オールスターゲームの前日には恒例のホームラン競争があり、大谷選手は二刀流な上になおかつ選出された。ひと昔ならあり得ないことである。結果は一回戦敗退であったが、十分に全米のファンを楽しませてくれたと思う。
【花東の後輩を現地で見守って応戦する雄星投手】
私は14歳で大リーグ(当時はメジャーリーグとは呼ばない)の魅力に取りつかれ、数えると大リーグファンとして45年にもなる。1980年代は大学生、社会人の勤め人時代はちょっと遠のいていた時代もあったが、野茂選手やイチロー選手の活躍でまた返り咲いたのであった。
70年代後半の大リーグ情勢ではホームランバッターは恵まれた体躯と技術を有する選手は限られていて、とてもとても日本人の及ぶレベルではなかった。あれから約半世紀が経過して大きく環境が変わったことを思い知らせれる。大谷選手が前半戦で30本もホームランを打ったことは実に感慨が深いものがある。
明日はいよいよ本番。残念ながら雄星投手は登板しないことが発表されたが、大谷選手は投手として先発登板と同時に特別ルールが設定されて(アメリカならでは)DHでも出場する予定らしい。ぜひ怪我のないように楽しんでほしいと思う。
岩手出身のお二人が世界を股にかけた大活躍で、花東の佐々木監督も鼻高々で講演料も高騰するかも?!