2021年10月31日

来た、見た、勝った!

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藤原たかしさん、4期目の当選おめでとうございます。

小選挙区を突破すれば霞ヶ関の見る目も違う。藤原代議士はさらに自信を持ってこれから活躍してくれるでしょう。

このブログを読んでくださり、ご理解とご支援を頂いたすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月30日

未来をつくることは信頼をつなげること

本日で衆院選2021の選挙運動は終わります。

始まりはまだまだと思っても終盤戦になるともう終わりというのが選挙戦です。

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昨日は平泉町から旧東磐井地区を藤原たかし選車が入る行程でしたので、私もほぼ同行しました。

この4年間、藤原代議士と接する機会は多くありましたが、今回の選挙戦を通じて、内閣府や復興局の政務官の経験は彼を一回り大きくした感じがします。言葉にも自信が感じられます。

私から成長という表現は適切かどうか分かりませんが、確実に階段を上っていると感じます。それに藤原氏は自民党でありがちな虚像で有権者を惑わしたり、他党との比較で自分を浮き上がらせる手法をまったく取らないのも好感が持てます。

まっすぐで誠実です。

こういう人材は継続して国会に送り込まなければなりません。

それにまだ38歳。未来に責任を持つ世代でもあります。なんとか小選挙区で勝ち上がらせて岩手県南から地殻変動を全国に伝えたい。

そういう思いで私も最後まで支援します。
posted by 飯沢ただし at 18:23| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月24日

ふつうの日記 1000回到達記念

先日、私も読売新聞の政治部の北村記者から取材を受けました。北村記者の記事が出ましたので紹介します。

小沢氏 初日に「王国」入り…岩手3区、存在感低下 自民は手応え
【読売新聞電子版 2021/10/24 05:00 】

 不在が日常だった「王国」の主を一目見ようと、普段は人通りが少ない商店街に約500人の人だかりができた。気温は10度近くまで下がり、コートを着込んだ年配者が大半を占めた。

 衆院選が公示された19日。岩手県奥州市水沢で、岩手3区の立憲民主党公認、小沢一郎(79)が地元での異例の第一声に臨んだ。

 「本当に長い間、皆さんのお世話になってここまで頑張ってきたが、今回は大変厳しい選挙だ」

 50年来の支持者という連合後援会幹事長の 数江与志元かずえよしもと (72)は、「初日の地元入りは初出馬の時以来だろう」と驚く。楽観できない情勢に、小沢が「今回は初日に入らなきゃならん」と自ら決めたという。

 小沢は1969年の衆院選以降、17回連続で当選を重ね、議員歴は半世紀を超える。「小沢王国」と称される盤石な地盤を誇り、公示日から応援のために全国を飛び回るのが通例だった。

 しかし、王国を支えてきた7市町にくまなく広がる100超の後援会組織は、小沢とともに高齢化が進み、運動量は年々低下している。県議会(定数48)の過半数を小沢系が占めた時代もあったが、今は直系と呼べるのは10人に満たない。かつては小沢支持でまとまっていた建設業者の一部も自民支持に戻った。


 小沢は政局の表舞台で注目を浴び続けてきた。47歳で自民党幹事長に就任。離党後は新たな党を作っては解党を繰り返し、「壊し屋」と異名を取った。だが、民主党政権で対立した立民代表・枝野幸男(57)の下で一兵卒に甘んじる今、存在感の低下は否めない。

 9月下旬には、立民選挙対策委員長の平野博文(72)から、野党共闘に向けた他党との交渉役を担うよう打診されたが、小沢の復権を警戒する枝野が難色を示し、流れた。「小沢は東京で何しているんだ。テレビでも見ないし」。支援者は歯がゆくてならない。

 岩手1区の立民公認、階猛(55)への「刺客」騒動も、威光の陰りを印象付けた。県連代表でもある小沢は、腹心で県知事の達増拓也(57)の力添えを得て、1区への新人女性の擁立を枝野に迫った。だが、枝野は小沢の直談判にも譲らず、階を公認した。

 階は小沢側近だったものの、小沢が民主党を離党する際にたもとを分かった。その遺恨が「階降ろし」の遠因とされる。小沢は「不服だが、党が割れている印象を与えてはいけない」と語り、新人女性を比例選に回すことで矛を収めた。「昔の小沢なら党を割っていた。力を失った証左だ」。民主党時代の小沢を知る元衆院議員は冷ややかな目を向ける。

 それでも、小沢の底力はあなどれない。地元では「選挙では『小沢』しか書いたことがない」という熱烈な支持者は少なくない。小沢が地元入りするとなれば、「どこに行けばいい」「何時からだ」と後援会には問い合わせが相次ぐ。

 投開票日までに再び地元入りする予定だ。「とにかく元気な姿を見せるのが一番だ。『もう年寄りだべな』という声も、ちゃんと本人が来ればなくなる」。数江は、お国入りの効果に期待する。

 自民の藤原崇(38)は2012年衆院選以降、小沢の厚い壁に挑み続けている。過去3回は比例復活で食らいついた。

 「この9年間、地域の皆様の話を聞き、しっかりと国につなげてきた自負がある。国会議員は地域の困りごとを一つ一つ解決していくことが重要だ」

 藤原は19日、奥州市水沢の街頭に立ち、道路整備の進展など与党候補としての強みをアピールした。「大きな旗」を掲げ続けてきた小沢と対照的に、地域のニーズを意識した具体的な訴えに軸足を置く。

 小沢にない若さと身近さを売りに、1日に40〜50か所を回る活動をこなしてきた。動画投稿サイト「ユーチューブ」やSNSを活用し、若手経営者らとのパイプ作りにも励む。藤原は、公の場での小沢批判は控えているが、周囲に「小沢さんへの飽きはあるかもしれない」と手応えを漏らす。

(敬称略、北村友啓)


 ◇ 岩手3区 ◇(花巻市、奥州市、一関市など)
藤原崇 38 自前《3》
小沢一郎 79 立前《17》
(届け出順。年齢は投票日現在。《 》内の数字は当選回数)


確かに私も藤原崇氏から小沢一郎氏の批判は聞いたことがありません。私が達増知事の批判をバンバンするのと対照的。

記事に出ている「大きな旗」も保守勢力に結集するならともかく、共産党まで手を組むとなったら話は別です。

信頼の上に政治は成り立つ。それを証明する今回の選挙にしたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 22:05| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月23日

世代交代なんだよ

後楽園時代から場内アナウンス・山中美和子さん、きょうヤクルト戦で3000試合超キャリアに幕
【10月23日(土)11時0分 スポーツ報知 電子版】

 巨人軍の主催試合で、選手の名前などをコールする「場内アナウンス」を担当している山中美和子さん(64)が、きょうのヤクルト戦を最後に、その職を離れる。後楽園球場時代の1977年から“ウグイス嬢”を務め、1軍の公式戦からオープン戦、そして、以前は2軍も担当するなど、ここまで3000試合以上もマイクの前に座ってきた。

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 山中さんが巨人軍の球団職員になったのは、1977年のこと。長嶋監督の第1期政権時代で、前年の初優勝に続き、V2を狙う−という年だった。それまで山中さんは神奈川県高等学校野球連盟(高野連)の職員として、春、秋の県大会、夏の神奈川大会でアナウンス係を務めていた。そんな山中に、巨人軍への転職を勧めたのが、当時の神奈川県高野連・清水仲治理事長だった。

  一念発起。77年の夏、巨人軍球団職員募集の試験にチャレンジした。ところが、書類選考の段階で落ちてしまう。山中の自宅は後楽園球場の最寄り駅からは遠方にあった。現在のようにJR(当時は国鉄)の電車本数が多くはない。「ナイターが終わってから帰宅できない」というのが理由だった。

 「『ああ、ダメだったのか』と思っていたら、球団から連絡があったんです。『入社試験を続けませんか』と。それで、試験を続けると、ある日、原稿を読まされましてね。『5番、レフト・末次、背番号〇〇』というように『〇〇』という穴を埋めるような原稿でした。アナウンスの力と知識をいっぺんに試しているようなものでした」

 実はこの時、巨人は“即戦力”のアナウンス係を探さねばならない事態に見舞われていた。

 1953年からアナウンスを務めていた務台鶴さんが病気療養に入っていたのだ。古い巨人戦の映像でおなじみの「4番、ファースト、王」の声の主。王の調子の良し悪しが、打席の構えで分かる−というほどの大ベテランだ。もう1人、アナウンス係がいたが、こちらも結婚退職が決まっていた。高校野球の場内アナウンス経験がある山中は、チームにとっての救世主だったのだ。

 こうして、山中さんは試用ながら球団職員となった。8月末には、さっそく多摩川で2軍戦の放送を担当。秋を迎えた頃、体調を崩した務台が多摩川にひょっこり姿を見せた。

 「ちょうど雨の日でした。務台さんは傘も差さずに、2軍戦を土手の上から見ていてくださったんです。試合後、お話しする機会があり、私は『次打者の名前をコールするタイミングはどの辺りが良いのでしょうか?』と聞いたんです。先頭打者なら、投球練習の球が捕手から内野回しのために返球された時なんですが、先頭以外は、どうしてもタイミングがつかめなかったんです」

 すると、務台はこう答えた。

 「あなたがお客さんだったら、ジャイアンツファンだとしたら、どのタイミングで聞きたいの? それを考えなさい」

 選手の名前のコールを聞いて、ワーッと盛り上がりたいのがファンだ。「ジャイアンツファンだったとしたら、それが分かるはず」と務台は言った。

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【テレビアニメ巨人の星にも出ていた務台鶴さん】


 「それを聞いて『ハッ』としました。私がアマチュア時代、務台さんのアナウンスで『すてきだな』と思ったのは、倉田(誠)投手を呼ぶ時だったんです。倉田さんがリリーフで活躍している時期があり、務台さんが『ピッチャー、堀内に代わりまして…』と、ここでひと呼吸おいて、『倉田』とアナウンスすると、後楽園全体が沸いたんです。それが『いいな、すてきだな』って。だから、務台さんのアドバイスは効きました。それからは、ファンの気持ちを一番に考えて、コールするようになりましたね」

 務台さんは翌78年5月にこの世を去る。山中さんは今も命日には都内にある恩人の墓参を欠かさない。


私は務台さんの長嶋選手引退試合のアナウンスが印象的で今でも記憶に残っています。

務台さんの持っていた雰囲気が山中さんにも引き継がれていた感がありましたが、このような秘話があったのですね。心に響く話です。

時間の流れは止められません。大事なものは受け継ぎ、新しいものは果敢に取り入れる。会社経営にも学ぶことの多い事実ですね。

そのうえで、今日の締めの言葉は、「政権交代より世代交代」!
posted by 飯沢ただし at 23:34| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月19日

衆議院選挙が公示

本日衆議院選挙が公示となりました。

私は「藤原たかし」候補者の出陣式に出席しました。

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4年前の出陣式と明らかに違うのは事務所の中がピンした緊張感を感じられたこと。藤原候補者の表情もいつになく張り詰めたいい感じでした。

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【大原健氏からのご提供画像】


ご配慮を頂き、応援の弁を述べさせて頂きました。

「この小選挙区を勝ち抜くことは岩手の政治を変えることにつながる!皆さんの力で勝ち抜こう!」

早速、晩方に大東地区の選対会議を開いて体制を整えました。勝利に結びつくことをとことんやりぬく覚悟です。

自宅に戻り地元テレビ局5局の第一声の画像を全選挙区を観ました。

私が衆議院選挙に興味を持ったのは昭和47年の12月選挙からですから、もう半世紀になります。その頃の記憶から衆議院選挙は選挙の第一級と思っておりましたが、もはやそうではなくなったようです。誰とは申しませんが、虚言と泣きで、初日から勝たせて下さいとは・・・呆れるしかありません。
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2021年10月17日

今月の金言

3年ほど前、両肩の50肩治療のために知人の紹介で一関市内のある整骨院に通いました。

右肩の状態が特に悪く、捻挫を起こしていると診断されたこともあり、完治まで約一年を要しました。辛抱強く治療に当たってくれた先生にはとても感謝をしています。外科治療一本に頼っていたら、二年前の選挙には間に合わなかったかもしれません。

施術は硬直した筋肉や関節を伸ばして元に戻すということを念入りに行うものでしたが、最初は激痛で身が悶え、先生の手を抑えたこともありました。そういう例は私だけはなくて、3mほど先生が蹴飛ばされたこともあるという話も聞きました。

施術が終わった後に先生と会話をするのですが、今でも印象に残っているのは

「飯澤さん、私だって撫でてよくなればそういう治療をします。だけど治すために必要だからやるしかない。」
という言葉です。

ところが、通院を続けると治療が苦しくても徐々に効果が出てよくなるので、痛さは治るに直結してきます。そうなると痛くないと効いてないような気がしてくる。不思議なものです。

さて、この話、先の県財政と事業の選択の集中の話に例えると

先の知事答弁は危機感もなく、ただ撫でているようなものです。過去のいい体験だけをベースにして考えている。

このままでは県政は健全な方向に向いていかない。

日曜日の朝に、先生のことをふと思い出して、こういう結論に至りました。
posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月16日

Well Done ! Mihoko !

10月14日から令和2年度の決算を審議する決算特別委員会が開会しました。

本県議会では全議員(但し議長は除く)が出席して審議する形態を採用していて、全国でも例が少ないやり方です。メリットとしては議員全員で問題を共有できること、先輩議員の要領を間近に見て勉強できることが挙げられます、デメリットとしては日数を多く確保しなかればならないことでしょうか。それでもメリットの方がはるかにデメリットを越えていると私は思います。こうした方式を定着させた先輩方の慧眼に敬服致します。

初日は会派を代表しての「代表質疑」が行われ、知事以下の主要部長が出席し答弁をします。

いわて県民クラブからは滝沢選挙区選出のハクセル美穂子議員が質疑をしました。

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私の一般質問の流れをついで、事業の選択と集中について深く切り込んだほか、彼女のライフワークである児童・生徒への医療費助成、知事と首長とのこ意見交換会を積極的に行うべしとの提言を交えた質問を展開しました。

いわて県民クラブは問題意識を持ち、常にどうあるべきかを追究する会派と自負をしております。その点において質問のための質問や翌日の新聞に自分の名前を残すためだけの質問をする議員は一人もおりません。

今回の質問を通じても知事と市町村長との意見交換は時間も機会も十分どころか、まったくそういう機会を作ろうとする意思も垣間見えず、達増知事の考え方はまったく理解に苦しみます。

一年前の総括質疑でも私も知事に改めるよう質しましたが、一向に改善する気はないようです。

美穂子さんは前回の総括質疑の時より増して、切り込み方、畳み方に目を見張るものがありました。私は会派代表として誇りに思います。
posted by 飯沢ただし at 13:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月15日

衆議院が解散

衆議院が解散しました。直ちに選挙が行われます。

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4年前も衆議院解散の記事を書きましたが、映像はNHKを写メで撮ったもので、どうやら「衆議院解散」のロゴは4年前と同じものを使いまわしたようです。

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そんなことはともかく、大島理森議長にとって最後の仕事になりました。大島議長にはILC実現のため衆議院議長公邸にも複数回にわたってお邪魔をさせて頂きました。永年のご活躍に心から敬意を表させて頂きます。


私は前回の衆議院選挙区の改編時から、積極的に国政選挙に関わっています。それは兎にも角にも私のライフワークであるILCの実現に向けて頼れる人を推す必要があることが大きな要因です。

ということで今回も藤原たかしさんを一生懸命応援します。

自民党に対しては100%良しとはしません。しかしながら、かつて存在した民主党政権の力不足を嫌というほど痛感したことが教訓となっています。政権をかつて握った民主党の流れを汲む立憲民主党の幹部は当時の主要メンバーのままです。思い出すと具合が悪くなる東日本大震災時の対応の酷さや本国にとって重要な外交問題や安全保障問題において左に傾きすぎの野党には任せるわけにはいきません。ましてや共産党が入った野党共闘など論外です。

選挙期間中も街頭などで候補者と共に活動する予定ですので、その節はご声援のほどよろしくお願い致します。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月10日

政治パフォーマンスに本会議を使うな!

去る7日(木)の本会議一般質問において、3人目の質問者である千田美津子議員の本県の周産期医療の充実に関しての再質問に達増知事は以下の答弁をしました。


「この周産期医療に関しては保健福祉部以外との調整にまで踏む混んでおりませんでしたので、今、この場で、この男女共同参画、若者支援、そして産業経済、農林水産業もそうですし、建設関係もそうですし、あと教育の現場、警察もよろしくお願いします。出産、子育てに関して県全体で総力を挙げて子どもを産み育てられる、安心できる、岩手にすることを決定させていだたきます。」

文章に起こすとインパクトが薄くなりますが、この答弁は県の重要施策である周産医療に関して、ほとんど思いつきで発言していることがよくわかります。県警の本部長までお願いすることで(本会議でお願いすること自体前代未聞)思いつきということが明らかというか、有体に言えばバレバレです。そして、この場で決定とはどういうことなんでしょう。本会議の質疑応答で知事が決定できる簡単な問題なんでしょうか。政策体系というのは慎重に庁内でも議論するのは当然であり、特に周産期医療に関しては私もハイボリュームセンターの設立を提案していますが、当局にしてみれば簡単な問題ではないのです。


こういうことを平気でやるから知事の発言に信ぴょう性や信頼性がなくなるのです。


この場面は唐突に訪れて、知事は固定マイクの柄を握りしめて、各部局長の方をそれぞれ向いて大きい手ぶりで答弁していました。そうした異常な雰囲気から本会議場は嵐の到来に急にざわつき、知事に指名された幹部も狐につままれた顔をしていました。ついでに医療局長が呼名されなかったのも思いつきで発言した証拠になりますね。


時間が経過してから、なぜあのようなことに至ったかについて考えると、あくまで私の推察ですが、知事が発掘した衆議院一区の候補者をめぐって某政党と意見の食い違いが生じている状況であること。しかし、県内では他の選挙区2区、特に3区では某政党の支援が必要なことを推量すれば答えは容易に導かれます。


要するに政治的問題を本会議に持ち込んだということなんです。知事与党の方々は知事の意欲だと片付けるでしょうがね。


このブログを読んでいただいている県職員の皆さん、メディアの皆さん、発言に至る背景までぜひご洞察下さい。
posted by 飯沢ただし at 17:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月08日

一般質問を終えて

昨日、私の一般質問が終わりました。

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基本的に私と達増知事の考え方のベースが違うのは重々承知で、リアルな現実と将来にどう向き合うのかという質問だったですが、答弁は予想をはるかに超えるものになりました。

今回のやり取りで達増知事は、人口減少を主たる要因とした財政悪化に対する危機感はないと結論付けていいでしょう。

知事の強弁にかつて何度か歴史があなたを評価すると言ったことがありましたが、今はそんな悠長な評価をする余裕もありません。そぐそこに県民の将来がかかっているからです。

ただ、今回の質問でいつもとは違うことに気づいたのは、県幹部のほとんどは問題意識を持っているということ、以前なら知事に忖度したような煮え切らない答弁は今回はなかったことでした。(一部除き)そういう意味では全体を支配していた答弁のトーン管理はなくなったと信じたいです。これはいいことだと思います。

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しかし、一日たって冷静になって振り返ってみて、気づいたことがあります。
14年も経って今頃分かったのかと指摘をされるかもしれませんが、

達増知事は一度コンクリートされたものを壊すことができないのではないか。

ということです。私は、時代の変化に対応していくことを強く求められている経済社会に生きているので、考え方を確定すること自体が前進をしないことになります。したがって会社のミーティングでは悪い情報から出せと社員に常に言っています。

さらに知事は否定をされるのを好まない。問題があることは積極的に聞き入れたくない。とも感じます。

答弁の中でも、成功体験を積み重ねた延長線を引いていけば間違いはないと強弁していましたし、私の放つ「中止」「リスク」という言葉に強く反応を示していました。

私はこのまま進めば県政は岐路どころか、危ない橋に近づいているような気がしてなりません。
posted by 飯沢ただし at 23:39| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月06日

明日一般質問に登壇します

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【上の写真は昨年の12月議会の一般質問の様子】


今任期3回目の一般質問。明日の午後1時に登壇します。もちろん一問一答方式を採用します。

1.ポストコロナの基本的対応について

2.緊急的な政策の意思決定について
(1)盛岡市に限定した営業時間短縮要請の判断基準の検証について
(2)盛岡市以外の他の自治体の反応の把握と今後の対応について
(3)情報施策のおける県の情報発信体制について
(4)いわて応援プロジェクト(第2弾)について

3. ポストコロナといわて県民計画について
(1)県民安心安全の取り組みについて
(2)自殺防止策の対応ついて
(3)産業振興と人材育成について
(4)県財政の課題と政策推進のあり方について

4.ILCの推進について

を項目にあげています。さて、これから本日もこれから自問自答の独り作戦会議を挙行。。。
posted by 飯沢ただし at 22:20| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月03日

選挙は2年ごとに訪れる

市長選は終わったが、市議選はまだ終わっていない。

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【夕暮れ迫る須川連峰】


今日は開票日。あと5時間もすれば結果が出るだろう。候補者はこうした待っている時間が長く感じ、期待より不安でいっぱいになる。やりきったから悔いはないなどという人もいるがそれは自己満足でしかない。結果が出ないと多くの人に迷惑がかかることになるのだ。

今回の選挙はコロナ禍中で行われたため、開票を見守る各陣営は簡素に会を行うところがほとんどのようだ。

自分の選挙でなくても選挙の時期になると、これまで祖父から3代にわたってお世話になった人の顔が浮かんでくる。すでに鬼籍に入られた方も多い。本当に有り難いことだとしみじみと思う。そんな方々のご恩に報いるためにも半端な仕事などはできないと気持ちが新たになる。


選挙に僥倖などはあり得ない。流した汗と、振り絞った知恵の結果だけが出る。
山の果てを望んでも援軍来たらず。自分でやるしかない。


田中角栄語録より

この言葉を再度噛みしめて自分も前に進んで行こうと思う。
posted by 飯沢ただし at 17:42| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする