先日、行われたILC推進大会においてILC推進センター長である鈴木厚人先生から現時点での検討状況が報告されました。私が興味を引いたところだけここに記しておきます。(詳細は後日県のILC推進局から取り寄せます)
1⃣ ILC衝突点キャンパス(衝突点付近に建設される)総敷地面積 78,500m3
2⃣ ILC動力源’(電気・水)取入れ経路等
@電力 地域電力は水沢変電所(154kV)⇒受電:154kVから66kV降電プラス供給電力の30%を液化天然ガスを用いたコージェネでまかなう
A水 必要量は5000t〜7000t ILCトンネル内からの湧水
3⃣ ILC加速器の製造・組立・性能検査・保管を担う地域拠点の検討
陸上、海上からの複合的な輸送が検討される
陸送輸送に関しては、
@海外からの物品の国内輸送(港湾⇒試験設備⇒保険倉庫)2,588台
A搬入(保管倉庫⇒搬入坑内口までの輸送)3,886台
B据付(国内品、海外品)搬入坑口⇒トンネル内設置場所 127,380の物品
4⃣ 環境調査 猛禽類等の調査
などが具体的に検討されている模様です。