今年の11月は例年になく天気に恵まれ、私の嫌いな11月特有のしけ寒さが日に日に強まる天候ではなくて小春日和の日が多かった特異な現象でした。明日から12月議会の一般質問が始まります。いわて県民クラブからは滝沢選挙区のハクセル美穂子議員が登壇です。来週の5日(月)の日程となっています。ぜひ注目して下さい。
さて、父親の本棚から平成5年の県職員録を発見👀時は工藤巌知事時代です。

当時の財政課に後の県政屋台骨を支える人材が集結✨。副知事になられた方も複数おられます。(東磐井地区出身者が3名もいるのに私的には注目!)
増田県政時に財政課を中心にした県庁組織が解体、予算調製課と名称も変更され機能も変えました。施策と予算の実効性を重視し、その責任を部局に強く求めました。どちらがいいかと問われればどちらも一長一短があるとしか言えません。たしかに東日本大震災に対応するには中央集権型の財政課に戻すのはやむを得ない処置だとは考えますが、しかしながらその後は工夫なく現在の状態になっているとも言えます。
そこで私が問題提起した副知事の天下り問題。前職が副知事という実績で天下り先にも身分相当の報酬を設定するのは県庁内ルールであって、民間ではありえない。それを黙認しているのは達増知事の問題意識の低さであると私は指摘しました。後々いろいろ考えてみても、こうしたやり方はまさにお手盛り。県民に問うてみれば理解を得られることは難しいでしょう。
写真の上方でぼやけている当時の上席の方々はこのような実体をどのように考えているのか、ぜひ聞きたいものです。
県職員にとって人気がなかった増田県政。しかしながらこうしたお手盛りがまかり通ることは絶対にさせなかったと私は思います。
このことが物語っているのは、いかに達増知事が重要な人事案件に無頓着であるかということです。