GoTo、「失敗」と岩手知事
2020/8/21 12:45 (2020/8/21 12:46 更新) 共同通信
岩手県の達増拓也知事は21日の定例記者会見で、22日で開始から1カ月となる政府の観光支援事業「GoToトラベル」を「失敗と言っていい」と批判した。
達増氏は「新型コロナウイルス感染症が収束しないと、期待された効果は出てこない」とした上で「7月中に始めたのは早過ぎた」と述べた。
おっとまた行政の長の職責はそっちのけ?
批判するなら結果だけ見てなんとも言えます。なぜそう言えるかは先の連絡本部員会議で同僚の佐々木努議員の質問で担当課はこのように答弁していますのでご参照下さい。
大項目:Go to Travel について
質問)Go to Travel 開始後の県内の宿泊施設への状況はいかがだったか
答弁)ーーー概ね良好であったと聴取している
質問)Go to Travel 事業に関して県の基本的姿勢はどうか、積極的に推進する方向なのか
答弁)ーーー需要の喚起策としては有効と考えている。方面は東北+新潟を基本に安全を確認したうえで段階的に拡大するのが望ましい
質問)県民への周知は不十分ではないか、方策を示せ
答弁)ーーー東北観光推進機構と連携を取るなどして進めたい
失敗と思っていたのなら県内のGotoに対応して行っている観光施策も気づいた時点で停止をかけますよね。それが言行一致というやつです。しかし、県はそういう動きはしていない。自分の家だけいいところは食っておいて、あの食べ物はまずかったですな〜と部落中に触れまわすようなものです。こういう御仁は世間では「あいつは信用ならない奴だ。」という評価がされるのではないでしょうか。
よくぞ国に言ってくれたという評価もあるようですが、知事の仕事は県民の生活を守ること。国の政策に呼応して観光施策を推進している関係者にはどのように説明するのでしょうか。対外的発言な政府批判より足元の仕事をしないと行政の長の責任は放り投げたに等しいのではと思います。