の場で新笹ノ田トンネル建設について県は新しく整備する必要性を初めて公式の場で述べ、技術的な問題について検討する会議を設置するという方針を明らかにしました。

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【2月23日 岩手日報朝刊4面より】

今まで県当局は予算と事業効果を持ち出して慎重な姿勢を貫いてきましたが、新たな方針はあらゆる機会(代表質問・一般質問・決算、予算特別委員会)を通じて一回も欠かさず新トンネルの必要性を訴えてきた私にとって悲願の課題解決の第一歩を踏み出すこととなりました。私が所属している「いわて県民クラブ」でも毎年県への政策提言に具体的項目として要望していました。

当局に確認したところ過去に国道106号線の整備において専門会議を設置して整備を図った例があり、それに倣った形となる見込みです。今後の展開が注目されます。

一方、まだ調査費も計上されていない現時点での状況を冷静に分析すると、今後最も重要な予算の確保や工法など技術的課題についてはまさにこれから国とのタフな協議が待ち受けており、県の継続的な力が試されることになります。

新笹ノ田トンネル建設に関しては沿線自治体で構成される期成同盟会が結成され、9万筆にも及ぶ署名も集められています。国道343号整備の延長上ではなく新トンネル建設に特化した期成同盟会の結成は稀であり、この間にひとかたならぬ情熱を注いでこられた関係者、先人にあらためて敬意を捧げたいと思います。

私はこれからもしっかりと進捗管理を行ってまいります。
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2023年02月24日

佐藤博教育長が退任へ

佐藤博県教育長が3月末で退任 後任に県教育局長の佐藤一男氏起用へ 

【2/24(金) IBC岩手放送電子版 18:50配信】

 岩手県教育委員会の佐藤博教育長が任期途中の3月末で退任することになり、達増知事は24日、後任として新たに県教育局長を務める佐藤一男氏の起用を提案すると県議会に伝えました。

 佐藤一男氏は現在58歳で、新潟大学を卒業後に県職員となり商工労働観光部の副部長や県教育委員会教育次長などを歴任しました。2022年4月から教育局長を務めています。
 2019年4月に就任した佐藤博教育長は2022年4月に再任され現在2期目です。
 教育長の人事案は県議会2月定例会最終日の3月23日に提案されます。


佐藤教育長は来年度の教育方針演術を行ったばかりというのに、この辞職はとても驚いた。後任予定の佐藤一男氏の人物については全く異存はないが、任期2年を残しということは何らかの重大な理由があってのことだろう。理由は詮索しないこととする。

佐藤博氏は長い間財政課に席を置かれ主に歳入面の確保に大きな役割を担ってきた。震災後、岩手競馬の存続に暗躍が立ち込めた頃、高前田副管理者とともに事務局長として中央競馬会との連携に努力され、存続の道を開かれた。総務部長に就任してからは県の統括役を実直な姿勢で行われた。教育長に就任されてからも先送りになっていた高校再編にしっかりと方針を示した。最近は内部で難しい問題が続いてご苦労されたと推察される。

辞職は残念であるが、心から県政へ発展へのご労苦に対して敬意を表したい。残る一か月任務のまっとうをお願い致したい。
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2023年02月23日

天皇誕生日

今日は今上天皇の誕生日で国民の祝日でした。

「天皇誕生日」という名称の祝日が設けられたのは1948年(昭和23年)のことで、「国民の祝日に関する法律」によって定められました。

昭和時代の4月29日、平成時代の12月23日は身近な休日として記憶に新しいところですね。
明治天皇の11月3日は戦前は天長節として祝日であり、現在は文化の日として国民の祝日となっています。今回調べて初めて大正天皇の誕生日が8月31日ということを知りました。

天皇陛下は63歳になられ、即位後初の一般参賀も開催されたようです。
私と年齢も近いこともあり、親しみ近い天皇陛下にはこれからもご健康でご活躍願いたいです。大学在学時に学習院との交流があり、二つ先輩のかたが自分はご学友だと自慢げに話していたのを思い出します。

浩宮様の名前にあやかり浩の名前が実に昭和34年から昭和36年頃まで多いこと多いこと。私の同級生でも浩君は複数おります。

天皇陛下の話で思い出すのは中学生の頃に岩教組所属の先生によって一時期天皇不要論に影響されてしまい、家に帰ってかぶれた話をそのまま親父に話をしたらこっぴどく怒られました。戦後人間宣言をして日本各地を行幸され国民を励ましたことを滔々と説明されました。父の話の方が説得力があり、学校の先生の教えはすべて正しいとは限らないと開眼した日でありました。

私の中学一年生の頃は学テ闘争があり岩手県教職員組合の活動が盛んな頃で、一時間目の授業がたびたびなくなることもありました。それでも組合活動を一生懸命活動された先生は授業や生徒会活動に対しても熱心な先生が多く、人格形成の上で多感で大事な時期にこうした先生に出会えたことは今の私に大きな財産となっています。

家庭教育や後に大きな影響を受けた椎名素夫先生によって私の政治思想はまちがいなく保守ですが、思春期に授かったものも大事なものとして残してあります。
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2023年02月22日

達増知事が5選出馬を表明

岩手県の達増拓也知事が5選出馬へ 県議会で意思表明、与野党対決の構図へ
【産経新聞 電子版2023/2/22 16:15】

岩手県の達増拓也知事(58)は22日、開会中の県議会の代表質問に「次期岩手県知事選挙に立候補し、県民のみなさんの民意を問う決意」と答弁、今年9月10日の任期満了に伴う知事選に5選を目指して立候補する意思を明らかにした。

立憲民主党が中心の県議会与党会派の希望いわて、菅野博則氏の代表質問に対する答弁で、達増氏は「策定中のいわて県民計画(2019−2028)第2期アクションプランを自ら主導して実現するため」と立候補の理由を説明した。


対立候補新人を擁しているこちらの陣営としては現職の出馬は既定路線であるから驚きもないが、県民計画を主導するためという理由を前面に押し出すということは県政運営は今の延長上でしかない訳で、16年かけて実現できないものは次の4年も期待できないことを意味すると私は断ずる。

5期目という歴史上初めての挑戦をする意思をお持ちならば将来の本県のあるべき姿、それを導くための手立てや対策も示すのが有権者に対する最低限の義務ではなかろうか。中身の乏しさは残念な限り。

驚きを重ねたのは出馬表明も原稿を読みながらの表明だったこと。知事職16年の月日を重ねて肝心の場面くらいは正対して自らのことばで話すべきだと思う。非常に情けない思いも驚きと相混ざって私の中で沸き上がった。


知事から新笹ノ田トンネル建設に関して言及があったが、これまでの議会活動の中で一言も言及がなく、ただの一度も新笹ノ田トンネル建設期成同盟会の総会にも出席したことない議員が突如として(目覚めたのか?)この問題を取り上げたのは不自然さを禁じ得なかった。どうみても政治的パフォーマンスとしか当初は受け止められなかったのは事実である。

後刻、前に進めてくれる決断をしてくれたのは事務方からという説明を受けて一応は得心し感謝を捧げる思いを持ったが、この質問と答弁のタイミングには不可解さが残る。あらゆる機会を通じて新笹ノ田トンネル建設の課題を取り上げてきた私自身やたゆまず毎年政策要望として知事に毎年提出してきた[いわて県民クラブ」にとって矜持がある。


まさにこれから知事選に向けて建設的な政策論争を期待したいところだが、達増知事は今日の発言を聞けば次の選挙も県民計画をマニフェスト替わりに立てるのは濃厚と見て取ったが、果たしてそれでは論争となるのかどうか・・・といった今日の感想。


今日の代表質問はテレビ録画中継があったが、私の発声をしっかり判別して拾っていた支援者から事務所に連絡があったを聞き、当意即妙を理解してもらえる支援者はありがたき哉(笑)と心通じ肝胆相照らしたことに頷く。残念至極なのは今回我が会派が代表質問に立てなかったこと。仕方ないところだが、千葉絢子氏を出馬させても交渉会派5人の要件を確保できなかったのは代表の私の責任。私のリスク管理が足りなかったということに尽きる。この反省はぜひ次に生かさねばならない。
posted by 飯沢ただし at 23:38| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月18日

叩かれたときの反応

日本共産党が党員の処分をめぐって全国紙(朝日・毎日・産経)から批判を受け、党幹部は猛反発している記事が目に止まりました。

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【岩手日報 2月17日 朝刊4面 記事は共同通信社からの配信とのこと】


産経ならともかく普段はよき理解者の朝日や毎日から苦言を呈され、可愛さ余って憎さ百倍になったのかどうかわかりませんが志位委員長は「日本共産党の自主的・自律的な決定に対する外部からの攻撃」と定義され「結社の自由」を全く無視した、乱暴な攻撃と反撃しています。

私も過去に政治団体の旗揚げをして組織の運営にはかなり苦労した経験がありますが、こうしたいわゆる組織を批判されたときにどのような対応をするのか関心があります。

日本共産党の対応は外部の批判は組織の論理ではねつけた格好になっているわけです。

党の方針でしょうからとやかく言うつもりは私はありませんが、問題は一般有権者がどのような受け止め方をするかでしょう。

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実のところいつも気になっている共産党のポスター「自由と平和。」の「自由」に関しては、どうも今回の対応を見てみると違和感を禁じ得ないものがあります。

除名された松竹氏が出版した本は数日前に入手しましたので、早く読んでみたいと思っております。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月16日

達増知事の所信表明演述について(補足)

今日の岩手日報4面各会派のコメントが出ています。

ここ数年達増知事への評価傾向は顕著になってきていましたが、今回ほど対立候補を擁立している会派と親知事会派との差が表れた年はないと思います。

大絶賛 ✨:希望いわて、日本共産党
評 価 💡:社民党
中 立 ♨:いわて新政会
評価せず💢:自民党、公明党
激 辛 💥:いわて県民クラブ

といったところでしょうか。見事に県政会の評価が割れています。

毎年、同じコメントをするのも辛いのですが、知事の演述内容は心に響くものがありません。冒頭に本人の県政の現状分析と評価、課題認識、課題を乗り越えるための手立てを示さないのはまったくもって「手抜き」としか言いようがありません。

将棋の大山康晴15世名人は晩年解説者となって「ここで手抜きをすると・・」という表現をよくされてましたが、一手間違うと勝敗が決まってしまう厳しい勝負の世界で最善手を積み重ねていかないと勝利を得ることはできないからだと思います。

最善手どころかここ数年事業名の羅列を大半の構成に甘んじている演述に心は寄せられません。

選挙という目前の勝つか負けるかの瀬戸際に立って親知事の会派は評価することに熱心になることはわからないでもないですが、客観的に二元代表制の一翼を担う責任ある立場として他の議員には本音を聞きたい気もしないではないです。

民間会社で社長が毎年このような年頭挨拶を繰り返していたら社員はどう思うでしょう。県庁職員の本音も聞きたいところです。
posted by 飯沢ただし at 23:33| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月15日

2月定例議会が開会

本日令和5年度の予算を審議する2月定例議会が開会しました。現知事と議員にとって今任期の最後の予算議会となります。

思い起こしてみれば県知事選挙に関して達増知事に対抗馬を持って予算議会を迎えたのは初めてのことです。(平成23年は震災後、平成27年は不発、令和元年は7月の対抗馬の立候補表明)現職の達増知事も5選を目指して立候補するのは濃厚(岩手日報紙の報道による)となっていることから千葉じゅんこ氏を擁立した側からすれば、これまでの以上に厳しい対応が求められることになります。私個人についてはいつも通りの対応になる訳ですが💦

本日の本会議では2月議会恒例の知事演述がありました。
岩手日報社から「いわて県民クラブ」の演述に対するコメントを要請されました。私のありのままの素直な感想を述べております。明日の朝刊に掲載されると思いますのでご覧ください。

総務部長から議案の提案理由説明があり、そのうち議案第一号の補正予算議案は緊急性を要することから先議の手続きが取られ、付託された常任委員会での審査を経て本会議で全会一致で可決されました。

その内容は物価高騰対策に係る国の補正予算措置を受けたもので、総額336億円の公共事業予算がすべてです。

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土地改良事業については約90億円の予算が措置されたのですが、総務常任委員会では予算措置されることはありがたいことではあるが、本予算と補正予算のバランスが悪いと事業計画の立案に影響が出るのではないか、折しも私が地元で事業予算規模が不安定なことが理由で事業計画の見直しを迫られ、受益者をまとめる役員が苦労されていることを聞き及んでいることを例に挙げて本来あるべき姿について質したところ、

現状、15月のスパンで予算を見込んでおり、事業費総額については織り込み済みであるとの答弁でした。

それにしても物価高騰対策で組まれた補正予算措置でもあり、個所付け増よりもすでに予定されていた事業の増嵩したコストの吸収で終わってしまうのではという疑問は後に湧いてきたのでした。

12月の国会で決まったこの補正予算。他県では12月議会に議決をして個所付けは後にまわしてプールをしたケースが多いと聞きました。本県は個所付けをしたうえでの議決を目指したのでこの時期になったとのこと。どちらも一長一短で今の時点では何とも言えません。
posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月12日

千葉じゅんこさんを支援する会が発足

今秋に予定されるいる県知事選挙に立候補を表明している千葉じゅんこさんを支援する組織「新しい岩手をつくる会」が本日設立されました。

メンバーは本会の趣旨に賛同する国会議員・同OB・岩手県議会議員・同OB・岩手県議会議員選挙候補予定者(新人)で構成されます。所属政党にとらわれない超党派のメンバーが集いました。本日の参加人数は40人超。以前県議会で一緒だっだ先輩議員も大勢の参加を頂きました。

私は設立発起人の一人として参加。設立総会の議長を仰せつかりました。

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【写真提供:城内愛彦議員2枚とも】


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【写真提供:新しい岩手をつくる会 SNS班 T氏】


規約・役員・知事選の争点・共通公約・設立趣意書が慎重審議され、議決されました。

代表には千葉じゅんこ さん
会長には工藤勝子 さん
幹事長に臼澤 勉氏
事務局長にハクセル美穂子さんが選ばれました。実務担当にはじゅんこさんの同世代のフレッシュな人材が投入されました。

工藤勝子会長の気合の入ったご挨拶はすばらしかったです。

質疑・意見とも建設的な意見が多く出され、会員の知事選に対する意気込みを強く感じた総会になりました。

今後この会を軸にして、決定された明確な争点を持って活動が展開されていくことになります。

posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月10日

競馬組合へ要望

私が会長を仰せつかっている岩手競馬振興議員クラブでは例年競馬組合へ来年度予算編成を見据えて会として要望活動を行っていますが、本年も去る2月6日(月)に行いました。
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【2月7日(火)岩手日報紙 4面より】

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【2月8日(水)岩手日日紙 2面より】


岩手競馬の運営管理は議会側からは競馬議会が構成団体からなる一部事務組合内で設置されていますが、岩手県議会としても議員連盟という研究会の中で真剣に競馬組合の将来に対して意見提言を行っているところです。

競馬事業に関しては一般の行政事務とは別の専門的な知識を必要としており、議員も常に研鑽をしておく必要があります。特に平成19年時に構成団体から330億円もの融資を経て再生を許された組合ですから、議会の関与は必須事項と私は考えています。平成19年の議決を知る議員も少なくなってきており、その経過についても理解を深めることは不可決です。

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去る1月16日(月)に競馬関係者との意見交換会と現地調査を経て要望書をまとめたものです。現場の声が少しでも反映されるよう競馬組合には努力をして欲しいを思います。


この要望活動の後に「遠野馬の里」の件で関係者から相談があり、この件も当議連で情報共有して善処できるよう努力したいと考えております。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月09日

ILCの意義と地域へのインパクト

昨日に引き続き「ILC」の日。

今日は一関市商工会議所大東運営協議会が主催する吉岡先生の講演会でした。大東地域運営協議会には大東ILC委員会(会長 小原玉義氏)が設置されて今までも積極的に活動されています。

