2020年04月24日

大丈夫ですか?

今日は30日の本会議に上程される補正予算の説明会が開催されました。

補正額は510億円余。

「新型コロナウィルス感染症対策緊急経済対策」を踏まえたPCR検査体制の充実や医療機関の機器整備など感染拡大の防止や飲食店等への家賃補助助成金の上乗せなど経済・雇用対策に緊急に対応が必要となる予算を計上 したとあります。

詳細の説明はここでは省略しますが、前回このブログで評価した「発熱外来」への設置に関しての予算計上は

[新]・地域外来・検査センター整備事業費 6000万円

ん!9つの二次医療圏ごとに発熱外来を設置すると一か所あたり666万円。内訳を聞きましたら外来を設置するハードにかかるものがほとんど。ソフトに係る費用については、主に検査に係る医師の人件費は診療報酬から支払うのだそう。

民間医師も協力して実質検査体制に加わるのはいいのだが、昨日の知事の記者会見によるとPCR検査の検体は最大80まで増加させたという説明ですが果たして、9つの二次医療圏で一斉に検査に回すと80で間に合うのかどうか。それとも民間の検査機関へ回すのかどうか。PCR検査に回す権限は地元医師会の担当医師にあるとの答弁でしたが、検査体制の系統的な流れに合点に至りませんでした。本日は説明会ですので議論は30日の常任委員会審査になりますので、この点は明確にしておかねばなりません。


経済対策に関しても休業要請に応じた事業者には家賃の半額で上限30万円。協力金は10万円。なかなかこれならと満足する数字には至ってないと思います。隣県の秋田県が30万円となっていますが、この差は何なのか。

要は財源確保に行きつくのですが、他県が先手先手と攻めの救済策を打っているのは何かしらの裏付けがあると推察します。本県はどうか。ここが大きな課題と思料します。
posted by 飯沢ただし at 21:53| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする