本日、急遽県議会では県が「岩手緊急事態宣言」を発したのを受けて標題の会議が開かれました。
この間には知事から国に対して「まん延防止等重点措置」の適用を求めたこともあり、多くの議員がこの二つの件について質問を投げかけました。
ところが、配布された資料によれば本県は10万人あたりの直近1週間の新規感染者数は20.1人で全国47番目の低さ。
この状況でなぜ「まん防」を要請するのか、意思決定過程は?、同様に緊急事態宣言に至るまでの経緯は?
「まん防」適用後の具体的対策はいかに?
こうした質問に対して明確な答弁は見出せませんでした。
それもそのはず、「まん防」の要請表明に関しては県の本部員会議に諮る前に知事のツイッターで発信してしまい、県庁内では「そんなの聞いてねぇぞ!」の大合唱らしく、慌てて県議会の会議に間に合わせたという次第のようです。
いやはや、これでは職員はたまったものではありません。
先に示したように適用にならない可能性の方が高く、本当に実態に即した県の対応だったのか、組織体として最善の対応だったのか、検証する必要大いにありです。