土曜の夜は「男はつらいよ」の4K版が放映されていて、今日も鑑賞しました。なんと国勢調査の依頼が「とらや」さんにも来ていました。

寅さんこと寅次郎が同居人になるのかどうかでもめていて、結局はどうなったかは不明になっていました😞
今日の映画は「男はつらいよ」の第26作目で副題が「寅次郎 かもめ歌」となっています。封切りが1980年(昭和55年)の12月27日。私がちょうど大学1年生で東京生活にようやく慣れ始めた頃です。その時代の風景や装束をみるとまだまだ70年代の香りが残っています。

マドンナ役の伊藤蘭さんが北海道から上京して働きながら定時制高校に通うことになるのですが、働き先が「セブンイレブン」。まだセブンイレブンが全国展開1000店舗位の頃で黎明期の様子をうかがい知ることができます。緑のユニフォームは覚えてますが、このオレンジのものは記憶にはありません。映画ではコンビニではなくスーパーと言っていました。あれから40年コンビニ産業はサービス力を強化して急成長。いまや都会よりも地方でなくてはならない存在になっています。このような現象は当時は想像もできた人がいたでしょうか。
産業の栄枯盛衰は時代の鏡。コロナ禍でまた大きく世の中が変わろうとしている今、我が国の存立、特に経済の糧を何に求めていくのかその指針は明確に示していく責任が我々の世代にあると思います。しっかりしなければなりません。