2020年11月08日

苦境時にこそ人柄が出る

バイデン氏に当確が出され、勝利宣言もされました。
共和党候補の敗北は日本の安全保障にとって心配ではありますが、夜が明ける度に趨勢はバイデン氏に傾いていきました。結果は冷静に受け止めるしかありません。

さて、問題はトランプ陣営が敗北宣言どころかいまだに根拠を示さず負けを認めないということです。この状況を受けてオバマ氏と最初の選挙で戦って敗れたマケイン氏の敗戦の弁が再注目されています。

和訳された一部を紹介します。

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オバマ氏と私は違う考えを持ち、議論を交わしてきました。そして、彼は勝利しました。私たちの意見の違いは、今後も残り続けることは間違いありません。私たちの国は困難を迎えています。私は今夜、この国が直面する多くの課題と向き合う私たちを、先頭にたって率いるオバマ氏を助けるため、全力を尽くすことを誓います。

私を支えてくれたすべてのアメリカ国民に、お願いしたいことがあります。オバマ氏を祝福するだけでなく、この国の繁栄のために次の大統領に善意を送り、共に集い、必要な妥協点を探し、異なる意見を持ちながらも譲り合い、協力する努力をしてください。この危険な世界で国の安全を守り、より強く、より良い国を私たちの子どもや孫たちに受け継ぐために。

どんな違いがあろうとも、私たちは皆アメリカ人です。そして、私にとっては、この共通点ほど重要なことはありません。お願いですから、そのことを信じてください。

皆さんが今夜、落胆したのは当然のことです。しかし、明日にはそれを乗り越えて、国を再び動かすために協力しなければなりません。私たちは戦いました。私たちは、一生懸命に力を尽くして戦ったのです。

そして、私たちの力は及びませんでしたが、失敗したのは私です。あなたではありません。



スピーチの中ではアメリカ合衆国で初めてのアフリカンーアメリカンの大統領が選ばれたことにも触れて、アメリカの熟成した社会を評価しています。

こうした高潔な人物に私はとても心を惹かれます。大統領職を失えば大きな財産を失うと予想されているトランプ氏に期待するのは難しいでしょうが、勝ち目のない法廷闘争に時間をかければかけるほどアメリカの信頼度は落ちていくことになります。
posted by 飯沢ただし at 23:36| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする