
本日17時に記者会見があると情報が流れたときに私は何かあるのではといつもと違うものを感じていました。
結果はご本人から総理職を辞任する意向であることが表明されました。
前回の辞任は病気のことは発表されませんでしたが、今回は病気が原因での辞任と明確に示しました。長い政権でしたから毀誉褒貶があるのは当たり前。人の上に立つ緊張感は相当のものがあったと思います。今はただお疲れさまでしたと申し上げたいです。政治は結果責任ですから結果が出なければ悪かったということになります。評価は歴史が証明することですから詳細な言及はあえてしませんが、安倍総理が外交の安定、安全保障に寄与されたことは大きく評価に値すると思います。ただ今後の教訓とすべきは権力の座が長期に及ぶとそれに群がる者が必ず現れるということ。そうした事象が表面化する前に周囲にはしっかりと諫言する人材を身近におくということでしょう。安倍総理にはまずはお体を労って今後も我が国発展のために力を尽くして頂きたいと思います。
話題はかわって、本日は達増知事の定例記者会見の日でした。
会見の終盤にさしかかり、ある記者から前回のGOTOトラベルが失敗だったと発言したことに関して質問がありました。そうしたら質問の途中で遮るように「私はそんなことを言っていませんよ。」まるで昨晩の巨人の松原外野手がライトゴロに備えて守備をしていたような反応でした。加えて「多くのメディアは失敗とは報道していない。」と独自の見解を述べられました。実際は共同通信社が発信したことで多くの地方紙、ネット、テレビでも失敗と報道されました。
菅官房長官への質問に達増知事のGOTO失敗発言を引用されてまでいるのですから、今さら言ってませんでは世の中通用しません。マージャンでリーチ宣言をしておきながら途中で聴牌していないことに気づき、リーチなんかかけてないからと平気の平左で居直るのと同じです。こういう方は次回からはメンバーから間違いなく外されます。
自分の不都合になると曲解でごまかすやり方はご本人の信用を失うだけで何のメリットもありません。ひいては本県の行政の信用問題にまで発展するものです。どうやらニュータイプ知事とやらの本領はこういうところで発揮されるようです。
この件に関しては県のトップリーダーの姿を県民に知らしめる目的で3回書くことになりましたが、事態はますます悪化し、いい加減うんざりしています。