2022年10月05日

迫る北朝鮮の脅威

北朝鮮ミサイル、飛距離最長4600キロ 日本上空通過
政府、Jアラート発令


【日本経済新聞電子版 2022年10月4日 7:32 (2022年10月4日 10:40更新)】

政府は4日午前7時22分ごろ、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射されたと発表した。最高高度は1000キロで過去最長の4600キロ飛行したとみられる。東北地方上空を通過して排他的経済水域(EEZ)外の太平洋に落下した。北朝鮮のミサイルが日本上空を通過するのは2017年9月15日以来、5年ぶりとなる。

全国瞬時警報システム(Jアラート)は弾道ミサイルが日本上空を通過したとみられると公表した。

政府は午前8時45分から10分間程度、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開催した。岸田文雄首相、松野博一官房長官のほか浜田靖一防衛相、林芳正外相らがミサイルに関する情報の報告を受け、対応を協議した。

松野氏はNSC後の記者会見で、弾道ミサイル1発が青森県付近の上空を通過し、午前7時44分ごろに太平洋上の日本のEEZ外に落下したと述べた。飛距離は4600キロ、最高高度は1000キロと推定されると説明した。

「直ちに北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議し、最も強い表現で非難した」と明らかにした。

官房長官声明を発出し「国家安全保障戦略などの策定を通じていわゆる『反撃能力』を含めて検討する」と強調した。「国民は冷静に平常通りの生活を送ってほしい」と呼びかけた。

「中距離弾道ミサイル以上の射程を有するミサイル」との見方を示し、中距離弾道ミサイル「火星12」と同型の可能性があると指摘した。飛距離4600キロは過去最長と考えられると述べた。


目的は米グアムを想定する中距離ミサイルの精度をアピールと報道されているが、いつもなら北朝鮮は発射成功を喜び勇んで報じるのに今回は沈黙を守ったまま。不気味である。

いずれにしても日本列島上空を通過したという事実は我が国は安全上の脅威としてレベルを上げて対応すべきだ。『反撃能力』については確実に機能する対策をしっかり取らねばならない。それはあくまで国民の命と財産を守るためだ。

憲法9条が日本を守るという方々がこういう時には沈黙している。唯一私がネットで確認した共産党の志位委員長があらゆる外交的努力をとツイートしてるらしいが、本当にそう思っているならば自ら実践してみたらいかがかと思う。北朝鮮や中国と独自に日本共産党がアクセスする努力をした跡が確認できるならちょっとは評価してもいいが。


posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする