2022年10月19日

決算総括質疑 独り感想戦

IMG_7590x.jpg


IMG_1144x.jpg

IMG_1204x.jpg


いわて県民クラブを代表しての決算総括質疑が終わりました。

結局時間が足らずで予定していた3つ目の県庁建て替えの質問には届きませんでしたが、2つの大きな項目を質疑するなかで私の問題意識は聞き手の方々には理解してもらえたかなとは思います。

説明を加えてわかり易い言葉で再現すると以下のようになります。

ILC実現のための知事の行動(活動)について

達増知事の活動量が低すぎる。なぜもっと本県の思いを政府をはじめ多方面にアピールしないのか?県の最高責任者ならやってもっと然るべきだろう?(県の責任者としての意識が低すぎ)河北新報社が行った県内首長へのアンケートでも50%以上の首長が知事の行動に不満を示しているぞ!自己満足では駄目でしょう!。

そこで達増知事の答弁。ILC実現は絶対に必要とは断言。あくまで自分は他団体との調和の中で動いている。他からも岩手だけ抜け出して行動せよとのリクエストはない。岸田総理や秋葉復興大臣など政府の要人が来県した時はILCについて要請している。私の行動によって文科省への来年度予算要求は倍増になった(委員会席から肯定できない意味の声があがる)。

達増知事はこんな自己満足な行動でILCを実現しようとしていることが明白となりました。大きく道を踏み違えていると思います。誰からも言われていないからやらないとは無責任の極みです。

私は最後にこう結びました。あなたが参院選の木戸口候補者の応援することに関して「タブーなし。なんでもやる。」と言い放った。この言葉はこういう時に使い実行すべきだろう!(それが知事の仕事の本文ではないのか!)

岩手県立大学理事長に係る諸問題と県庁内のマネージメントについて

現理事長が就任時から報酬は前理事長より37万を上乗せした99万円余に新たに設定。その額は鈴木厚人学長よりも一カ月の報酬額面が高い。明らかにバランスを欠いている。それも前職の任期途中にもかかわらず知事は新たに現理事長を任命しましたね。大きな増額は副知事という特別職の特権ですか?それが役所の通例ならば一般感覚からはかなりずれていますね。(せめて前職の残余任期中は報酬を据くのが普通の感覚)あらたに今年の4月からは民間会社の非常勤顧問にも就任しているが理事長職ってそんな片手間で余裕でやれる仕事?民間のフェアな競争に県が特定の会社にアドバンテージを与える印象を与えかねないですよ。知事は行政の仕事は中立公正と言っているが真逆のこと是認しているのでは?こうした勝手な振る舞いをする人を任命した責任は任命責任者の知事にある。


達増知事は思いっきり現理事長の仕事ぶりをべた褒め。担当部長である熊谷ふるさと振興部長も理事長の仕事ぶりを大きく評価。仕事ぶりに見合う報酬でございますという論陣で通しました。民間のフェアな競争を阻害するのではの問いには完全スルー。知事の手厚い擁護答弁に「会長」という思いもかけない単語が出てきました・・・

本日質問を聞いていた職員に感想を聞いたところ熊谷部長に同情を禁じ得ませんとの声が複数。実はここに大きな問題があるのです。

現理事長の実績アピール答弁は県庁外から差し込まれた?やけに詳細すぎやしないかとの議員からの感想もあり。


最期の決め台詞を言い損ねてしまいましたが、知事の活動不足、自分たちの城を守るために一般感覚からずれるはお構いなし。との言質はとれたかと思います。やはり時間が足りませんでした。

posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする