県議会12月定例議会は明日から一般質問が始まります。
達増知事に政治的に距離を置く自民党と我々「いわて県民クラブ」からの登壇者は合計4名。「いわて県民クラブ」からは政調会長である佐々木努議員が登壇します。
先の衆議院選挙の結果を経て初めての一般質問となります。4名とも知事の政治姿勢や衆議院選挙の結果の受け止めを質問項目に提出しており、どのような議論が展開されるのかが注目されます。(もちろん興味を持たない会派もありますが)
しかしながら、今までの事例を見ると定例記者会見では持論を展開して意気軒高の知事が、本会議場では一転して軽く受け流す時間切れ作戦を取る傾向があり、どれだけ追及できるかは議員の手腕の見せ所です。
特に3区の結果の受け止めについては意味不明の発言をしているので、ぜひ本会議場で真意を質すことを期待します。
以前にこんなことがありました。2年前の改選直後の代表質問のことです。
大量得票でご満悦の知事が、記者会見で自らをニュータイプの知事と称し、得票結果から議員は知事に真っ向から反対するのはおかしいとまで豪語しました。その会見の結果をもとに私が二元代表制の意義から発言の真意を問いただすと「そんなことは言っていない」と申されたことがあります。
私は呆れかえってしまいましたが、こうしたその場しのぎをすることに矜持を持たない方ですので、こういう場面になったらぜひ議事進行をかけていったん答弁を整理させることを質問者にはお勧めします。
コロナ感染の拡大はここ1カ月落ち着いていますが、本日感染力が高いオミクロン株が日本でも確認されて安閑とは出来ない状況にあります。感染予防対策やいざ感染拡大となった場合の病床確保など医療対応についてしっかりと議論することは言うまでもありません。