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吉岡先生は毎度キレのある内容で本日聴講された会員は満足したことと思います。まず最初に吉岡先生から昨日発足した期成同盟会について大きな評価を頂きました。昨年の5月から(一社)国際経済政策調査会(PSG)の代表理事を務められておりますので期成同盟会の設立にも貴重なアドバイスを頂いていると思います。

本日の学びで一番インパクトがあったのは、国際(大型研究)機関立地の意義に関して

まずはFACT(事実)として日本は経済的にも、学術人材的にも世界のトップランクから滑り落ちている状況を踏まえること。

✨平和と国際化のシンボル
✨民主国家のシンボル・ステータス
✨ホストすることのメリットがある
・文化的波及効果
・技術的波及効果
・インバウンド効果
・高次波及効果、雇用誘発効果

これらは幾度となく学習してきましたが、

日本が給料を払わなくても高給の研究者がこの地にくる効果は大
このことは案外知られなかったことではないでしょうか。日本には海外から優秀な人材を民間企業も研究者も招致が難しくなってきた(客観的に分析しても国力が弱くなっている)状況から抜け出すには国際研究所は最大の効果を生み出すことである。

また、第二部ではグリーンILCについて〜ILCと岩手の豊かな農林水産業との協働・共栄〜

について。特に2050年までのカーボンニュートラルについて具体的な数値を押さえながら実行を具体的に起こしていくことを強調されていました。ILCと農林水産業の連携を深めることを起点としてタウンプランニングをしていくことはすでに吉岡先生の指導により実践段階にはいっているものもあります。

次世代への良きバトンタッチとして自ら行動される吉岡先生の教えを私たちは一つでも実践に移すことが求められます。
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2023年02月08日

ILC実現建設地域期成同盟会が結成!

本日、標題の期成同盟会が発足しました。

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これまでILCを推進する組織は東北に複数設立されてきました。その中でも東北ILC推進センターは産学官連携の上に立った推進組織として代表的なものです。

【東北ILC推進センター】
ILC実現を目指す東北の産学官が連携した東北ILC推進協議会に設置された東北ILC準備室が「東北マスタープラン」を策定するなど、ILCについての国民の機運醸成活動、受入準備活動等を展開してきました。ILCを巡る国際的動向が大きく変化したことから、建設候補地である東北としては、令和2年8月2日に発足したIDTをはじめとした研究者コミュニティに協力し、地域が主体となってILCの受入環境整備等の具体的な検討を進めようと、東北ILC準備室の後継となり、ILC建設候補地周辺自治体や国内の関係機関等が協働した新しい組織の設立について関係者が協議を進め、東北ILC事業推進センターを設立したものです。


東北ILC推進センターは研究及び提言活動に重きを置いていることから、政府等へダイレクトに実現要望するという組織が必要ではないかという関係自治体の熱意が結集し、「ILC実現建設地域期成同盟会」が結成されたという経過です。

一昨年の12月に一関市において開催された「ILC誘致推進大会」が期成同盟会発足の導火線になっています。

実はそれ以来、佐藤善仁一関市長は精力的にこの期成同盟会の設立に自ら動いてきました。私も何度となく市長から相談を受けてきました。ここに本日実現したことはとても意義のあることです。

何より設立会の大きな目玉は国会議連の会長である塩谷会長に何としても参加を頂きたいというのが目的でしたので、それを実現したことも第一弾として成果が上がったと思います。

構成の市・町は
仙台市、気仙沼市、登米市、栗原市、大崎市、盛岡市、大船渡市、花巻市、北上市、遠野市、一関市、陸前高田市、奥州市、西和賀町、金ケ崎町、平泉町、住田町

代表は 一関市市長、奥州市長、気仙沼市長が選出されました。

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本日のクライマックスは代表自治体等、参加者による決意表明。塩谷会長に大いにアピールなったことと思います。なかなかいい企画でした。
米谷春夫大船渡商工会議所会頭が新笹ノ田トンネルに言及されて思わず私が大きく反応してしまいました(苦笑)。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☀| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする