本日、岩手県ILC推進協議会が主催したILCWebセミナーに参加しました。
講師はお馴染みの道園先生、鈴木厚人先生、山下了先生の御三方。
道園先生からはKEK内に設置されているIDTの活動内容について報告がありました。道園先生自身が第二ワーキンググループのチーフを務めておられます。プレラボ(準備研究室)設立に向けての全体的な動きを把握することができました。
鈴木厚人先生からは新しく組織再編になった東北ILC事業推進センターについての活動について報告がありました。すでに地元組織として着々と活動が始まっているようです。今後は地域住民への安全周知について力を入れていくことを強調されていました。
山下先生からはILCの現在の動向と課題について総括的な説明がありました。山下先生からは何度も聞いていますが、その都度資料がリバイスされていて一つとして同じ内容のものはありません。ILCが産業に及ぼす波及効果についてわかり易く説明がありました。
山下先生がいつもILCの意義について結ぶ
人種・宗教・文化を跨いだ Science for Peace
の言葉が強く耳に残りました。科学が世界の平和のために貢献するという原点、この意味を深く多くの方々に浸透させていきたいものです。