
本日、公益社団法人岩手県トラック協会が主催する新春政経セミナーに参加してきました。
今回の題材は「自動点呼機器(AIロボット等)の普及に向けた日貨協連の取組みについて」
日貨協連の常務理事である永嶋 功氏から政府における題材に関しての取組状況について、株式会社ナブアシストの日下拓哉氏からAIロボットを実際に活用している状況について説明がありました。
深夜、早朝に対面点呼を行う管理者の確保は弊社でも重荷となっており、興味深く拝聴しました。
このAIロボット導入については、政府が進めている働き方改革とDXの促進どちらにも目的が合致しており現実味を帯びているようです。あとは法的な整備とユーザーがコストに見合うかという課題だけでしょう。
一定程度の効果は期待できそうですが、会社を支えるのは社員であり、点呼の際、乗務員と管理者との会話によって愛社精神や仕事に対する姿勢が植えつけられるという目に見えないものはまったく機械的に抹殺されてしまうので、仮に完全導入が可能となっても弊社では一部しか導入しないと思います。
それにしてもAI技術を駆使した商品化はここまで進んでいて、一気に社会に組み込まれていくことを実感した日でありました。