「軽油価格高騰及び新型コロナウイルス感染症拡大に係るトラック運送業界からの要望書」を提出しました。

【左から中平顧問、菊池副知事、橋県ト協会長、私、佐々木県ト協専務】

私も県ト協の顧問という立場で、同じく顧問の中平均議員も同席して対応しました。県側の対応者は菊池哲副知事と岩渕伸也商工労働観光部長。真摯に対応して頂きました。
県ト協は定期的にマスメディアと意見交換会を企画していることもあり、多くのテレビ局の取材があり、ありがたい限りです。
トラック業者が主に使用する軽油については、この1年で1リットル当たり30円以上上昇(対前年比54憶4百万円の増、1社あたりでは年間720万円の増)しており、中小業者が9割以上を占めるトラック運送業会においては、荷主等への転嫁が難しく、自助努力の限界を超え、まさに存続の危機に直面しております。
として
1.燃料費負担の軽減に関する補助制度の創設
2.新型コロナウイルス感染症の影響により存亡の危機にある中小のトラック運送事業者への経営安定化のための助成
を要望しました。
国の原油価格高騰に対する緊急対策について「新型コロナウイルス感染症対策対応地方創生臨時交付金(内閣府)」から運輸事業者等に対する燃料費高騰分等の助成が可能という見解が示されており、県の対応が期待されるところです。
五日市王議長との意見交換の中で橋会長からこの際スポット的な助成も必要だが、労働環境の整備にかかる構造改善事業も考慮に入れてほしいとの意見が出されました。トラック業界は2024年問題と言われる労働時間の総量規制が始まることも踏まえて、頂いた意見は早速何らかの形になるように今後工夫していきたいと思います。