2020年10月25日

危機管理意識を持て

企業局と商工労働観光部でキオクシア岩手について質問しました。

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【10月20日 岩手日報朝刊】


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【10月22日 岩手日日朝刊】


キオクシアホールディングス岩手は旧名東芝メモリーで、当時東芝の粉飾決算の負の影響が大きく虎の子の儲け頭会社を分離独立させたものです。
東芝メモリー時代から本県では誘致に積極的に関わっており、それが功を奏し北上市内に新規立地。分社後の昨年の4月から本格稼働に入っています。

半導体産業は本県では雇用面でも大量雇用を期待され、産業振興のリーディングプレーヤーとしてキオクシア社には造成費用から工業用水まで手厚い県の投資がされています。私もNAND型フラッシュメモリーの技術に関して最先端とされている同社には関心と期待を寄せておりました。

ところが、9月に新規公開株式(IPO)を延長したというニュースあたりから、同社に関して不安な情報が飛び交うようになり、県の情報管理や危機管理を把握するために質問に至りました。

いうまでもなく半導体産業は生き馬の目を抜く激しいコスト競争の中にあり、多額の新規設備投資を伴う巨大装置産業です。5Gにより需要は拡大することが予想はされますがあくまで需要と供給の量によって価格は決まりますから他社の動向によって大きく左右される状況にあるのです。サムソン電子についで同社は世界業界2位の地位にありますが、韓国SKが米国企業を買収するなどの動きや米中貿易摩擦の影響で将来的には中国が自国で生産をするまで技術力が高まる可能性も否定できずまったく安閑としているような状況ではありません。

ましてIPOで多額の資金を市場から調達することが頓挫してしまうと今後の同社の先行きはますます不透明となるとの株式コラムニストの見解もあります。なおかつ想定価格より低く株価を設定しても市場の反応がよろしくないという情報もあるのです。

県が大丈夫、大丈夫と言えば言うほど疑い深くなるのが私の性分。

今の達増県政は悪い情報より良い情報を扱う方が優先度が高く、いつも怪しく感じています。危機管理が疎かになれば正確な情報が入らなくなるのです。企業は呼吸をする生き物ということを忘れてはいけません。

これからも県の危機管理について同社の動向も踏まえて経過管理をしていきます。
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2020年10月24日

決算特別委員会が閉会

昨日、決算特別委員会に付託された案件は全会一致で認定されました。

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【一人のみ起立賛成!!で全会一致? 起立しているのは誰?】


附帯意見のとりまとめで世話人会の話し合いが3時間強も要したのには、要改善!です。途中経過で知り得た他会派の意見、すなわち、そもそも付帯意見など要らぬとか、答弁で一生懸命やると言っているから厳しい文言は要らぬとか、私には理解に苦しみます。

いわて県民クラブがこだわって主張したのは「政策等の評価に当たっては、それらの成果をより適切に評価・分析し、政策の実効性を高めるよう改善に努められたい。」の部分。最終的には我々の主張も取り入れた附帯意見で合意をえました。

政策の実効性に関して一つ例を挙げれば若者文化祭がネクストジェネレーションプロジェクトにタイトルは変更するもやっている中身はほぼ変わらずといった効果をはかれないイベントを年々継続している事業があるのです。

来年度予算編成にあってはすでに部局ごとにマイナスシーリングをかけざるをえない財政当局の悩みがあり、議会が厳しく指摘を受けた事業はただちに撤退の準備をしなさいというサインでもあると思っています。決算審議を踏まえて予算を組むという当局には一定の責務がありますから、こうした漫然とした事業には私たちは厳しく注視をしてまいります。

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最終日の県土整備部の審査では宮古室蘭フェリーの再開に向けての取組と新笹の田トンネル建設の事業化について質問と意見提言を行いました。一朝一夕に行かぬのは重々承知でこちらも住民の願いをぶつけていますが、なかなか当局が決断に至らぬのには予算以外の別の理由があるのかもしれません。

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2020年10月21日

瓢箪から駒で議事運営も円滑に

決算特別委員会が絶賛開催中です。残すは明日の農林水産部と明後日の県土整備部を残すのみとなりました。

岩手県議会では決算審議と予算審議を議長を除く全員で審議する伝統を持っており、50人規模の議会では全部局をほぼ全員で審議する議会はあまり例がないと思います。他の都道府県は理事制や常任委員会付託にし、総括質疑のみ全員で行う例が多数のようです。議員がほぼ全員で審議するメリットは県政課題を議会全体で共通の認識ができること、会議時間に制限かかかるために質問は簡潔が求められ、冗漫な質問を全員で防げることでしょうか。(実際は100%防げないのが実態ですが・・・)一方、デメリットは全部局の審査をするために審議時間を要すことになり、すべての日程を消化するには約2週間が必要になります。

私は20年間本県方式を経験してメリットの方がより多くあると感じています。特に一年生議員には先輩議員の議論のたたみ方は参考になるでしょう。事実私もこの委員会を通じて勉強させてもらいました。

今回の決算議会よりコロナ感染症対策として、約90分ごとに換気をするために休憩を入れる、長時間にならないように予め質問予定者の数から一人当たりの質問時間を決めるということを初めて行いました。結果は案ずるより産むが易しで、質問者もより的確に質問するような工夫が見られますし、県執行部の説明も従前は代表的な事業と決算額を読み上げていましたが、今回は必要最小限の説明に留めており、約半分の時間で済むようになっています。

そして何より正副委員長がどちらも40代前半でテキパキと議事運営をしているのも大いに時間短縮に寄与しています。

やはり先例に囚われずにいろいろと工夫することがいいという結論に今回は達したようです。

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私はほぼ毎日質問していますが、詳細はまとめて後日報告することといたします。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月18日

最高の二塁手が逝去(涙)

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70年代のメジャーリーグで「ビッグレッドマシーン」とも「リレントレス(容赦ない)レッズ」と称されたシンチナチレッズの二塁手、ジョー・モーガン氏が亡くなった。最近はESPNで解説者として元気な姿を時折見せていたが、実は5年前から病気との闘いだったようだ。

私が大リーグに初めて触れたのは中学3年生の時にアメリカオハイオ州ミドルタウンの使節団が来町して、我が家にもハイアム一家が宿泊されてレッズの1976年版のスコアブックをもらった時だった。今でも大事に持ってている。以来大リーグに興味を持ち、今に至っている。

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レッズといえば生え抜きの上の写真にもあるようにピートローズやジョニーベンチが主力として最初に紹介されるが、レッズがマシーンとして完成形に達したのは72年のオフにモーガンをアストロズからトレードで獲得してからだ。

モーガンは走攻守に優れた選手だけでなく、チームの勝利のために率先して行動を起こした素晴らしい選手だった。ピンチの時は誰より先にマウンドに駆け寄り仲間を励まし、常に監督と積極的にコミニケーションを図りチームの向上を考えていた。個人成績だけでなくこうした貢献がワールドシリーズ連覇を果たした75年76年にナショナルリーグのMVPに連続で選ばれている要因と推察する。

決して体躯に恵まれてはいないものの打撃も走塁も迫力とスピードにあふれていて、そうした印象も相手に圧力を与えていたと思う。

ジョーモーガンは私の中では唯一無二の二塁手であり、今でもモーガンを超える選手は現れていない。

時が経つということはこんなお別れがこれからも起こるのだろうが、ビッグレッドマシンの最高のピースが最初に欠けてしまいとても悲しい。時間を見つけて映像でモーガン氏の雄姿を懐かしみたいと思う。

いつの日かかシンシナチを訪ねて最近建立された彼のスタチューに触れていろいろな思いを馳せたい。
posted by 飯沢ただし at 14:23| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月17日

再掲:保利先生の発言

以下の記事は2013年9月4日の私のブログ記事です。
10月16日(金)のILC推進局の審査の際にこの保利先生のお話をさせてもらいました。KEKが文科省のロードマップから取り下げたからもう道は外れたとか、そんな手続き論を超越した政治家の崇高な発言です。我が国が科学立国としてILCをどう扱うか、どう動くかここに原点があると思います。

ここに記されている信用できるマスコミの方という人も残念ながら鬼籍に入られてしまいました。その方はILCの推進にメディアの立場から本当に応援をして頂きました。多くの前に進もうとしている方々の思いを込めて、また自分自身も原点に戻るためにこの記事を再掲します。

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8月23日の候補地発表後に研究者代表と国会のILC議連のメンバーとで質疑が交わされましたが、
元 文部科学大臣で佐賀県選出の保利耕輔先生の発言を紹介します。

信用できるマスコミの方にお願いして入手した内容(抜粋)です。

ぜひともぜひとも一読下さい。

今日、ILCのサイトの選定について決定的なお話をいただいた。これは随分ご苦労があったと思いますので高く評価したい。
ILCを日本に導入するためにわれわれは努力しないといけない。
それは学術会議でも日本に導入するという方向で物事を少し考えてほしい。世界のためでもあるし、
今後の世界中の科学技術の進展に貢献する意味が非常に大きい。


ぜひ日本に導入するということを主眼にしてほしい。何か問題があるからやめるという方向は議連としても許せないだろうと思う。せっかくここまできた。
お金は確かにかかるが工夫をすれば出てくると思う。その点はわれわれも努力していきたい。

北上山地にサイトを決めたということなので、そちらの協力態勢をどうつくるかだ。北上山地に決まったが用地買収でとまどってどうにもならないなどの事態がおこらないようにしないといけない。むしろ学者の皆さんというよりもわれわれ応援団がしっかり考えておかなければならない。地元の協力態勢をしっかり構築していくことを東北地方が一体となって頑張ってほしいし、われわれも応援をしっかりやる。

ILCは国際的な会議を経て日本誘致決まるので国際的な動きが今後どうなるのかについては情報が必要だ。日本がどういう役割を果たしていくのか、国際的にどう話していくのかをしっかり整理していってほしい。

それは外務省の仕事だ。まだやるかやらないかわからないので動けませんではなく、やはりあれだけの大きなプロジェクトなのでこれを今から勉強しておいてください。これからの協力態勢、日本にILCという大プロジェクトもってくることに議連としても集中してやりたい。学者の人たちが決めたことを了とし、高く評価したい。



保利先生のこの発言が会の締めの発言となったそうです。

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どうですか。皆さん。こういう政治家が日本の未来を創っていくのだと思いませんか。
参考までに保利先生は佐賀県選出の代議士です。
学者の結論をリスペクトし、大義を踏まえた建設的かつ説得力ある意見です。

私は心から感銘を受けました。
posted by 飯沢ただし at 23:55| 岩手 ☁| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月16日

決算総括質疑が終わる

県議会は令和元年決算審議に入りました。

初日の14日は知事も出席して会派毎の代表質疑が行われました。今回は私が「いわて県民クラブ」を代表して質問に臨みました。

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【質問席にはマスクを外して質問できるようにアクリル板の仕切りが入りました。これが案外狭くて窮屈でした😞そして頭が白い😵】


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今回の質問は、コロナ感染症により世界的な社会情勢の急激な変化に、現在の政策体系でいいのか、現状の事業執行体制で十分といいのか、改善点はないのか、この危機を乗り越えるというより熟した対応を中期的に求める内容でした。

将棋でいうところのイヤミをつける手の連発で、このちらのペースに持っていこうとはしましたが、予想通りの肝心なところはまともに答えずに実績風なことを述べて答弁と成す方式でした。当初から議論がかみ合うことは期待はできませんでしたが、予定調和の双方の原稿の読み合いよりはずっとましだと思っています。

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【これは間違いなく今回のベストショットです😃😃😃】


市町村要望の席に達増知事が同席せず、現場主義を放棄していることを問題視して時間を割きましたが、現在のやり方をまったく変える気はないとの一辺倒で、これでは「市町村と連携して国を動かす」といった知事の選挙公約はどういった手法で達成できるのか私には想像つきません。

「GOTO トラベルは失敗だった」発言にも触れました。しかし、あれだけメディアが全国的に大々的に報道したにもかかわらず「失敗とは言っていない」との論を張り、最後に「失敗ではないから議員の皆さんも多くの人に伝えてほしい」とはどういう反応をしたらいいか戸惑いました。


15分という時間ではなかなか厳しいものがあり、詰め切れませんでしたが、聴衆者には知事の県政に対する姿勢の本質の一端は見せられたのではないかと思います。

12月議会では一般質問の順番が巡ってきます。次回はさらに提案を重視した質問で迫る予定でおります。乞うご期待。
posted by 飯沢ただし at 23:25| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月11日

達増知事は県民の分断へ一直線

そして第2弾はコレ ↓↓↓

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【岩手日報 10月9日 朝刊記事】


自民党の武田哲議員はかなり丁寧な姿勢で知事に対して「(Go to トラベルに関連した)県の中小企業支援について知事が考えている問題点を(政府)自民党に話してほしい」と注文をつけました。

「自民が(私を)推すのであれば相談に乗ると(昨年の知事選の前から)言っている」と答弁したものです。


武田議員の質問後にいろいろ私も含めて本会議場でやりとりがあったのですが、それは別の機会に説明することとして。

達増知事の答弁は自分の政治姿勢と会わない人(やグループ)とは政策協議をしないと宣言したに等しいことです。知事はこの発言の前に選挙で・・と前置きをしていましたから、この方には戦い終わればノーサイドという精神はないようです。この答弁は自民党に差し向けられた問題ですから一義的に自民党で問題にして対処すべきと私は考えますが、その反論の内容次第ではこちらも手を打たなくてはなりません。一方、達増知事は県勢発展のため県行政と議会と協力してという言葉もよく発しています。一体全体どういうことなんでしょうか?このダブルスタンダードぶりには多くの人があきらめと失望、時には怒りを感じていると思います。

SDGsを基に幸福を守り育てる岩手をスローガンにした県民計画が昨年から始動していますが、政党や議員にも分断を促すような言葉を発する県のトップリーダーでは計画などうまく行けるはずもありません。こうした子供じみた発言に対して私は情けなくてたまりません。
posted by 飯沢ただし at 00:03| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月10日

合理的な理由になっていない

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【盛岡タイムス10月8日の記事】


今定例会の一般質問における知事答弁では、またまた理解に苦しむ答弁が噴出しました。これらの知事答弁には日ごろ県政推進に努力されておられる県幹部の方々にはさぞ頭を悩ませているに違いないと心からご同情申し上げます。

まずは我が会派「いわて県民クラブ」のハクセル美穂子議員の質問に対する答弁

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美穂子さんは県が毎年行っている市町村要望に知事は同席すべきではないかと質しました。

知事の答弁は、広域振興局長が知事の名代としてかなり機能していると強調し、今の方がより執行部として正式に市町村の状況を捉え、県としての責任ある意思決定に役立てられる、市町村長との意見交換会は毎年度開催しているから事足りると答弁しました。

私も本会議や委員会で何度も同様の件を取り上げてきましたが、ほぼ同様の答弁内容です。過去の私の答弁の中でこのように言ったことがあります。「本庁で用意された答弁をもっていって、どうも紋切り型のに断るものが多いなと感じていたところ、移動の車で同行する当時の振興局のトップの人たちは、いや、そうですよね、もう少し言い方がありますよねとみたいなことを言ってくれて・・・知事査定があるので早い段階で知事が紋切り型に断るような要望の聞き方はまずいだろう」


なぜ同席しないかについてはここに知事の考え方が集約されていると思います。

 【知事の問題意識】 ➡ 【誰もが普通に思いつく解決法】    
 
1)紋切り型に断るのが多い➡紋切り型にならないように、何年もやっていれば工夫が生まれるはずだが、工夫する気もないのが問題で工夫の努力をすべき
2)知事査定が終わってからではないと正式なコメントは控えるべき➡首長が望んでいるのは正式な回答ではなく、県の関心度と実現に向けた手ごたえと糸口を知ることにあるので、そんな余計な心配は無用
3)同席しない方がより正式に市町村の状況を捉えられる➡合理的な理由になってなく、知事が同席したほうが振興局長が市町村の問題点の事前把握にも力がはいるというもの。(人の使い方をわかってんのかな??)
4)意見交換会は毎年行っている➡大人数の円卓会議方式で長くても2時間でどれだけ課題を深掘りできるのか。形式的な会議は逆に再考した方がいい

美穂子さんの問題意識については受け止めればいいものを、同席しない意義を長々と述べる、どれもこれも合理性に欠ける内容を。ひょっとして単に人にいちいち会うのが嫌なのか、県としての敷居を上げて自らの存在を上がらしめるための奇策なのか。こうした状況は決して首長さん方が知事室に「やぁ!」と気軽に入る気にはなれませんね。

私も14日の決算総括でこの件を質問する予定にしております。
posted by 飯沢ただし at 22:17| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月06日

及川幸子元県議会議員がご逝去

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【在りし日の及川幸子県議、平泉世界遺産登録祝賀パーティーにて 2012年2月】



本日議会に当庁したら、同僚の佐々木努議員から元県議会議員の及川幸子さんが昨日ご逝去されたとの悲報を知らせれました。享年75歳。
あの元気印の幸子さんが、どうしてこんなにも早くという思いです。本当に残念でなりません。

幸子さんと私はは平成11年の県議会議員選挙に初当選した同期の桜で、平成11年から27年まで16年間会派こそ違えど共に活動しました。平成11年に16人が初当選を果たしましたが現職で議会に籍を置いているのは私を含めて3人だけになりました。16人のうち鬼籍に入られた方は3人を数えることとなり寂しい時の流れを感じます。

幸子さんはいつも元気溌剌としたエネルギーを感じる明るい人でした。質問や意見も率直、素直でした。自ら主婦感覚しかないからといつも謙遜していましたが質問原稿は手書きでいつも推敲の跡がくっきり残っていたのを記憶しています。

超党派の議員の勉強会の一つである「男女共同参画社会を目指す議員連盟」では長い間会長職を務められ、毎年欠かすことなく行った視察研修には私もほぼ休むことなく参加して勉強させてもらいました。

宴席で披露した幸子さんの歌は玄人はだしで、門倉美希の「ノラ」や加藤登紀子の「百万本のバラ」、越路吹雪の「ろくでなし」は絶品でした。


幸子さんとの思い出は数々ありますが、なんといっても平成19年2月議会最終日の岩手競馬存廃をかけた議決の一日は忘れられません。主要の交渉会派でも賛否が分かれ、私が当時所属していた「政和・社民クラブ」だけが一枚岩の状態で、幸子さんはじめ存続派のメンバーが入り乱れて私たちの部屋に出たり入ったりを繰り返し、共に策を練ったのでした。

特に幸子議員のテンションは朝からハイ状態で、Gサスケ議員が当時の朝になって突然議員辞職をするということになり、サスケ議員が辞職願を携えて議会事務局室の部屋に入るかどうかのタイミングで2階から「サスケ!逃げるのか〜〜!!!」と幸子議員が絶叫したシーンは今でも脳裏に焼き付いています。この場面はテレビメディアもキャッチしていて放映されたこともあり「逃げるのか〜〜」は長い間私の頭にこだましたものでした。それだけ地元水沢の思いを強く持って幸子さんはその日に臨んでいたのです。結果一票差をもって可決した時にはともに涙して手を握り合ったのでした。この瞬間は私は一生忘れないと思います。


思い出は尽きませんが、今は安らかにご永眠されますことをお祈り申し上げます。議会中で葬儀には参列できませんが、明朝弔問して一緒に活動したもらったことに心からの感謝を捧げ、手を合わせたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 22:51| 岩手 ☀| Comment(2) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月05日

金山棚田実りの秋

先週の3日(土)に一関市舞川の金山棚田の稲刈りに参加してきました。

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今年から金山(かなやま)棚田の作付をしている「いちのせきシェア農園」のメンバーを中心に多くのボランティアが作業に汗を流しました。

私は同棚田の田植えにも参加したことから、喜んで参加させてもらいました。この間田んぼ回り草刈りを3回以上行うなど環境整備を行うなど、舞川地区の方々の地道なバックアップあってこそ稲刈りに至ったわけで、地元の方々には本当に頭が下がります。

舞川地区の若い世代や遠方からの家族連れのボランティアも一緒になって作業に勤しむ姿を見るととても気分が晴れやかになりました。「いちのせきシェア農園」の代表である桜井陽 氏はこれからもこの金山棚田を起点にしていろいろなことに挑戦していくようです。こうした次の時代を背負う人たちが地域の資源に目を向けて積極果敢に行動する姿勢には眩いばかりの希望の光が見えるようで、まことに頼もしく感じます。私もできるかぎり応戦していきたいと思います。

来年以降は約50枚の田んぼをオーナー制にしていきたいとのお話もあり、いろいろと活動を発展させる計画もあるようで楽しみです。

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棚田は景観として郷愁を誘い、見る人に感動を与えます。しかし、いったん田んぼに入って作業すると現代の機械化された作業とは能率面では桁違いのものがあり、これを昨年まで頑張って維持してきた金山孝喜さんの努力はいかほどだったかということは肌で感じ取れます。非効率とは別次元の価値をどのようにうまく伝えて次世代に残していくか、このような仕事こそいろいろ仕掛けが必要としていて、行政や民間と知恵を出し合って進めることに大きな意義を見出せると感じます。
posted by 飯沢ただし at 16:21| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする