昨日は総務常任委員会が開かれ、予算特別委員会に付託されない議案と請願の審査が行われました。
私から、
1⃣ リモートで行われたLCWS2021の結果と成果、本県取り組むべき課題について
2⃣ 来年から組織改編される復興防災部の課題について
🚩 復興関連の情報発信のあり方について
🚩 被災地復興のために当該部が行う産業振興策について
を質問と意見提言をしました。
ILCの実現は来年度予算要求が一つの大きな山場になることから、今回のLCWSの中身はとても重要な意味を持つことになります。当局からは本県の企業がILCに関する技術に対して十分に対応できることを紹介する場面もあり、さらに関係者に対して北上高地をアピールすることになったようです。
被災地の産業振興に関しては、これまでも提言を続けてきたのですが、商工労働観光部がヘッドクォーターの役目を果たせない状況であることを鑑み新設の復興防災部がしっかりと産業の振興に関して沿岸広域振興局や自治体と連携を密にする要役を果たすべきだと申し上げました。併せて組織だけでなくミッションを与えたキーパーソンを置くことも。
現在の復興局もその課題認識があることは確認できましたが、情報発信の予算にいまだに「塾」とか「フォーラム」を継続していくことには苦言を呈しました。
総務常任委員会では今年度をもって定年退職される部長が3名おり、委員会の最後に岩渕委員長の配慮により各々ことばを述べられました。
八重樫幸治 政策企画部長
佐々木淳 ふるさと振興部長
大槻英毅 復興局長
ご三名とも識見を持ち、私との課題認識も共通していました。また、私より年が一つだけ上ということもあり、議論を率直にぶつけ合った思い出がよみがえってきます。
八重樫部長はあいさつの途中で私が目の前にいて視界に入りすぎていたせいか、私を名指しで感謝のことばを頂きました。当の私が驚いてしまいましたが、これまで数々の私の毒気のある質問を建設的にしっかりと受け止めて頂いたこと、私の方こそ一緒に議論させていただきありがたく思っております。佐々木部長、大槻局長にもお世話になりました。ありがとうございます。来年度以降にこうしたやり取りが出来るかどうか‥‥
平常時であれば、最終本会議終了後に県政三者懇談会が開かれて杯をかたむけながら労をねぎらう機会があるのですが、コロナ感染症の影響で昨年に引き続き三者懇は今年も中止です。機会を見つけてゆっくりとお話しをしたいと思います。
長い間の県庁生活お疲れさまでございました。