本来であれば、特別委員会室で自由質疑で行われるのが通常ですが、コロナ対策のために空間がある本会議場を使用し、会議時間が長時間に及ばないように17時を目途に終了することを逆算して質疑を行うことを前回の会議から決定したとことでした。そうなると自ずから会派割で時間制限を厳格にして行うこととなるわけです。
いわて県民クラブからは会派の幹事長である八幡平選挙区選出の工藤勝博議員(4期目)が持ち時間7分で行いました。

工藤勝博議員からは@県民への広報対策、A経済対策(特に一次産業)についてを中心に質疑を行いました。
この会派割方式で行ったのは今回で2回目になります。
私は代表者会議でも指摘をしたところですが、会派割で行うと問題の掘り下げが浅くなる傾向があり議論が深まりません。なぜなら、質疑の時間消費を考慮しなければならず(これは議員の性(さが))持ち時間が多い会派ほど質疑の内容が広範かつ総花的になる傾向が認められるからです。
議会のコロナ感染対策は十分に行うことはその通りですが、議論の質を高めていくことこそ必要です。特別委員会室は前回の決算特別委員会でも使用して行ったところですからやれないはずもなく、次回からは改善を求めていきたいと考えています。