2021年10月10日

政治パフォーマンスに本会議を使うな!

去る7日(木)の本会議一般質問において、3人目の質問者である千田美津子議員の本県の周産期医療の充実に関しての再質問に達増知事は以下の答弁をしました。


「この周産期医療に関しては保健福祉部以外との調整にまで踏む混んでおりませんでしたので、今、この場で、この男女共同参画、若者支援、そして産業経済、農林水産業もそうですし、建設関係もそうですし、あと教育の現場、警察もよろしくお願いします。出産、子育てに関して県全体で総力を挙げて子どもを産み育てられる、安心できる、岩手にすることを決定させていだたきます。」

文章に起こすとインパクトが薄くなりますが、この答弁は県の重要施策である周産医療に関して、ほとんど思いつきで発言していることがよくわかります。県警の本部長までお願いすることで(本会議でお願いすること自体前代未聞)思いつきということが明らかというか、有体に言えばバレバレです。そして、この場で決定とはどういうことなんでしょう。本会議の質疑応答で知事が決定できる簡単な問題なんでしょうか。政策体系というのは慎重に庁内でも議論するのは当然であり、特に周産期医療に関しては私もハイボリュームセンターの設立を提案していますが、当局にしてみれば簡単な問題ではないのです。


こういうことを平気でやるから知事の発言に信ぴょう性や信頼性がなくなるのです。


この場面は唐突に訪れて、知事は固定マイクの柄を握りしめて、各部局長の方をそれぞれ向いて大きい手ぶりで答弁していました。そうした異常な雰囲気から本会議場は嵐の到来に急にざわつき、知事に指名された幹部も狐につままれた顔をしていました。ついでに医療局長が呼名されなかったのも思いつきで発言した証拠になりますね。


時間が経過してから、なぜあのようなことに至ったかについて考えると、あくまで私の推察ですが、知事が発掘した衆議院一区の候補者をめぐって某政党と意見の食い違いが生じている状況であること。しかし、県内では他の選挙区2区、特に3区では某政党の支援が必要なことを推量すれば答えは容易に導かれます。


要するに政治的問題を本会議に持ち込んだということなんです。知事与党の方々は知事の意欲だと片付けるでしょうがね。


このブログを読んでいただいている県職員の皆さん、メディアの皆さん、発言に至る背景までぜひご洞察下さい。
posted by 飯沢ただし at 17:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする